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日記

仲道郁代 ~ フォルテピアノとグランドピアノ

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2013年10月14日

オーディオとはほぼ無関係ですがちょっと斬新といいますかとても印象に残ったプログラムがありましたので感想をば。

仲道郁代 ~モーツァルトの一日~
http://www.ikuyo-nakamichi.com/

スタインウェイのグランドピアノとシュタインのフォルテピアノ(1790年モデル)を使って、違いを聞き比べる。モーツァルトの時代にタイムトリップしましょうなんて趣旨でトークと演奏を織り交ぜた企画です。

まず最初に思ったのは2つの楽器を比べることにより、音量、ピッチ、物理的な大きさがかなり違うこと。それとあんなに違う楽器をよく交互にこれだけ弾けるなー、さすがプロ!なんて思ってたらほんのりとちってました(^-^;) やはり演奏に専念するには少々厳しいシチュエーションに思えます。

自分事ではありますが昔ギターを弾いてた経験からすると、そんな違いのないストラトとレスポールを持ち替えただけでも少々違和感あってアコギだと結構変わってしまいます。違う曲を弾くから持ち替えるわけですが、もし同じ曲弾くならばそれなりの時間、試運転が必要で正直演奏に専念できない気がします。素人なロックだからとはいえ楽器のちょっとした違いは結構なハードルに思います。

で、鍵盤楽器はチェンバロは弦を弾く構造。フォルテピアノは小指ほどの大きさのハンマーで叩く構造。そしてオーケストラにも負けない音量を得るためにハンマーやら筐体がでかくなり、巻線で距離を稼いで低音も出るようにしたりでグランドピアノに進化したそうです。郁代さんはこの進化で失われた響きがあるのかもしれないなんてこと言ってました。意味深です。この進化したピアノでモーツァルトを弾く難しさを感じているようで実感こもってました。

私は絶対音感がなく、相対音感で生きてきたので個別に聞けばピッチの違いはそんなに気にならないのですが、同じ場所で同じ曲を同じ奏者が交互に弾くこともあって結構な違和感を感じました。ちょっとした質問コーナーがあってAの音がスタインウェイ442Hz、シュタイン425Hzとかなり違うことが発覚。なるほどねぇな感じです。郁代さんは絶対音感があるのでパラレルワールドにいるみたい、間違えたんじゃないかとか自分を見失ってしまうようなこと言ってました。やっと両方弾けるようになってきたそうです。フォルテピアノとグランドピアノはこれまた全然違う楽器で同じ弾き方では違和感ありまくりなことがよくわかりました。両方弾くことで演奏の幅が広がることに期待大です!あと楽しいトークスキル感心しました。

そして最後に。久々のサントリーホールの小ホールでしたが特にS/N悪いです。前方1/3~1/4くらいの位置だったらもう少しよかったかもしれません。おもしろい企画だっただけにもっといい環境で聞きたいなーと思いました。クラッシックでトーク織り交ぜ進行が初体験でしたので今後も機会があれば出向きたい所存でございます。

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  1. MagicMusicさん、こんばんは。

    仲道郁代さんのコンサートって、なかなか興味深い企画をされているのですね。 知らなかった...。 スケジュールが合うようであれば、私も是非にと思い、どれどれと彼女のHPを覗いてみたのですが、今回だけの企画のようで、毎回やっているわけではないのですね...(汗)

    >この進化で失われた響きがあるのかもしれないなんてこと言ってました。意味深です。

    う~ん、掘り下げて伺いたいお話ですね。 日ごろ、指使いやダンパーペダルの操作など、響きの持つ重みと格闘(響き以外もダメですが...)している素人と致しましては、尚更興味が湧きます。

    個人的には、スタインウェイ以外のピアノについても、一緒に取り上げて貰えたら、もっと興味深いものになると思ったり致します。

    プロの弾き手さん自身の口から、こういうお話を伺いながら、実際に演奏を愉しむというのも乙ですね。
    NHKの教育番組や特集番組が取り上げそうなお題ですが、こちらのコミュになら、そこら辺のお話に造詣の深い方がいらっしゃるかもしれません...。 そういえば、以前、西村由紀江さんや松下奈緒さんが、ピアノのルーツを探るみたいな番組をやっていたことを思い出しました。 録画しておくんだった...。

    >おもしろい企画だっただけにもっといい環境で聞きたいなーと思いました。

    会場の環境がイマイチだったようで残念ですが、興味深い企画のコンサートだったようで良かったですね。
    私も、もっとマメにチェックして、足を運ぶようにしたいと思います(苦笑)

    byカイ at2013-10-14 21:44

  2. MagicMusicさん、

     こんばんは。
     私もこのコンサートへ行っていました。
     第一部だけでなく、第二部の”モーツアルト時代の教則本を紐解いて”も聴いてきました。
     フォルテピアノと現代ピアノの比較、面白かったですね。フォルテピアノの音色はチェンバロに非常に近く、現代ピアノでは表現できない独特の響が聴けました。
     第二部では、楽譜をプロジェクターで映し出し、それを解説してから演奏するというスタイルでした。 ここでも、モーツアルトがどのような意図を持っていたか、どう楽譜を読み解くか、スタッカートの点と棒の違いをどのように表現するかなど、非常に面白い話が聴けました。
     確かに、教育番組のようでしたが、たまにはこの様なコンサートが在っても良いでしょう。
     ちなみに、まだフォルテピアノでの録音はなく、サイン会のときに今後CDを出してくださいとお願いしておきました。

    byYokkun at2013-10-14 22:17

  3. カイさんこんばんは

    とてもおもしろい企画でした。
    やっぱりあんまりないんですかねぇ。
    私もちょこちょことチェックする予定です。


    そういえばペダルの話題もありました。
    色々な表現をするためのお話の一環で
    譜面にペダルマークがついたのは
    ベートーヴェンのテンペスト以降だったかな?など。
    それまではペダルがなかったようで
    フォルテピアノには踏むペダルはないのですが
    膝を上に押し上げるペダルのようなものがあり
    体の小さい足が短い人は台を足元に置いて
    このペダルを押し上げやすくするそうです。


    ピアノの種類や時代の移り変わりで変わってきた音を
    一流の演奏で聞き比べ出来たらおもしろそうですね。

    特にベヒシュタインはだいぶ変わったようなので
    古い音を一度聞いてみたいと思ってますが、
    ベヒシュタイン自体あまり聞いたことなくて
    なんとなく渋い光を放つ音としか印象に残ってません。
    ベヒシュタインとわかっているCDは
    2枚しか持ってませんし・・・

    byMagicMusic at2013-10-14 23:00

  4. Yokkunさんこんばんは

    二部聞きたかったんですけどね~。
    私は用事があったもので(・_・、

    それなりの解釈を表現できる演奏家の解説はやっぱりイイ!
    しかも目の前でとなれば感動も一入です。
    またやって欲しいですねーホント。

    フォルテピアノの音色は独特ですね。
    個人的にチェンバロより好きです。
    あと録音のお願いありがとうございます(^-^)b

    ふと思い出したショパンはブレイエルでした。。。
    現代ピアノにフォルテピアノテイストが
    加味されたような音色といったところでしょうか。

    フォルテピアノによる伊藤深雪さんのモーツァルトは
    マスタークローン持ってますが音はなかなかです。
    録音だからかもしれませんが演奏はもう少し流麗な雰囲気と
    あとちょっとの抑揚が欲しい感じです。
    表現力に差が出る楽器のような気がしますが
    なんせ録音だからなんとも言えませんね。

    byMagicMusic at2013-10-14 23:06

  5. 遅レス失礼します。

    昨日、シフのベートーヴェンの新譜がリリースされました。
    http://www.universal-music.co.jp/andras-schiff/products/ucce-7530/

    2枚組ですが、1枚目は1921年製のベヒシュタイン、2枚目はボンのベートーヴェンハウスにある1820年製と思われるフォルテピアノを弾いています。「ディアベリ変奏曲」をこの二つの歴史的ピアノで弾きわけています。

    シフのすでに完結しているベートーヴェン・ソナタ全曲はスタインウェイですのでこれとの聴き較べもできますね。ただ、彼のピアノは(確かポリーニと共通の)イタリア人コンサート・チューナーによって特別にチューンアップされていますので、私たちが耳慣れたスタインウェイとはちょっと違いますが。

    byベルウッド at2013-10-17 08:54

  6. ベルウッドさんこんばんは

    なかなか興味深い情報ありがとうございます。チューンについては知りませんでしたので今後影響するやもしれませぬ。シフといえば私の中ではBach, Mozartのイメージが強いのですが、ご紹介いただいた新譜購入ついでに「東北に捧げるコンサート、ベートーヴェンプログラム」3/16のサントリーホール行くことにしました~!

    ベートーヴェンのピアノソナタだけは何故かそれほど聞かないのでソナタオンリーのコンサートに出向いた回数はたぶん一桁、所有円盤はポピュラーなタイトルと後期だけでポリーニ、バックハウス、アラウ、ギレリスのみ。聴いたことないソナタもありそうです。家でそれなりにピアノが鳴るようになったので今後じっくり聴きたいと思います。

    byMagicMusic at2013-10-17 21:56

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