日記
自作電源ケーブルのメモ
2013年09月15日
前回の日記、アンプの模索と試聴 ~ Finale ~
で使用した自作電源ケーブル2本の補足情報になります。
オーディオケーブルの比較経験はとても浅いのですが
メモ程度ですが残しておくことにしました。
参考にならないかもしれませんのであしからず。
もし、ちょっと違う印象をお持ちの方や
ご意見ある方がいらっしゃいましたら
情報いただけると助かります。
プリアンプ自宅試聴時の自作電源ケーブル
皆様の日記等を参考に色々と組み替えて
2本の自作電源ケーブルを所有してます。
・壁~電源タップ間ケーブル
アコースティックリバイブ Power sensual
ジョデリカ ETP-960RH / ETP-930RH
・First watt SIT-2 電源ケーブル
三菱電線 PC-1
フルテック FI-50M(R) / FI-50(R)
電源プラグの比較 ~ フルテックとジョデリカ
解像度、分解能、S/N、空間の再現力等は
ほぼ互角な印象で各々特徴を備え
フルテックのCPの高さが伺える。
たぶん帯域バランスもフラット。
(1) フルテック FI-50M(R) / FI-50(R)
導入当初はものすごく冷たく硬い感じだった。
エージングが進むと冷たい感じにそれほど変化はないが
マイルドで聞きやすい音に変化する。
エージングは2~3週間必要かも。
外観や造りは高級感がある。
(2) ジョデリカ ETP-960RH / ETP-930RH
色彩感や艶、透明感そして余韻等の細かい音の表現力に優れる。
評判通り芸術性を備え価格だけのことはありそう。
少々曖昧な記憶だがエージングは
ETP-R850CU / ETP-R320CUの半分くらいで
比較的早く済み1週間程度か。
外観は少々安っぽいつくりで5,000円ぐらいの
ホスピタルグレードプラグと変わりない。
切り売り電源ケーブルの比較
(3) パワーセンシュアル
アコースティックリバイブ特有の
輪郭を強調したエフェクターぽい感じは
あまりしないので自然な感じがする。
ヌルっとした雰囲気があり
謳い文句どおり官能的な領域を感じる音で
この微妙に感じ取れる滑り感が特徴。
パワースタンダードとの比較では前述の特徴に加えて
エネルギー感、透明感、分離感で差をつける印象。
解像度、レンジ感にもそれなりの差がある。
アコースティックリバイブの製品は
往復送料を自分で負担すれば無料貸出があるので
自宅で聞いてみるとおもしろいかもしれません。
ちょっと癖はありますが
好みさえ合えばCPに優れる製品が多いかも。
(4) 三菱電線 PC-1
中高域に若干キラッとした輝きがあり、
シルクのカーテンで音を反射させたような質感がある。
高域の伸びをマスキングしてしまうようなことはなく
帯域バランスはフラットで
全域で締りがあり高解像度系な印象。
私的感想としては色付けが少ない。
鳴らしはじめはドンシャリ傾向が強く
高域方向が硬くて低域は多く緩め。
エージングにはとても時間がかかり
最低でも数百時間必要と思われる。
1ヶ月以上かかった気がする。
SPケーブルについて
片チャンネル5mのSPケーブルを各々2mに切断。
全域で若干鮮度が増してクリアになり解像度が上がる。
それほど変化するわけでもなく
剥き直しによるクリーニングのような効果か
距離が短くなったからなのかよくわからない。
それほど長さは気にしなくてもいいのかなと思った次第。
ケーブルの種類や環境によっても変わるのかも。
使用ケーブルは オヤイデ Across 2000
当時、色付けが少ないということで
店員のお勧めで導入したケーブル。
SPケーブルを比較視聴した経験は
過去3回程度しかないので
私的音質傾向についてはノーコメント。