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7畳の和室で、ユニコーンを聴いています。部屋の大きさを感じさせない音に大満足です。

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和室7畳の小宇宙
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書斎兼用 / その他 / ~8畳 / 防音なし / ~2ch
七畳の和室で、小宇宙を構築中です。
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日記

音場訪問記 にらさん邸

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2015年04月19日

今日は、先週来ていただいた高崎の「にらさん」のお宅を訪問します。にらさんのリスニングルームです。中から音楽がきこえてきます。一時間ほど先行して来られたベルウッドさんが、音を聞かれているからでした。

にらさんのお部屋は、六畳有るかどうかの大きさだと伺っていましたが、実際に入ってみて驚きました。実質は五畳ぐらいの大きさですね。今まで、いろいろなお宅を拝見してきましたが、一番小さい部屋ですね(笑い)。半地下的な構造なので、天井は高く取れていて、3.3m有るそうです。それがかえって視覚的にも部屋の大きさを小さく見せているのかも知れません。




写真を撮ろうと思っても、携帯のカメラでは、充分な広角ではないので、入り切りませんでした。仕方がなく二枚に別れています。その部屋を横位置に使われています。今までも、縦にしたり、横にしたり試行錯誤をされてきたそうです。

ベルウッドさんが、早く来られたのには理由があり、夕方に澁谷であるピアノリサイタルに戻らなくてはならないからです。私の到着時間に合わせていたのでは、間に合わないので、一時間早く来られていたのです。こちらの方面ですと阿佐ヶ谷と赤羽の差が出ます。

早速聞かせて貰いました。この場所は、寸法的に場所を選び、置かれた場所だそうです。たしかに見た目は殆ど合っているのですが、音のステージが、中心から反時計回りに3〜5度ぐらい回転している様にきこえました。ベルウッドさんも同じ事を話されていたそうです。

そこで、左側のSPを少し後ろに戻し、音を時計回りに回転して音像のずれを直して見ました。左後方に装置があるので、空間が狭く、反対側の右側がその分音が希薄に感じるので、あえて、右のSPを気持ち内振りにして、音を濃い方向に持って行っているそうです。

モノラルのエラ&ルイを使って音の中心を探ると、まだ、少しだけ左に寄っています。それで、今少し、左側のSPを押してピントを合わせてみました。まだ細部までは合わせていませんが、大分聞きやすい領域に入ってきました。グリモーのモーツァルトのピアノ協奏曲も大分バランスがよくなっきました。

そのあたりで、滞在時間が短いベルウッドさんの時間節約のため、高崎名物の美味しいトンカツを奥さんがテイクアウトしてこられました。久しぶりに美味しいトンカツでした。これはランチ用の厚さなので、単品用はもっと美味しいとのこと、今度はお店に出かけて、豚汁も頂かなければなりませんね。



テイクアウトを頂いたのは、明るい食堂です。ベランダの開放がとても素敵で、ベルウッドさんとまるで、渡辺篤史のお宅訪問にでてくるようなお宅だと意見があったぐらいです。食べながらも、ベルウッドさんは、もうすこし左右の間隔を狭めたらどうかと言われます。

食事を終えて、再度聴いてみました。意見を交わしている内に、殆ど時間が無くなったので、東京に戻っていく彼の替わりに、SPの間隔を狭めてみました。最初は3センチぐらいずつ狭めてみたのですがすると中央部に音が集まり、少し音が窮屈になり、厚みが出過ぎます。

そこで、元の位置より1センチぐらいずつ内側に寄った位置で、ぴたりと左右の音場が合いました。そのあたりで、精密な調整も試みます。それは目の前で、SP自身を左右に少し動かし、音が一番大きく聞こえたところに合わせるのです。微妙な差でも、音は変わります。絨毯の上でゴム足を動かすので、下の位置と、上に乗っているSPの中心線がずれてきます。

それを最後に合わせてみたところ、にらさんもご満足いただけるスポットに入ったようです。そうなれば何のCDを掛けても、問題なく音楽が楽しめるようになります。にらさんも、この音は以前も鳴ったことがあるのですが、再現出来なかったとのこと。



そこで、基準の位置からどのくらいずらすとこの音になるのかと質問されました。しかし、それは反対で、基準の印は必要ですが、いくら寸法をとってそれに合わせても、温度、湿度、気圧、によっても、位置は変わって来ます。今の位置は今日の結果であって、その寸法が大事なのではなくて、実際にこの音を覚えて、聞きながらこのイメージに合わせていく過程と、調整方法を覚えれば、自分でその音を再現することが出来るようになるとご説明しました。経験を積んで頂くしかないのです。

今日のベルウッドさんとの会話で、同じ様に音場がきこえていたし、彼が行っている調整の方法も私と同じです。そして、ご自分の中に、基準の音がなっているのですね。にらさんには、今鳴っている音でなるべく様々な分野のCDを聞いていただき、その音を憶えていくしかないとご説明しました。  



先日来られた時に、ユニコーンで聴いていただいた、ハイティンク・シカゴのマーラーの第三番・第一楽章。タッドさんのアルゼンチンの教会で録ったSerá Una Noche。トニーベネットのブルースのデュオアルバムから、ダイアナ・クラールとビリー・ジョエルをきいて、満足していただきました。部屋の狭さを全く感じない、大空間が生まれています。面白いですね〜!

私は、この五畳間が、大空間の音が出て来たので、満足しました。家の六畳間のユニコーンと同じ傾向の音がしています。シンプルで質の高い機器も活きてきました。そして、部屋の大きさではなくて、やはりセッティング次第なんだと確信を持ちました。



にらさん 今日はごちそうさまでした。家の音もあれからまた進化しましたよ。お時間を作って家に来てください。

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  1. GRFさん、こんばんは。

    とても興味深く読まさせて頂きました。
    にらさんが、かつて一度だけ、体験してという音場、再現できたのですね。

    >部屋の大きさではなくて、やはりセッティング次第なんだと確信を持ちました。

    小部屋で格闘しているものとして、とても励みになります。
    今まで、いたずらに機器を変えたり、ケーブル、アクセサリーを追加したりしてましたが、機器を生かすも殺すもセッテング次第と言うことが実感として分かってきました。

    にらさんの方が落ち着いたら、是非、今回の成果を体験したいと思います。

    次回か、次次回あたりの音場訪問記は、是非、赤羽で。

    byいたちょう at2015-04-19 19:41

  2. いたちょうさん 

    高崎まで、湘南新宿ラインで二時間揺られて行ってきました。赤羽から行かれるのと阿佐ヶ谷からでは、やはり近さが違いますね。

    にらさんが使用されている機器類は、皆定評ある製品ばかりで、良い音がしないほうが難しいぐらいです。しかし最大の難関は、5畳間の大きさの空間ですね。今回は横位置で使用されていました。ベルウッドさんは、その間隔が開きすぎだと指摘されていました。

    一応、今の間隔のまま、追い込んでいき、何でも楽に掛かるポイントを見付けられたと思います。美味しいトンカツの後、東京に戻られるベルウッドさんの替わりに、SPの間隔も調整してみました。部屋の大きさが小さいので、普通より位置がシビアですが、左右の音場がしっかり繋がり、エネルギー感も出てきたポイントにすることが出来ました。

    あとは、この音を身体に染み込ましていただければ、何かの拍子で動いても再現可能になります。

    その辺の、ご感想はにらさんの記事を待ちましょう!もちろんベルウッドさんの記事も!

    次の音場訪問記は、横浜方面ですが、その後は、また赤羽で沈没ですね(爆)。

    byGRF at2015-04-19 20:35

  3. そのタイトルはいけません、私のですから(笑)
    GRFさんのは、狭い部屋事情での音響に悩むいちブログ読者に立ち上がった匠の「劇的ビフォーアフター 」シリーズですね。
    「なんということでしょう~」的な、あのBGMが流れてきそうです^_^
    部屋はコストダウンの集大成で、最近子供が一人増えたのでゆくゆくは巡り巡って寝室になります。いくらなんでも子供部屋には勿体ないですし、これからの引っ越し先が悩ましい、、。

    この感覚の差異は、生のコンサートホールの音を知っているかどうかの差なんだなあと痛感しました。
    家でCDを聴いてるだけで、しかもジャズやポップス・ロックなどメインですと中々辿り着けない境地のようにも思えました。
    セッティングは確かにおっしゃるとおりお金はかかりませんが、その感覚を取得するまでの投資がまずは必要ですね。
    その手法、とくと拝見させて頂きました。鍛練、鍛練です。

    byにら at2015-04-19 21:47

  4. にらさん

    音場放浪記をパクって、音場訪問記と改めたのですが(爆)

    今回は、私もベルウッドさんも真剣に高崎詣でをさせて頂きました。あの通り、殆どあっていて、あと、2〜3ミリの差なのです。寸法で追っていたら、誤差範囲に入ります。それでも、あのくらい差が出るのですね。

    結果が出て良かったです。また、放浪されるときは、こんどは阿佐ヶ谷をスタートにしましょう(爆)

    byGRF at2015-04-19 23:37

  5. なんだか私はトンカツを食べに高崎まで放浪したようなことになりました(笑)。

    にらさんのサウンドは、私のT4サウンドと気が合うような印象でした。聴いているジャンルはふたりでは異なるようですが、共通する音源を聴くとおいしさが同じなのです。トンカツと同じです(爆)。

    セッティングは、最後の最後でのミリ単位での変化のほうがむしろ大きいですよね。とんとんこつこつでぱっと焦点が合ったときの驚きをにらさんも体験されたことでしょう。確かにコンサート体験なども大事ですが、一番大事なのはその「ミリミリの調整」を信じているかどうかだと思います。体験してみて信じられるようになると、そういう細かい調整を根気よく重ねられるようになります。そのうち地震で知らずに動いてしまったことでさえ感知するようになります。

    逆に言えば、皆さんはそれを信じていないのでスピーカーを動かし過ぎるのですね。あっちこっちへ大きく動かし過ぎる。ちょんちょんのミリ単位で変わるはずはないと思い込んでいるから、つい動かし過ぎちゃうんです。メジャーだとかレーザーポインターだとかそっちへいっちゃう。ジオグラフィックな位置決めは最初の基本レイアウトの段階なんです。

    私は、最後まで見届けることができませんでしたが、また、にらさんのところにはじっくりと時間をとってお伺いしたいです。海のない《食彩王国ぐんま》はこれまたたまらない魅力ですし(笑)。

    byベルウッド at2015-04-20 11:42

  6. ベルウッドさん 

    先日はお忙しいスケジュールの中、無理言って一緒に来ていただきありがとうございました。

    二人とも、にらさんには、ご馳走になりっぱなしでしたが、音の調整が上手くいって良かったです。でなければ、食い逃げですからね(爆)。私の性格として、ご馳走なりっぱなしはいやなのですが、今回は二人とも、クリニック代としてご馳走になりましょう。

    次回、にらさんのところにお伺いするときは、私の分まで、赤羽名物のお土産を沢山持って行ってください。よろしくお願いします(爆)。

    にらさん

    最後はとても良い音になりましたね。狭い部屋は関係ないと言うことを証明出来たことが嬉しかったです。

    次回以降はお布施!?はもう要りませんので(笑)、気楽に阿佐ヶ谷に飲みに来て下さい。今度は私が馳走する番です。家の音も、先週より格段に良い音になりましたので!

    byGRF at2015-04-20 12:13

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