TAKI
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SRスピーカーで高能率スピーカーの良さを知り,ALTECの古いスピーカー718A(604-8Hユニット&620箱)を手に入れたことで始まった歓喜と苦悩,葛藤の日々を綴ります. ALTECを真空管で鳴…

マイルーム

現状2CHメイン
現状2CHメイン
持ち家(マンション) / リビング兼用 / オーディオルーム / ~14畳 / 防音なし / スクリーン~80型 / ~2ch
スピーカー(4WAY):   低域:604-8Hウーファー(密閉化したALTEC718A箱):20〜500Hz   中低域:ALTEC 311-60ホーン+291-16Kドライバー:500…
所有製品
  • ネットオーディオプレーヤー
    OLASONIC NANO-NP1
  • その他オーディオ関連機器
  • インシュレーター
    SUNSHINE S3
  • ヘッドホン
    SENNHEISER HD 700
  • その他オーディオ関連機器

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日記

デジタルチャンデバ周り

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2012年11月15日


最近,導入したFIRフィルタによるデジタルチャンデバ周りです.
これに興味ある人は,けっこうおられるのでは?

結線は図の通りですが,信号のフローを説明すると以下の通りです.

デジタル音源
  ↓
オーディオインターフェース(RME FIREFACE UCX)
  ↓
ノートPC上のFIRデジタルチャンデバソフト(S&K SSC-X):4wayに帯域分割(-120dB/oct)
  ↓
オーディオインターフェース(RME FIREFACE UCX)
  ↓↓↓↓
パワーアンプ&パワードサブウーファー

というようにUCXを介して,信号をPCへ一旦送って,ソフトウェアSSC-Xで帯域分割後,再び信号をUCXに戻し,UCX上でD/A変換され,パワーアンプ&サブウーファに送られる,という流れになっております.

同じことはDEQXでもできますが,あちらは6wayまでなので,4way以上をやろうと思ったらDEQXが2台必要になります.我が家の方式の方が圧倒的にCP比は高いです.

複数のオーディオ信号のIN/OUTを同時に処理してくれるオーディオインターフェースを利用しているところにブレークスルーがありますね!

PCを信号経路に挟み込むことには,僕も強い抵抗があったのですが,やってみるとFIRフィルタの優位性の方が大きいことが分かりました.
ただし,できる限りノイズ対策はしております.
例えば,PCとオーディオインターフェースの電源はトランス式(シリーズレギュレータ方式)の直流安定化電源を使ったり,図の通り,PC---UCX間のUSBは5Vの電源ラインをカットして,PCからのノイズを遮断しております.
PCは完全にオーディオ専用とし,この帯域分割のみに使うという贅沢ぶりです(笑
デジタルラインのアチコチにファライトコアをかましたりもしています.

音質は?
そりゃ素晴らしいさ(涙
でも,いっぺんに導入しちゃったんで,本当のことを言うと上の何が効いているのか,?です(汗
それまではRAMSAのIIRフィルタのデジタルチャンデバを使ってたんですが,IIR→FIRが効いているのか,DACがRAMSA→UCXになったことが効いているのか...?
音が良くなっているから,よしとしましょう.
どうせ実験する気力はありませんし.

あ,FIRフィルタってのは,位相歪みゼロを可能にするタイプのデジタルフィルタです.IIRフィルタは動作原理上,位相が変化してしまいます.つまりある音域の音が遅れて再生されたりしてしまうわけです.それがFIRだと原理上ゼロにできるわけです.
FIRを謳っていないイコライザー機器やディバイダー機器は,ほとんどがIIRフィルタだと思います.なので,イコライジングしたり,帯域分割したりすればするほど,位相のずれが出てきて,どんどん不自然な音になっていきます.
これは生音を目指している音楽再生においては致命的です.どの帯域の音も一斉に同じタイミングで聴こえてくるのが生音ですが,位相ずれがあると...現実にはあり得ない音を聴くことになるわけです...
一般的にスピーカーに内蔵されているパッシブ・ネットワークも位相歪みの問題を抱えております.デジタル技術を使ったマルチアンプ駆動にするメリットはここにもあるわけです.

かくして,我が家の音は,生々しさが激変しました.
初めて高能率スピーカーを聴いた時の衝撃を思い出しました.
低域の解像度は格段に上がりました.
音楽の深みと余韻が増しました.
ホーン型の苦手とする弦楽器のプレゼンスが劇的に改善しました.
音像は濃く,音場は広く深く高く!

ALTECが発売された当時,この技術の理論自体はすでに存在していたようですが,実現できなかった技術です.
テクノロジーの進歩により,今,一般家庭で理想的なスピーカーマネージメントができる時代になりました.この技術を利用すれば,古き良き時代の遺産の本当の実力を引き出すことができるのではないかと考えております.

こんな風に鳴らされるとは,ALTECは想像もしてなかったでしょうね(笑

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レス一覧

  1. TAKIさん、こんにちは

    ALTECはスタジオで時代の先端の音楽を作ってきたので
    また時代の先端に復活しただけでしょう。(笑)

    お書きになられているシステムは正に理想のものですね。

    いつかは音を聴かせて頂きたいです!!!

    byKurashiki at2012-11-15 12:17

  2. TAKIさん、こんにちは。

    いずれマルチを組みたいと思っているので、とても参考になる内容でした!

    PCとRME FIREFACE UCXを使うのがキモなんですね。
    -120dB/octという急激なクロスにも驚きました。

    いつかは聴いてみたいシステムです!

    bynagi at2012-11-15 12:33

  3. こんにちは。

    当方も比較的最近アナログのチャンデバからデジチャンへの変更を行いました。デジチャンの方が設定の自由度が高いだけでなく、高域の自然さ、明晰さが(デジタルでありながら)感じられて、とても気に入っております。

    なお、お使いの構成では音量調節をどのように行っておりますでしょうか? (PC上のデジタルボリューム?)
    実は「デジチャンの肝」はマルチ分割された後のアナログ信号の音量調節にあると感じておりますので、お尋ねする次第です。

    byゴンザエモン at2012-11-15 14:28

  4. Kurashikiさま

    「復活」なるほど、そうですね!
    今はもっと音場の奥行きを深くして、ALTECらしからぬ(笑)システムに育てたいと考えております。

    byTAKI at2012-11-15 17:23

  5. nagiさま

    -120dB/octでスパッと切れる様は,測定してて気持ちいいですよ〜(笑

    UCXの音は本当に優秀だと思います.
    うちのデジタル系はほとんど業務機になってしまいましたが,納得です.

    byTAKI at2012-11-15 18:42

  6. ゴンザエモンさま

    するどいご指摘ありがとうございます!
    音量をどこで調整するかは,本当に悩んでおります.
    結果から先に申しますと,現状,SqueezeBox Touchの音量調整機能を使っております.
    SqueezeBox Touchは,iPadでコントロールしているのですが,iPad上で音量調整もできるので,その便利さに負けてしまいました.

    当初の構想では,FireFace UCXのデジタルボリュームを使おうと考えておりました.UCXで処理しているデジタルデータは24bitですので,仮に-10dB絞っても-2bitほど失う程度ですので,十分なクオリティは確保できるだろうという目論みでした.
    かつ,ほとんどデジタルボリュームは絞らなくていいようにパワーアンプ側の入力ボリュームを調整して固定しておけば,bit落ちによる音質劣化は最小限に食いとどめることができるだろうと考えました.

    ところが現実は上述の通り,便利さに負けてしまいました(汗

    SqueezeBoxは16bitですから,かなり影響しそうなんですけどね,実際,SqueezeBoxのデジタルボリュームをかなり絞って聴いてみたりしたのですが,はっきり言って,音質劣化をそれほど感じませんでしたので,このままで行くと思います.

    現状,SqueezeBoxのボリューム位置は,MAX100のうち90〜100の間で使っております.なので,bit落ちは16bitのうち,最大で-1.6bitくらいなのではないかと思います.-1.6bitのbit落ちは僕には差が分かりません...
    ちなみに,クラシックなどで,ボリュームをもっと上げたい時には,UCXのアナログ出力を-10dBから+4dBに上げることで対応できます.これも便利な機能です.

    今後とも,どうぞよろしくお願い致します.

    byTAKI at2012-11-15 19:28

  7. おはようございます。

    お使いの状況、詳細についてご丁寧なる回答大変ありがとうございました。

    当方も昔日にALTECの416-8A、802-8D(+511B)を愛用しておりました。このALTEC時代にデジチャンが実用化されていたならば、、、と思うこともございます。

    デジチャンの使い方ですが、デジタル領域での絞りは最小限とし、パワーアンプへの入力段でしっかりと音質に留意して絞る、ということが最善ではなかろうかと当方も確信しております。ただ、実際にはマルチチャネルに対応したマスターボリューム部分に選択肢がほとんどないことなど理想の実現にはハードルが高く、当方もまだまだ紆余曲折のチャレンジが続きそうです。

    なお、デジタルと云えど、多くの機器・機能を経由させるとアナログほどではないにしろ、信号劣化が避けられないことも明確ですので、どのようにデジタル段をコンパクトにまとめるか、どの程度デジタルボリュームを効かせるか、これも難しいところですね。

    いずれにしましても、「D/A変換は一回」であることが必須条件と思いますのでアナログチャンデバのようなプリとパワー間に入れる構成にはできませんので、音量調節回りにいろいろと工夫の余地があると考えております。

    今後とも是非とも情報交換いただきたく宜しくお願いいたします。

    byゴンザエモン at2012-11-16 09:40

  8. TAKIさん  こんにちは。

    レスにもありました、”位相”は大事な部分です。

    また、DEQXでは、役不足でしょう。

    ”位相”と一言で済む問題ではなく中々奥が深いものです。

    皆さん、知ってか知らずかこれで(が)、音出しが結構苦労(?)されているんですよネ(笑)。

    ある程度アンプ側で設計段階から位相特性を整合させて、SPから程良い波動(オカルト用語?ではない)を発生させれば、空間をも立体化=楽音のリアルテイをも確保できるのですが、2chでも行けるのですが、マルチに振る人も多いのも判ります。

    ”生音”再現(?)、期待しておりますヨ!

    byストラ at2012-11-16 12:27

  9. ゴンザエモンさま

    多ch一括コントロールできるアナログボリュームってのが、あればいいんですが、いい製品をご存知ですか?

    bit落ちは、音の余韻など、小音量の領域で致命的なようですね。
    http://salogic.cocolog-nifty.com/blog/

    デジタルボリューム化してから日が浅いので、もう少し聴き込んでみようと思います。

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    byTAKI at2012-11-17 08:26

  10. 当方は急ぎ3wayでのマスターボリュームを必要としたためマルチチャネルプリアンプのAccuphase CX-260をデジチャンとパワーアンプの間に入れて6chの音量調節用に使用しております。

    市販製品では他にLUXの旧製品のプリがあったくらいで、あまり候補はありませんでした。また、部品としてのアナログボリューム自体も6ch以上となると製作しているメーカーは希少です(ALPSは生産終了、東京光音に一品)ので、自作・特注でも少しハードルがあるかと思います。

    他の選択肢としては電子ボリュームによる6chあるいは8chの一括コントロールが考えられます。AudioWorksには特注が可能なようですので、検討しているところです。(少し価格が高いのが難点ですが)

    また、邪道かもしれませんが、普段聴く音量が大きく上下しないのであれば、ビシェイなどの高品質固定抵抗をパワーアンプの前段に入れて、音量を大枠に収め、デジタルボリュームで微調整するという案もありますので、まずは先にこれを試してみようかと考えております。

    デジチャンによるマルチは、音量調節だけでも結構楽しめますよ!

    byゴンザエモン at2012-11-17 09:22

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