O'Audi
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小学校の低学年で半田ごてを握り、小学校の中学年で憧れの放送委員に。その後、高校卒業までの9年間ずっと放送委員で、ケーブル製作や機材修理の日々。 本業はソフトウエアなんですが、半田ごてのキャリアのほう…

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C-800fのTHDを計ってみました。→最適なボリューム位置に関する一考

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2013年10月14日

C-800fのTHD(全高調波ひずみ率)を計ってみました。

このクラスのアンプのTHDを計っても、なーんも意味が無いことは百も承知しているのですが... でも、計ってみたくなる... 困ったもんです。(^^;)

ちなみに、本データはあくまでも弊宅の測定機材・測定環境での結果ですので、その点につきましてはどうぞご了承下さい。 m(_ _)m


...という訳で、早速測定です。

波形のソースは、OPPO BDP-95(改)。24bit 192000 のWAVファイル(周波数=1kHz・振幅=-6dBのサイン波)をUSBから再生しています。

サウンドボードは、EMU 0404 USB(改)。入力VRは最小(左回しいっぱい)。

使用したソフトは、WaveSpectra Ver. 1.40。(efuさn、ありがとうございます。m(_ _)m)

C-800fのバランス入力にBDP-95を、バランス出力に0404 USBを接続して、C-800fのひずみ率(THD)を測定します。


まずは、0404 USBにBDP-95を直接接続して、計測限界を確認。
→THD=0.00005%(-126dB)。

[以下、少々脱線]
BDP-95、「ファンクションジェネレータ」としてはなかなか優秀!!
DACも含めた差動回路(バランス回路)がうまく機能しているのか、偶数次の高調波ひずみが見事に抑えられています。(お~、教科書どおりだ!!)
ただ、音的には「奇数次の高調波ひずみだけ」というのは何とも... (^^;)
(パワーアンプを真空管にして、積極的に「コントロールされた偶数次の高調波ひずみ」を「隠し味程度」に加える、というのはあり?)
[以上、脱線終わり]


C-800fのアッテネータ(ボリューム)を3dB刻みで変化させて、その時のTHDを測定します。
以下、その代表的なものをいくつかUpします。

・C-800fのアッテネータ=-10dBの場合:
→THD=0.00218%。

・C-800fのアッテネータ=-20dBの場合:
→THD=0.00036%。

・C-800fのアッテネータ=-30dBの場合:
→THD=0.00051%。

・C-800fのアッテネータ=-40dBの場合:
→THD=0.00152%。

-30dBと-40dBに関しては、高周波ひずみ成分がバックグランドノイズに埋もれてしまっているので、0404 USBの入力VRを少し右に回して(約+20dB)、測定し直してみました。

・C-800fのアッテネータ=-30dB、0404 USBのVR=+20dBの場合:
→THD=0.00041%。

・C-800fのアッテネータ=-40dB、0404 USBのVR=+20dBの場合:
→THD=0.00077%。

-40dBに関しては、M-800f自身のバックグラウンドノイズに埋もれてしまっているので、測定系(0404 USB)のゲインをあげても見えてこないですね... (^^;)


こんな感じで測定したC-800fのアッテネータの値とTHDの関係をグラフにしてみました。

グラフを見る限り、アッテネータの値が-20dB以上になると、THDが大きくなる様です。
また、アッテネータの値が-30dB以下だと、ノイズ(バックグラウンドノイズ、ホワイトノイズ)の影響が大きくなってくる様です。


弊宅のシステムでは、普段聴きの音量でC-800fのアッテネータが-25dB前後になるように、パワーアンプ側のアッテネータを調整して(絞って)います。

あっ、M-800Aにはアッテネータが無い!!
自作か!?
まぁ、遠い先の話ですけどね... (^^;)

O'Audiでした。m(_ _)m
(お~、連投してしまった!!)

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レス一覧

  1. O'Audiさんはじめまして。

    こんな測定ができてしますんですねぇ。スゴイです。
    実は所有機Burmester 099でも-10dB弱から音質が落ちるので
    他社製品とはいえ特性図と一致しているところが興味深いです。
    普通は使いそうもない帯域ですがFirst wattの小出力ゆえたまたま見つけてしまいました。
    故障かな?とも思いましたが違うみたいですね。
    アンプ製作の定石のような感じでおいしい範囲は似てるのでしょうか。今後ともよろしくです。

    byMagicMusic at2013-10-14 23:10

  2. MagicMusicさん、今晩は!!
    レス、ありがとう御座います。m(_ _)m

    ハードウエアは素人ゆえ、あまり詳しいことは分からないのですが、一般的に、大振幅の波形を正確に駆動する為には、小振幅の信号を駆動するのに比べて、より早い立ち上がり(高スルーレート)が必要になるはずです。
    例えば、長いケーブルなど、容量性の負荷を高スルーレートで駆動するには、瞬間的に大電流を流す必要があり、それだけ強力な電源を持ったプリアンプが必要になるはずです。

    一方、プリアンプの出力(振幅)はそこそこに抑えて、足りない分はパワーアンプで増幅してやれば、少なくとも、プリアンプのスルーレートはあまり気にしなくても良くなりますが、S/Nの点では不利になります。(プリアンプの以降で拾ったノイズをパワーアンプで増幅することになります)

    さて、お使いのFirst watt(SIT2でしょうか...)は、フィードバックを極限まで減らした「生きのいい」アンプだと思います。
    ただ、大振幅(大音量)になると、「生きのよさ」故、出力波形を制御しきれなくなってひずみが増える(個性が強くなる)かもしれません。(出力が大きくなるにつれてひずみが大きくなり、10W(4Ω)で10%近くになります)

    これらの要因を考慮した場合、「-10dB弱から音質が落ちる」件は、Burmester 099ではなく、First wattが主因かもしれません... (スミマセン、完全な推測です)

    また、個人的な見解では御座いますが、「ひずみが小さい音」=「心地よい音」では「ない」、と考えております。
    そして、First watt SIT1/SIT2は「ひずみ」を楽しむアンプではないでしょうか?
    (「大音量で...」となるとちょっと好みが分かれるかもしれません... (^^;))

    こんな感じのO'Audiですが、今後とも宜しくお願い致します。m(_ _)m

    byO'Audi at2013-10-15 01:03

  3. O'Audiさん、お早うございます。

    なるほど、(環境にも寄りましょうが)C-800fは-25dB前後が美味しそうだと言うことですね。

    当方の環境では-25dBはちょっと爆音ですが、幸いパワーアンプにはアッテネーターが搭載されているので、是非試してみたいです。

    by矢切亭主人 at2013-10-15 05:51

  4. O'Audiさん、今晩は!!

    フムフムフム。わかりやすい解説ありがとうございます。
    ケーブル長にしてても環境によっては結構影響がありそうですね。

    SIT-2に関しては試聴室でもバリバリ音出してて
    ブルメスター099はあまり試聴してなかったので
    てっきりこの099が原因と思ってしまいましたが、
    限界ギリギリで頑張ってるSIT-2の方に歪みが発生
    との推測も十分考えられますね。

    歪みを楽しむなんてまるでギターアンプ。
    オーディオに歪みはタブーだと思ってましたが
    個人的にはとてもいい響きです!

    オーディオは組み合わせにしてもセッティングにしても
    この推測というか妄想がイイなと最近思います。

    byMagicMusic at2013-10-15 22:37

  5. 矢切亭主人さん、今晩は。

    ATM-300、綺麗なアンプですよね。
    そして、C-800fとD-08。新旧LUXMAN技術者の競演!!(協演?) (^^)
    ATM-300の音色を生かすために、プリアンプでの色づけは最小限に、といったところでしょうか。

    プリアンプとしては、ひずみが出ないぎりぎりまで大きくするのが(S/N的にも)「おいしい」のだと思われますが、そうすると「爆音」になってしまいます。(^^;)

    パワーアンプにアッテネータがあれば、それで調整できるのですが、そうなると、プリアンプのボリュームと同様に、パワーアンプの「アッテネータ」のクオリティが気になってきます。

    アッテネータにこだわったパワーアンプというのも面白そうですね。(^^)

    2003年10月号のMJに掲載されていたATM-300の回路図+THDグラフを見ながらのO'Audiでした。

    byO'Audi at2013-10-15 23:15

  6. MagicMusicさん、今晩は。

    スミマセン、099もSIT-2も実際に聞いたことがないので、まったくの推測(思い込み!?)です。(^^;)
    099の可能性も(もしかしたら、もっと別の要因の可能性)もありますので、ご参考程度に留めておいて頂けたらと思います。 m(_ _)m

    > 歪みを楽しむなんてまるでギターアンプ。
    > オーディオに歪みはタブーだと思ってましたが
    > 個人的にはとてもいい響きです!

    そうなんですよねぇ、「ひずみ」=「悪」とは限らない様です。
    ギターアンプも、わざとひずみの出る領域で真空管を使っていますし...
    ...とは言うものの、明らかに耳障りな「ひずみ」があるのも事実な訳で... (^^;)

    一方、そういったひずみ(倍音)は本来ソースの中に含まれているべきもので、再生器(オーディオ)でそれを付加するのは邪道、との御意見も理解できます。

    難しいです...

    最近は「聴いていて心地良ければそれでよし」なO'Audiでした。(^^;)

    byO'Audi at2013-10-15 23:48

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