日記
酒のつまみな話II
2014年12月02日
以前、こんな日記を書きました。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3684/20140721/43376/
で、今は「そもそも好きな音ってどんなん?」
みたいな感じになってて色々な音を聞こう
ってことでことで機器の試聴だったり、
よく行くクラシック音楽の他に
ヘビメタ、ジャズ、シャンソン含めて
ライブに色々出向きました。
好みの味を把握してる人は結構いますが
好みの音を把握してる人はそれほどいません。
食べたことのある品種であれば色々と想像がつきますが、
食べたことのない品種を色々と読んだり聞いてもわかりません。
このお高いテキーラうまかった!
閑話休題……
好きな音を把握するためには
オーディオ機器も同じで
百聞は一見にしかず的な感じで
五感に関する要素は体験するに限ります。
例えばオーディオ雑誌にしても
自分の好みを把握するには少々難しく
オーディオメーカーと評論家先生の関係には
通貨、生活の関係なんかもあったりで
広告掲載の可能性があるブランド製品について
悪いことを雑誌等には書けません。
オーディオ機器消費者>オーディオメーカー>雑誌ライター、評論家
取引額膨大な顧客>会社
裸の王様社長>社員
生徒、家族>先生、学校
千差万別な国民>政治家
TVのスポンサー企業>TV局>TVの出演者
などなど変な例はありますが
右側の人は左側の人に対して
文句はあまり言えません。
右側があまりにも偉大な存在ではない場合、
左側に主導権はありますが両者の関係性を把握して
本人で努力することもやはり必要になってきます。
で、好みの音がどうのこうのって話は
音にそれほどお金を出す気にはなれないので
「ライブと私の家で音楽聴かせてもらえばいいかな~」
って感じです。
スポーツや楽器は頭で理解しただけではうまくできません。
音楽を聴く、料理を味わうことも同様
色々読んだり人から聞いて頭で理解したつもりでも、
実は人それぞれ違う感性、目には見えない個性があって
自覚できてないかなと思えることがしばしばあります。
カタログ等のスペックでも音に関するデータは
人の感性を大きく超える部分はありますが、
到底及ぶことができない部分が存在します。
音楽ではなく音を聞く人には
データは重要な要素になる気はしますが
音楽を聴くためには製品を造る人、
使う人のセンスの依存度がグッとあがります。
オーディオは床強度、壁材、電源等の
環境依存度がとても高いのでちょっと難しく
お金さえ出せば好みの音が手に入る
ってわけではありません。
私がオーディオに凝るきっかけにもなった
環境依存度の低いヘッドフォン。
まずはそれなりにいい音で音楽を楽しんでいただくために
使ってないAKG K501を差し上げました。