日記
底部制振の歪率測定:原音へのスピーカー技術
2018年09月15日
振動する弱い個所はSPユニットのマウント部、磁石部、
それにボウル構造の底部、の3個所ですが、打診法にて
底部(背部)が弱いことが判り、制振塗布強化を実施。
#305/#305/#307 の順にきのう新材質をそれぞれに
80gと細目砂40gを混合してたっぷりと塗布して、
養生してきょう試聴と測定をしました。
聴いた感じでは #304 が好調で、うちのグランドピアノ
C-5 のような音の実現です。
歪率の測定結果は #304 がやや悪化の △ で、#307 ○
#305 が ○ でした。
ここで、フォトの #307 をまだ試聴していないことに気づいて
急遽、試聴して、その音が一番納得する良い音と確認。
底部塗布での変化は △○○ ですが、歪の絶対値では概略で
1.5%、1%、0.8% と差があり、#307 がスッキリと美しい。

あすはきょう塗布して養生中の#313 と #306 への底部塗布の
測定と試聴をおこないます。
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本研究は趣味+αですが、スピーカー装置の不要振動制振による
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製作は大歓迎で、個人目的では誰でもOKです。
→ http://www016.upp.so-net.ne.jp/atsunaga/
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atsunagaさん、こんばんは!
スピーカーを始めて作りまして現在は音の調整を行っています。
スピーカーの自作をしたことにより、エンクロージャーの響きについて真剣に考えなければならない状況になった為にatsunagaさんが長く取り組まれている制振手法に興味が湧いてきました。
10月のどこかでお伺いさせて頂こうかと考えています。
byCENYA at2018-09-16 18:59
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DENYAさん、レスをありがとうございます。
当方もエンクロージャーの響きが皆無になればS/Nの良い、
スッキリした音になるとのメルクマールで進行しておりますが、
スピーカーユニットフレームどころか、作用反作用による
マグネットの振動も大きな要因とわかり、最終コーナーを
進んでいるところです。
その明瞭なサウンドを一聴していただきたく、
是非、本厚木までお越しください。
byatsunaga at2018-09-18 23:08
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