日記
WM8741の機能anti-clipping mode
2014年05月23日
自作でWM8741を使ってたんですが、作ったときはガン無視してハンダ付けしてしまったので試せずじまいの機能です。今頃になって気になり始めました。
なんで気になったか書いてみると、
そもそもデジタルボリュームが食わず嫌いで、アナログオンリーだったわけですが、DAPが壊れてそんなこと言ってられなくなったことと、
anti-clipping modeなんてわざわざ実装する必要あるのかってのが逆に気になりました。
WM8741のanti-clipping modeの説明によると、
音源には0dBをこえるものが入っていて、デジタルフィルタに通るとクリップや歪を発生させるんだ。だから2dB落としておくんだってことらしい。
だいたい0.8倍くらいの出力電圧になり、結構音量下がりそうな気がします。
ちょっと調べるとインターサンプルピークとかトゥルーピークと呼ばれるものらしいです。雰囲気的には何dBとかマージンとっておけって感じみたいですけど、
よく聴くアニソンとかふつーに0dBまで使ってるものが結構多いです。
それでムムムとなったのですが、普及品というか普通のプレイヤーってデジタル的に音量調整するほうが多いってことです。ということは結構突っ込んでもちゃんと補間される場合が多い可能性がありそうです。
ただし補間されると普通の波形なので、もっと迫力が欲しくなって、もうちょっと突っ込んでちょうど良くなりそうな気がします。
だけどフルボリュームで再生する機器だと何が起こるかわからないが、ちょっと効果やりすぎで再生される可能性もありそうな気が…
今使ってるimodでもヘッドホンアンプで絞るのとプレイヤー(DAC)で絞るのって若干勢い?が違うような感じはしてたんです。
今更自作DACにピン配置しておけば実験できたな~と後悔してます。わざわざ実装されていることからWM8741は素のままでは大きな対策がとられていない可能性もありそうですし…
次作るときはちゃんとつけよう、うん。