日記
自作ヘッドホンアンプのGND分離
2014年06月24日
手持ちのヘッドホンのプラグを変更したため、現状のヘッドホンアンプに適応しなくなったので、LRのGNDを分離することにしました。ただ分離とか言いながら入力は分離してません。入力以降枝分かれするような構造にしました。
片方のアンプの入力をショートしてクロストークを測定したところ、1.1Vrms12Ωでクロストークの測定ができないくらい小さいことが分かり、改造前よりかなり良くなりました。
音の方は気のせいかノイズ感が減って音量が上がったような、音が濃くなった?ような結構変わってる気がします。
ただしDACとヘッドホンアンプがL、R、GNDの共通GNDを持つ形でつないでいるため、普通に使うと-100dBくらいは出てしまいます。
DACも左右のGNDを分離してヘッドホンアンプへ4線で送るようにすればこれも良くなります。
しかし現状のヘッドホンアンプは同じ金属ケース内に電源トランスから回路を分けたモノラルアンプを2個積んでいることになります。ここで完全に左右で分けるとシャーシをどちらの回路に落すかが問題になります。
電源のアースを使っていた場合これにつなぐことも考えられますが、今はアース使ってないのでパスです。
もう1つはDACとの接続を5芯にしてDACのシャーシに接続することも考えられます。ただしヘッドホンアンプ内でシャーシに飛んでいったノイズ等がDACと接続ケーブルを通ってヘッドホンに戻るためなんか微妙に気になります。
やっぱり色々面倒なので左右のヘッドホンアンプを別箱にするのが一番すっきりすると思ってます。ただしその場合はトランスの漏れ電流がDAC中心に流れるのが若干気になります。それを考えるとオールインワン機器が一番いいことになりますが…