日記
デモで貸し出したスピーカーが売れました
2015年02月13日
こんな無骨なスピーカーですが、お客様にデモ貸し出しして買い取られることになりました。

箱はMDF 24~30mmの厚みのMDFで米屋木材店に板カット依頼して友達に組んで貰い、茶色に塗って貰ったものです。箱の内容籍は25リットルほどです。
ユニットはいずれもAccutonでC173-6-191E 17cmセラミックウーファ、C50-8-044セラミックミッドTW、TWがC25-6-012 25mm セラミックトゥイータと私にしてはまぁまぁ常識的な組み合わせです。
ネットワークはもともと別のウーファでの3way用に作ったもので今回はミッドとTWは同一ですが、ウーファの違いのため、少しATTで中域高域を落としました。
結構大きいサイズになりました。


12月28日の牛込オーディオ友の会の例会にはちょっと反則でAccutonのダイアモンドTWを付けて試聴していただきましたが、大変好評でした。
特性はこんな感じでまぁまぁフラットでひずみも大変低く仕上がりました。

私個人としてはこの3wayだとC25-6-012のセラミックTWは割りとベストマッチに近いものだと思い、自信を持ってお客様にデモ貸し出ししました。
最初は「少し予測より大きい感じ」でも「低域は十分出ている」との感触。
そのうちに「元のALPAIRのフルレンジに戻したらうるさくて音楽が聞けなくなった」とのことでそのままお引取りになりました。
このデモ機は今年のデモ機として中核にしようと思っていましたので少なくても箱は作り直しです。スピーカーとしてデモのユニットを使って半完成品みたいな状態で約50万円で少なくても100Hz以上はAvalon Opusよりマシな質でしたから安いと思います。
ちなみにネットワークはこんな感じでこれに若干のATT抵抗などを加えて調整しています。ミッドは正相で調整しました。
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元々この3wayはB&Wの801を自宅で使われている医師の方が自作で作りたいと来られて案を練り、私どもが最終的にはほぼ完成品と言う形で納品したもののバリエーションです。
この最初のお客様はB&W MTX801と比して、「周波数特性のフラットさはさすがモニターのB&Wが良いがインピーダンスカーブはこちらのほうが素直で実はリアリティはずっとこちらのほうが透明感溢れる再生をしてくれる」とのことでご自宅のリビングで今やこちらのほうがメインとして活躍しているそうです。
byyiida19501122 at2015-02-13 16:56
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