K&K
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古いマイナーなお気に入りの機器を中心に身のタケにあった(?)オーディオ・ライフを楽しんでいます。 唯一の贅沢は石井式の音楽室でしょうか? ピアノと同居しているので(同居させてもらっているので?)リ…

マイルーム

May the vintage equipment last forever ! 
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持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン~100型 / ~4ch
石井式リスニングルームというか音楽室ですが、リフォームなので天井高はごく普通の家と同じです。 使用機器や写真はこちらをご覧ください。 http://www7b.biglobe.ne.jp/~h…
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日記

美人ピアニスト再び - 仲道郁代ピアノ・リサイタル   

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2019年06月23日

6月22日、仲道郁代さんのピアノ・リサイタルに行ってきました。

コンサート・ホールは海老名市文化会館大ホール。
写真のパンフレットは小ホールとなっていますが、誤植ですね。




私の地元に近いのと演奏曲目が非常にポピュラーで親しみやすいものだったし、おサイフに優しいチケット代ということでカミさんと二人で…
久しぶりの生のコンサート。

仲道郁代さんのピアノを生で聴くのは久しぶりで前に聴いたのは2010年サントリーホールでプラハ交響楽団とのショパンの協奏曲1番。

仲道郁代さんは私にとっては不思議なピアニスト。
テクニックを前面に出すタイプではないし、ベートーヴェン弾きの男性ピアニストのような強靭な打鍵を持っているわけではないのにCDで聴くベートーヴェンのコンチェルトには魅了されます。聴いていて心地よい、なぜだかわからないけれど癒されるような感じで好きなのです。

ホールに入ってまずビックリしたのはピアノがヤマハCFXだということ。



仲道さんはお父様がヤマハの関係者だとどこかで聞いたような気がしますし、楽器屋さんが配るヤマハのカレンダーにはよく登場しているので想定外ではないもの私が知っている昔の録音やコンサートではスタインウェイを使っていたので…
海老名のホールが最新のヤマハを買うのはそんなに簡単ではないように思われるのでヤマハ持ち込みかと想像をめぐらせたのですが、後の仲道さんの解説でやはりそうだということがわかりました。

この日のプログラムは名曲アルバム。
地方のホールなので客層はクラシックにそんなに馴染のない方も多いのではないかと考えたような(笑)プログラム。
仲道さんが登場してピアノの上からマイクを取り上げてしゃべりだしたのが次のビックリ。彼女のリサイタルは私にとっては初めてだったので、これが普通なのかもしれませんが…
想像以上にかわいらしい声だったのでさらにビックリ。(笑)

このプログラムについては「音楽の花束」という表現をされていました。

どの曲も良かったのですが、私が一番いいと思ったのはシューマンの子どもの情景とショパンのノクターン2番かなぁ。

ひとつのプログラム毎に解説が入るのですが、同世代のシューマンとショパンの違いについての説明は非常に興味深いものでした。
心の動き情景を音楽で表現して内に内に入っていくシューマンに対し、音楽を純粋に音楽として表現するショパンは自分の音楽を言葉や情景を結び付けられることをすごく嫌ったとか…
革命とか別れの曲とかの表題は後から他の人が付けたものでショパンはそれを嫌ったようで唯一の例外が物語という意味を持つバラードだとのこと。

私にとってはショパンは若いころのトラウマ(?)のためか好きな作曲家ではなかったのですが、最近はすこしづつ聴ける範囲が広がってきたので今回のコンサートは心に浸みました。

仲道さんは解説の中でCFXをヤマハが持ち込み提供してくれたこと、7月に芸術劇場で行われる5人のピアニストによるCFX2台、スタインウェイ2台、ベーゼンドルファー1台の計5台のピアノを使ったコンサートのこともちょっとPRしてなかなかおちゃめな感じでした。

久しぶりの生を十分楽しむことができました。

最後にちょっとホールの音響とピアノの音についての印象を書き残しておこうと思います。
この海老名市文化会館大ホールは過去に聴いた記憶がありません。
たぶん初めてだと思います。
収容人員は1000人ちょっと。席は5列目の右寄りでかなり前の方だったのですが、
音量的にはもうちょっとあってもいいんじゃないかと思うくらい。
多目的ホールみたいなので音響的には響きがややさみしい感じを受けました。

ピアノのCFXは前にフィリアホールで三浦友里恵さんのラヴェルを聴いたときの印象と同じ感じを受けました。
すごく端正な音なのです。
低音から高音まで恐ろしいくらい全く揃った音色で、高音のフォルテもきれいなのですが… 私にはあまりにも整い過ぎている感じがして…
スタインウェイの場合は特に高音のフォルテでは独特の破たんしかかっているのではないかと思われるくらいの派手な音になるのでかなり違います。
これは好みの問題のように思います。


アンコール曲

ショパン ノクターン 第20番 嬰ハ短調遺作
エルガー 朝の挨拶 (ピアノ編曲版は初めて聴きました)


サイン会でCDにサインしていただきました。
会場では売っていなかったベートーヴェンのコンチェルトのCDを持ち込んで…
これって反則なのかしらん…
まじかで拝見した仲道さん、10数年前のCDの写真とほとんど変わらない印象を受けました。う~ん、すごいです。(^^;)
残念ながら写真撮影は禁止されていたので残すことはできなかったのですが…

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レス一覧

  1. 今日は。

    仲道さんのベートーヴェンのソナタには不思議な魅力を感じてしまいます。あの独特の情緒とベートーヴェンが両立しているのが、謎なのです。日本的とか、女性的とかいうステレオタイプで処理してはいけない何かがある気がするのですが、、、、。。

    他にも意外だったのは彼女のオーディオシステム。何かの記事で見ただけですが、ホーン型のマルチシステムでアキュフェーズのパワーがゴロゴロしている前に立つ姿はなんともギャップがあり、更に謎が深まった気がしたものです。その上、楽器マニアでヴィンテージ ピアノをコレクションしているとか、普通じゃないです。

    byパグ太郎 at2019-06-23 16:59

  2. パグ太郎さん、

    レスありがとうございます。

    >仲道さんのベートーヴェンのソナタには不思議な魅力を…
    >日本的とか、女性的とかいうステレオタイプで処理してはいけない何かが…

    そうなんです。不思議ですよね。他の女性ピアニストと比べてもガンガンくるタイプではないのにその演奏には魅かれるっモノがあります。
    なぜかはわかりませんが、彼女の人間的魅力がそうさせるような気がしています。

    オーディオシステムについては菅野沖彦さんの訪問記事がありましたね。演奏の音色、楽器の音など音そのものにこだわりがあるのではないかと思います。
    ピアノの音にこだわる人はツィマーマンやメルニコフ等多いようですが、女性では少ない気がします。私が知らないだけかもしれませんが…

    byK&K at2019-06-23 19:24

  3. 仲道郁代さんのシステムは、ゴトーのコンプレッションドライバーを中心としたピアノ再生に特化した5wayマルチ・システムです。
    この機器構成は、彼女の聴覚を判断材料としてオーディオ機器に詳しい知人に組んでもらったシステムです。
    仲道さんは、菅野沖彦さんの自宅システムを一つの理想として、それに近い聴感構成としたのが、以下のシステムです。

    ゴトーの38cmウーファー、SG505TドライバーにS200ホーン、SG370にS600ホーン、
    SG17トゥイーターにパイオニアのリボンの5way。

    駆動系は、アキュのプリC-260にソニーのTA-D900のチャンデバ、
    コンプレッションユニットごとに、4台のアキュP-102パワーアンプ。

    https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-52-5c/tatupulin/folder/535401/09/53202909/img_0?1294294325

    bykj at2019-06-23 20:21

  4. K&Kさん、こんばんは

    仲道郁代はマルチチャンネルチェック用として『ショパン・ライヴ・アット・サントリーホール』で鑑賞しているだけですが、生でも私が試聴で感じた印象と同じようなので安心しました(笑)

    byVOTTA7 at2019-06-23 21:53

  5. kjさん、

    仲道さんのシステムの情報ありがとうございます。

    ただ、菅野さんはJBLの信奉者(擁護者?)でゴトウ・ユニットの信奉者の高城重躬氏とその派閥(笑)の方たちとは全く意見、志向を異にしていたと理解しています。
    ですから菅野さんのシステムを理想にしたらゴトウにたどり着くことはなかったと思うのですが…

    byK&K at2019-06-23 22:03

  6. K&Kさん こんばんは。

    仲道郁代さんは好きです。

    どこが好きかって、まず、第一にトークがとてもお上手。話しが面白くて、声もいいですね。

    第二に、楽器フェチであって楽器のコレクターでもある。また、オーディオにも高い感性をお持ちです。

    そういえば、仲道さんのコンサートのことを日記にしたら、彼女のシステムがゴトーユニットを中心に組まれていると教えていただいたのはK&Kさんでしたね。私もどちらかと問われれば、ゴトー派です。

    トークの内容にも通じますが、こういう音(サウンド)のフィジカルなところにとても関心をお持ちで、その感性にとても共感できます。

    いつかNHKの特集番組でもショパンの音楽に秘められた秘密についても母娘でポーランド現地に赴き取材していました。ショパンの楽譜表記の解釈とか、作品に埋め込まれた民俗音楽のコード(暗号)とか、博物館所蔵の当時のプレイエルピアノ弾いたタッチの感触とか…。

    美人のシングルマザーというのも萌えますね。もちろん、一流のピアニストだということも忘れていませんよ(笑)。

    byベルウッド at2019-06-23 23:48

  7. スタインウェイC-227を愛用した高城重躬氏の4wayマルチシステムは、後藤精弥氏と二人三脚でユニットを開発したもの。
    ダイヤフラムをアルミからチタン・ベリリウムへと進化させた。

    菅野沖彦氏のシステムは、JBL375+537‐500(ミッドレンジ)、GEM・TS208 P.S.C.Ver.2(トゥイーター)、ミューオンTS001P.S.C.Ver.2(スーパートゥイーター)。
    初期はJBLのトゥイーター075だけだったが、中高音に満足できずに、リボン・トゥイーターの2段使いの採用に至った。

    ピアノは、打楽器でもあり弦楽器でもある。
    また演者が間近で聞く楽器の音と録音家が設定するマイク位置での音、SPでプレイバックされた音は、それぞれ違う。
    ピアニスト仲道郁代が絶賛したプレイバック音声が、録音家菅野沖彦の自宅システムだったということ。
    彼女は、「菅野さん宅の音を是非とも聞くべき」と多くの知人に推薦していた。

    高城システムも、本人が死去すると奥様は、三井信託との連名ですぐに売却された。 (その一部が、数年前ヤフオクに漂着した。)
    オールド・クレモナ(50年前で500万円)を愛用された音楽家の奥様でも、如何ともし難い機器構成だった。
    畢竟、音は人なり。

    bykj at2019-06-24 07:07

  8. K&Kさん、こんにちは。

    奥様とクラシックコンサート、ひと時の安らぎですね。

    K&Kさんが仲道郁代さんをお好きなの何気なく感じておりましたが、それは彼女のその美貌にか演奏にか、私にはわかりませんが、奥様にはこの話題は振らないようにしたいと思います。(^^;)

    7月のご旅行、お気をつけて楽しんで来てくださいね。

    byHarubaru at2019-06-24 13:35

  9. VOTTA7さん、

    こんにちは。

    生でもオーディオでも満足のいく状態で聴けた、聴ける、というのは素晴らしいことですね。

    有名どころのピアニストはどうしても大きいホールでの演奏が多いので席にもよるでしょうが生でも最高の音で聴くのは難しいように思います。

    今回のコンサートも純粋に音だけで判断すればよい録音のものを自宅で聴く方上回ると思います。
    ただ、生には独特の緊張感、雰囲気感があり何物にも換えられない感動が得られるので(すべてではありませんが…笑)やめられません。

    byK&K at2019-06-24 13:48

  10. 平蔵さん、

    こんにちは。

    ゴトウの1960年代70年代当時のアイコン(笑)は高城重躬さんでした。高城さんの本職は数学の先生ですが玄人はだしのピアノの名手でスタインウェイのコンサート・グランドを所有されていたことでも有名でしたので、ピアノ・フェチのゴトウ・ファンは多かったと思います。

    長野方面には生息数が多いですか?
    大型のシステムですし、いい状態で維持していくのは大変だと想像します。

    byK&K at2019-06-24 14:06

  11. ベルウッドさん、

    こんにちは。

    >どこが好きかって、まず、第一にトークがとてもお上手。話しが面白くて、声もいいですね。

    ホントにトークがお上手ですね。かわいらしい明瞭な声で非常にわかりやすい解説でした。しかも、特に原稿を見るわけでもない…
    演奏によっぽど余裕がないとあんなことできないと思うのですが、慣れているご様子でした。

    ショパンの活動の拠点のパリと祖国ポーランドへの思いの狭間での葛藤など貴重なお話が聞けました。

    >美人のシングルマザーというのも萌えますね。

    これについては私にはコメント不能です。(笑)

    byK&K at2019-06-24 14:34

  12. kjさん、

    再レスありがとうございます。

    高城さんの著書「スタインウェイ物語」によれば氏が購入されたのはフル・コン(長さ274㎝)と書かれていますので、D-274、コンサート・グランドだと思います。

    >ピアニスト仲道郁代が絶賛したプレイバック音声が、録音家菅野沖彦の自宅システムだったということ。

    これは知りませんでした。
    菅野さんの仲道郁代さん宅での訪問インタビューでは彼女は清水和音さん宅でゴトウを聴いて魅せられたと語っていましたが…

    >高城システムも、本人が死去すると奥様は、三井信託との連名ですぐに売却された。

    あのコンクリート・ホーンはどうなったんでしょうね。
    世代が変わると維持は難しいですね。

    byK&K at2019-06-24 15:02

  13. Harubaruさん、

    こんにちは。

    >K&Kさんが仲道郁代さんをお好きなの何気なく感じておりましたが、それは彼女のその美貌にか演奏にか、私にはわかりませんが、…

    演奏です。だと思います。たぶんそうです… (笑)

    このコンサートは元々カミさんが情報をゲットしたものなのですが…
    サイン会の時にCDを2枚持っていたので、ブツブツ言って嫌がるカミさんを説得して一緒に並んでもらいました。(笑)


    >ご旅行、お気をつけて楽しんで来てくださいね。

    ありがとうございます。
    Harubaruさんもよく経験されているとおり、毎回のように何かが起きるので今回もどうなるかわかりませんが楽しんできたいと思っています。

    byK&K at2019-06-24 16:04

  14. K&K様

    お世話になります。
    当方の今回の投稿は、ペンディングします。

    微妙な記憶の齟齬があるかもしれませんので、
    確認できた内容については、その旨修正致します。

    bykj at2019-06-24 21:20

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