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May the vintage equipment last forever ! 
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持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン~100型 / ~4ch
石井式リスニングルームというか音楽室ですが、リフォームなので天井高はごく普通の家と同じです。 使用機器や写真はこちらをご覧ください。 http://www7b.biglobe.ne.jp/~h…
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日記

コンサートホール・エルプフィルハーモニーの不評?

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2019年06月10日

先日、新聞でハンブルグに2017年にオープンしたエルプフィルハーモニーの音響の不評についての記事を見ました。



今年1月のコンサートでマーラーの「大地の歌」のテノールが後方の席で聴こえないということでちょっとした騒動があったとのこと。

記事についてはコチラをご覧ください。

このホールの音響設計は豊田泰久氏。
豊田氏は世界的に有名な音響設計者でサントリーホールの設計でも知られている。

エルプフィルハーモニーはワインヤード型のホール。



サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホールなどもこのワインヤード型
これに対し直方体のホールはシューボックス型と呼ばれていてその典型的な例がウィーンの楽友協会ホール。

この件で当事者のテノール、カウフマンは「次に公演する際には、(シューボックス型の)ライスハレでやる」と語ったとか…

カラヤンはワインヤード型がお好みだったのでベルリン・フィルハーモニーがそうなったわけですが、これには指揮台で聴く楽器の響きの問題も絡んでいたようです。

一般的にはワインヤード型は開放的な音の響き、シューボックス型は濃密な音といわれることが多いと思いますが、やはりホールによってかなり印象が異なります。また、聴く席によって大きな違いがあるのでその評価は簡単ではないと思っています。

私はミューザ川崎の包まれるような響きが好きです。
でも、この場所はあまり好きではないという席はあります。
サントリーホールは1階の超S席で聴いたことがないのですが、周辺の何か所かで聴いたときに響きが良いという印象を持ったことがないので好きなホールではありません。

サントリーホールはN響の定期公演でも使われていてNHKのクラシック音楽館でよくTV放送されますが、その録音を聴く限りは特に悪い印象はありません。
そういう意味ではテノールが聴こえないなんていう生のリスクが回避できるのはオーディオで聴く恩恵です。

エルプ・ホールの今後の行方が気になります。
ゲルギエフが言っているように演奏者側の配慮で改善できることもあるでしょうがそれだけで終わらせるのか、ホール側で何らかの対策が講じられるのか…

エルプ・ホールやベルリン・フィルハーモニー、シューボックス型のアムステルダム・コンセルトヘボウでも聴いてみたいですが…遠すぎる。(涙)

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  1. こんばんは。
    このホールで収録した演奏会音源をFMで聴いた限りでは、響きの密度が薄いように感じましたが、あくまでマイク収録の音ですので参考にはなりませんね。

    件の文句を言った聴衆の方も、小生のように難聴気味だと音の分離が悪くて、オケの音が歌手の声に被さってしまうと、明瞭に発音が聞こえないこともあるでしょう。

    でも、個人的には歌手がホールの文句を言ってはいけませんね。
    プロだからリハーサルでホールの特徴は掴めるのですから、対応出来なかった方の技量やコンディションを疑います。

    当代一のカウフマンだから許されるものではないでしょう。

    by椀方 at2019-06-10 19:56

  2. こんばんは

    この話題は現地でかなり盛り上がっているようです。日本でもある女性レポーターがまる写しで伝えていて、さるSNSのコアなクラシック音楽ファンのコミュニティが騒然としていました。実際に聴いた人の感想では、ニュースほどは悪くなかったそうですが、座る場所でずいぶんと音が違うとか。ヴィンヤードとかシューボックスとかいうよりも固有の問題が大きいようです。

    ベルリンフィルハーモニーも開場当初は散々だったようです。カラヤンも録音会場としてはイエスキリスト教会から動きませんでした。その後改修が重ねられ、やっと現在の音響になりました。あの透明アクリルの雲形の反射板もその経緯で考案されたとか。カラヤンがフィルハーモニーに戻ったのは、確か1970年前後だったかと記憶しています。

    実際にベルリンで聴いてみると、あのホールで存分に鳴らせるオケはベルリン・フィルぐらいで他のオケはガッカリ感が拭えません。ヴィンヤードを真似たサントリーホールはやや規模が小さく残響時間を長めに設計したのであれほど難しいホールではないのですが、やはり中央1階席は音が頭上を抜けてしまいます。よいバランスの音が聴ける席は限られてしまいます。日本の聴衆はあまりそういうことを口にしませんね。よっぽどお人好しなんでしょう。

    byベルウッド at2019-06-10 22:56

  3. 椀方さん、

    レスありがとうございます。

    オケとソロ楽器や声のバランスは難しいですね。
    ゲルギエフの言っているのはその辺のことなのだと思います。

    >でも、個人的には歌手がホールの文句を言ってはいけませんね。

    確かにそういう見方もあるかもしれませんが、歌手が技量などで工夫でできる限界もあるように思います。
    今回の事件の真の原因が何であったのかわからないのでコメントするのが難しいですが、カウフマンを責めるのもちょっと酷のような気もします。

    エルプ・ホールは2100人収容の大きなホールなのでやはり奥の方の席では条件が厳しすぎるというのもあるのかもしれません。

    昔、あるオーディオ評論家が良いスピーカーはどんな部屋でもいい音が出せるものだと言ったとか…
    私はこの評論家の意見には同意できかねるのですが…

    byK&K at2019-06-11 14:59

  4. ベルウッドさん、

    レスありがとうございます。

    座る場所で音が違うというのはどのホールにもあることですが、エルプ・ホールのような大きなホールではそれが顕著なのかもしれませんね。

    ベルリンフィルハーモニーのように時間が必要なのかもしれません。
    某有名ホールは密かに(?)PAを使っているという話を聞いたことがありますが、そんな方法もあるのかどうか…

    >実際にベルリンで聴いてみると、あのホールで存分に鳴らせるオケはベルリン・フィルぐらいで他のオケはガッカリ感が拭えません。

    そうだとするとホールの音響をねじ伏せるオーケストラの力量があるのでしょうか? 考えさせられます。
    しかし、いいですねぇ。
    私もベルリンフィルをベルリンフィルハーモニーで聴いてみたい。
    残念ながらベルリンフィルは高すぎて私は生で聴いたことがないんです…(涙)

    だいぶ前にミューザ川崎で北欧のオケを聴いたときに大編成ではないのに管楽器の迫力にビックリしたことがあります。
    女性も多かったのですが、大柄な人が多くやはり体格差の影響を感じました。

    byK&K at2019-06-11 15:45

  5. K&Kさん
    収容2100人というのはそんなに大きくないですよ。
    ミューザ川崎で1997人、サントリーホールで2006人、横浜みなとみらいで2020人ですから。

    by椀方 at2019-06-11 17:13

  6. 椀方さん、

    ありがとうございます。

    収容人員2000人を超えるホールは大きいというイメージを持っていたのでそう書いてしまったのですが、挙げていただいた3つのホールもそんなに大きくは違わないのですね。

    大変失礼いたしました。

    この話は今後どうなるのか…
    このお客さんの怒りを関係者がどう受け止めて何をするのかは気になるところです。

    byK&K at2019-06-11 22:05

  7. K&Kさん
    失礼だなんてとんでもございません(笑)

    まあ、毎回毎回違うホールで演奏する立場だと、歌いやすいホールとそうでないホールというのはあるでしょうね。

    ベルウッドさんも書かれているように新しいホールは、その後の微調整を繰り返しているうちに段々と良くなっていくのだと思います。

    幾ら設計事務所がノウハウを積み重ねていって失敗する確率は下がっていたとしても、ひとつひとつのホールが独自設計でしょうし。
    このホールはまだ出来て間もないのでこれからですね。

    by椀方 at2019-06-12 11:57

  8. 椀方さん、

    >このホールはまだ出来て間もないのでこれからですね。

    はい、その通りですね。
    いつか聴く機会があるのかどうか…可能性は限りなく低いですが、人生は何が起きるかわからない。(笑)

    byK&K at2019-06-13 00:49

  9. K&Kさん

    超出遅れレス失礼します。
    ご存知かと思いますが、7/1のNHK BSプレミアムシアターで、昨年秋にオープンしたモスクワのホール「ザリャジエ」のドキュメンタリーが放送されるみたいです。タイトルはズバリ「最高の音響を求めて」。ヘルメット姿で視察するゲルギエフの写真が番組サイトにあります。設計は永田音響ですので豊田氏もご登場かと。こけら落としのガラコンサートも放送され、カウフマンはさすがにいませんがネトレプコ の名前が見えます。狭い業界ですね!

    byパグ太郎 at2019-06-16 11:17

  10. パグ太郎さん、

    情報ありがとうございました。

    「ザリャジエ」知りませんでした。
    Youtubeで観ましたが、客席はかなり奥が深いみたいに見えますね。
    エルプもザリャジエも視覚的インパクトはかなりのものですね。

    やっぱりホールは視覚的な効果もあるのでそれぞれ個性的でないと
    まずいのでしょうが、ワンオフなので音響的にうまくいく場合とそうでない場合ができてしまいそうな気がします。

    放送は録画して見ようと思います。
    こけら落としはゲルギエフとマリインスキーの黄金コンビにそうそうたる歌手陣でオールロシアプログラム…
    すごそうですね。

    byK&K at2019-06-16 23:36

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