日記
ES9038PROのDACを作っちゃおうか。
2016年06月12日
北鎌倉電子工作同好会
みなさんご無沙汰しております。
なんででしょうかね?忙しければ忙しいほど趣味に没頭しちゃう感じのループに入っています。
さて、表題の件。
CrossOverプロジェクトが再始動です。
前回私も参画した電子ボリュームのプロジェクト、CrossOverCA1はおかげさまで皆様から高い評価と共感をいただき、大成功しました。
そこで目指していたのは、「どこにもないものを作るのが自作の本質」でした。
例えばこんな感じでした。
「自作のリモコンがダサすぎる。AppleREMOTEがかっこいいから、これ使おうぜ(今では当たり前になっていますが、ぶっちゃけ先駆者の一人だと思っています)」
「ていうか、PCからフルコントロールしたいな。こうフェーダーがずらずらならんでる感じのやつ」
「iPhoneからボリュームコントロールしたいよな。AppleREMOTEで届かないホールとかで使えるし」
「Aカーブとかなんですか?電子ボリュームなんだから、使う帯域は自分で選びたい。すべての帯域で0.25dB単位で設定したい。こりゃロータリーエンコーダ使いましょう!」
「しかし、それだとクルクルいつまでもボリューム回さないといけないじゃん」
「だったら早く回せばびゅーんと値が増加すればいいじゃん!」
「フルバランスでおまけにマルチチャンネルで使いたいのに、そしてそこが電子ボリュームを選択する理由なのにほとんどのものが4chまでしかない。っしゃ最大16chだ!音量設定も追い込めない。せいぜい左右バランスくらいだ!個別にガンガン追い込める設定が必要だ!でもわかりやすく!」
そして大事なのが、多機能でありつつ「あ、俺はAカーブでいいです」「2chだけでいいです」といった設定も当たり前のように準備していました。
たかが電子ボリュームですよ?wでも、電子ボリュームの用途を考えるといくらでもアイデアが沸いてきました。
暑苦しいですねwそして当たり前ですね。
シンプルだから良い。こういう意見があることも踏まえたうえで言います。
シンプルな使い方も選択肢の一つであるべきだ と。
僕の電子ボリュームの箱は、でっかいつまみとLCD、電源ボタンがあるだけです。
スーパーシンプルです。でも裏側は、フルバランス4入力、1出力端子とWiFiアンテナと結構派手です。そしてそれらすべてのコントロールは、僕の手の中で行えます。
さて、今回はiPhoneからの完全コントロールを目指しています。
なぜか?それがかっこいいから?プログラミングできまっせと自慢したいから?w
違います。
フィルタなどの音質を左右する設定を、リスニングポイントから離れたところにあるDACの前にいき、狭いLCDを見ながらボタンを押すのが嫌だと感じているからです。
まず、リスニングポイントから動きたくない。その場で確認したい。
友人のDJが、ダンスフロアの中心で音を聞き、またコンソールに戻り調整して中心に戻る ってのを見ながら、真剣に思いました。その場で確認したい。
そして、超個人的な話ですが、最近目が疲れていてLCD見るのがつらいw
今回のDACの機能は、多岐にわたることが予想されます。まだプログラミングしている途中ですが、これは2行や4行のLCDでメニューを追うのは大変です。
でも、機能省略モードのような機能はナンセンスです。
すべての機能が操作できるが、操作が簡単。これが正義です。
だから、iPhoneからのコントロールが必須だと感じています。するするスクロールしてぽちっとなー です。
え?Android?要望が多ければ対応しようかなと考えています。
え?ボタン廃止?するわけないです。ボタンコントロールも、AppleREMOTEも、LCDではなく有機ELの対応も、すべて行います。メニューも工夫して、有機ELでも使いやすくしていきます。
僕は、選択肢を増やして、利便性と機能を追及したいんです。
メーカーもやらないような機能を搭載して、「ああやっぱ自作面白いよな」と言いたいだけです。
多分僕は有機ELと電源ボタンだけがフロントパネルに出ている、なんだこの光る箱?という形にすると思います。
自作だから機能が少ない。自作だから使いにくいけどしょうがない。
ちゃいます。しつこく言います。
どこにも無いものを作りたいから、自作しています。
最新チップを使っただけの基板にしたくないのです。
自作=評価基板じゃありませんからね。
ちゃんと機能が備わっていないとあかん、こう思っています。
え?音質はどうなのかって?
一番上に書いている北鎌倉電子工作同好会で、一番最初のレビューが書かれるでしょう。今書けない理由も記載しています。
ぜひチェックしてくださいませ!