ゲオルグ
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Musical Fidelity A1とHarbethのスピーカーのマッチングに魅せられて、オーディオに深入りすることになりました。日記の頻繁な更新には自信がありませんが、少しずつ製品コメントもアップ…

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3つの部屋に各セットをこしらえてます。
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3つの部屋に以下のセットをこしらえてます。  〔自室:和室8畳〕  ★セット1 HARBETH HL-K6(スピーカー) MUSICAL FIDELITY F22(真空管プリアンプ) M…
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日記

SPの主義主張 - 『ヴァイオリンの歴史的名器』の聞き比べ

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2015年09月12日

立春から二百十日、二百二十日というと
先人からの言い伝えでは、台風の被害が多く出る時期であります。
今年もまたその時期にあたって、起こってほしくはないのですが
たいへんな被害がでてしまいました。
一昨日来のニュースでの被災された方々の救出時の映像は
自然災害の多い国土に暮らすことを
あらためて痛感させられるものでした。
被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。

先日(9月7日)に
Orisukeさんが紹介された
名器の響き「ヴァイオリンの歴史的名器」(SACD)
を入手しました。
おかげさまで、とても気に入って聞いているのですが
Orisukeさんが、粋なレスをつけてくださって
おもしろい趣向の提案をされました。
今日は、それにおこたえする意味もこめて
このCDの3種のSPシステムでの聞き比べレポートをお送りします。
どのSPシステムも三者三様の主義主張があるように感じられて、
そのちがいをかなり愉しめました。

聞き比べをした3種のSPシステムの詳細は、次のとおりです。

① FOSTEX FE103-Sol(16Ω)を
FOSTEX E102B(6Lバスレフ)に搭載したもの
+SANSUI AU-555(アンプ)



② Dynaudio 17cmウーファー搭載の自作系 2way モニター
+SPEC RSA-M1(デジタルプリメインアンプ)

③ HARBETH HL-K6
+QUAD QC Twenty-Four(真空管プリアンプ)
MUSICAL FIDELITY F15(真空管ハイブリッドパワーアンプ)

上流はPC(PCM FLACをDSD変換)から
CHORD QuteHD(DAコンバーター)
→MUSICAL FIDELITY X10-D(真空管バッファーアンプ)
→各アンプです。

以下、ちょっとスケッチ風ですが、各システムのインプレです。

① FE103Enより高域の伸びを感じる鮮烈な音像。
ストレートで前に出る明るい音調で、若干かための音色。
キラキラした出音で、バイオリンとチェンバロではその傾向が顕著。
残響音は、意外に3種のなかではサイズバランス的にいちばん多い印象。
f0値がやや高めに設定されているから、
あるいは、箱から考えても、低音を欲張っていないので、
残響もこもらず、素直に出てくる?!
立ち上がりの速いSANSUI AU-555との協調にもよるかも。。。
ただそのすっきりした残響が
このSPの主義主張を明確化するのに効果的とも思えた。
バイオリンとチェンバロのコンビネーションを聞きたくなるので
おもしろみはトリオにある気がする。
他方、バイオリンソロだと、ちょっと残響多すぎか?
と思えるときがあった。

② Dynaudioらしい、
あたかも(丁寧な仕事で調整された)滑らかなはちみつで
極薄コーティングされたかのような甘美な中高音で、
バイオリンは、潤いとつややかさを兼ね備えて伸びていく。
そんなバイオリンの美音を中心にして
チェンバロやチェロの出音のバランスが
組み立てられているかのような印象さえある。
気になるいやな音が出てこないのは、
スマートで、うまいバランス。
ただちょっとうまくまとめすぎでおとなしい印象も。。。
でもこれがスタイリッシュで上品な
DynaudioのSPの主義主張という気もする。

③ いつも聞きなれたハーベスの音。
いちばん優しい出音。
高音はロールオフされているかのようで、
他の2種とは明らかに異なる。
でも全体の響きからすると、
楽音に薄いもやのような空気感が付帯していて、
適度に輪郭を描きながら、音像を太くしている印象があり、
そのおかげかバイオリンがこもって聞こえるというわけではない。
ゆえにバイオリンソロも聞けてしまう気がする(のは欲目か)。
残響も全体のバランスをとって適度にコントロールされている印象。
定位は意外にわかりやすい。
12曲め(チェロとの二重奏)に顕著だが、
やはりチェロの響きはいちばん胸に迫る表現。
スペック主義者をやんわり諭すような好々爺の風情が感じられる。

なるべくことばを選んで表現しようと努めましたが
かえってわかりにくくしてしまっているかな~?!
そのへんは平にご容赦を。。。

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レス一覧

  1. ゲオルグさん

    こんにちは

    今回は図らずも仕掛け人(?)になってしまいました(笑)。
    聴き比べ、愉しそうでなによりです。

    ヴァイオリンや、チェンバロの中高域は、私自身の経験ではネットワークレスの小口径フルレンジ一発がいちばん情報量が多くなります。次に6db/oct位で繋げたシンプルな2way、いちばん大人しいのが市販3wayという感じになってくるので、ゲオルグさんの聴かれた感じと概ね同じ方向でしょうか。

    自作系でも、ディナウディオやスキャンスピークスといった海外の著名ユニットは、どんな箱に入れてもユニットの音がしっかりコントロールされている感じがしますし、大きな暴れが出ない傾向がありますね。逆にフォステクス(特にFE系)は箱やネットワークで激変する反面、設計が当たると何物にも代えられないリアルな感じがします。

    私が偏愛しているFE88ES-Rというユニット、逆ホーンの箱に入れて、もう17年使っていますが、いまでもテレビ用サブシステムで素直な音を響かせています。103solは、ユニットの個性として高域成分に独特の明るさがありますので、それをコントロールするのか、個性は個性として伸ばすのかでシステムの組み方が大きく変わってくると感じます。

    byOrisuke at2015-09-12 14:01

  2. Orisukeさん
    こんにちは
    レスありがとうございます。

    なるほどそうか~というコメントをいただけました。
    FOSTEXシステムのヴァイオリンやチェンバロ中高域の独特の明るさは、今回の聞き比べで、もっとも驚かされた点でした。
    書こうか迷ったのですが、すっきりとした残響が空間の見通しを良くしている印象もありました。
    ただふだんハーベスで聞いている耳には、やっぱりちょっと聞き疲れする感もあって、それはおっしゃるように103solの個性とそのコントロールの塩梅なのかもしれません。

    byゲオルグ at2015-09-12 14:31

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