Orisuke
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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch
単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨…
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日記

最近の新譜から

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2017年01月26日

寒いですねー。

昨日は職場から夜10時に戻り、室温を見ると「2℃」!
昔、こたつの上で冷凍ミカンが出来ていたことがありましたが、その一歩手前です・・・。こういう日は、アンプは暖まらないわ、スピーカーのエッジは堅いわで、電源入れてからかなりの時間ろくな音がしないものです。こちらの鼓膜も固まっているかも。高域は堅く中低域は不足してバランス滅茶苦茶。ウォーミングアップに4時間余。まともな音がし始めたのは夜中の二時でした。


チャイコフスキ− ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー 結婚

コパチンスカヤ(Vn)
クルレンツィス指揮 ムジカエテルナ

2014年ペルミ国立チャイコフスキー・オペラ&バレエ劇場(チャイコフスキー)、2013年マドリード王立劇場(ストラヴィンスキー)
ソニークラシカル

先月・今月のレコ芸でレコードアカデミーの協奏曲部門とベストディスクランキングの1位を獲得し話題騒然、賛否両論の大騒ぎとなっている本盤。実際に手に取ってみると「ん、これ、変態ソフト選手権用かも」。

カバージャケットは、ロシアの田舎の結婚式のイメージ写真。花婿はクルレンツィス、花嫁はコパチンスカヤ。デジパックのジャケ表紙を開くと、二人のキスシーンが・・・。ライナーノートには、お互いに向けたラブレターっぽい文章が・・・。なんじゃこれ。

このディスクの「本題」は、ストラヴィンスキーの「結婚」における土俗性の激しい表現なのだと思いますが(これは素晴らしいと思います)、そこにコパチンスカヤを巻き込んで妙な結婚ドラマをでっちあげたうえに、チャイコフスキーが覆い隠そうとした(のでしょうね、多分)、根底にある土俗性まで掘り返して赤裸々にぶちまけてしまうという、なんとも破廉恥(死語?)な一枚。そこまでやるか、クルレンツィス・・・。

チャイコフスキーでのコパチンスカヤはいつにもまして(いつもどおりか?)超攻撃的でエキセントリック。「美しいチャイコン」を愛好する正当派音楽ファンが聴いたら目を剥いて卒倒するような怪演。そこまでやるか、コパチンスカヤ・・・。

マドリード録音の「結婚」は、解像度は高いがややデッドで残響少なめ、もう一段の音場の広がりや声の伸びが欲しくなる。一方、本拠地ペルミのホールで録られたチャイコンは、これまでのムジカエテルナの録音の中でベスト。オケの低音が充分な解像度を保ちながらズンと張り出し、ソロの切れも良く気持ち良い。演奏の奇妙さが録音の良さで中和されて、結果として、迷盤→名盤という感じ。

なお、私の買ったのは輸入盤CD。国内盤のBSCD2仕様では、音質が変わるかも知れません。

このDiskの「バックロー度」★★★〜★★★★


ホルスト「惑星」
ユロフスキ指揮 ロンドン・フィル
2009年 ロイヤル・フェスティバル・ホール、ロンドン
LPO自主製作盤

今年が初来日となるユロフスキ&ロンドンフィル。ロンドンフィル自主製作盤の国内販売権をAvex Classicsが取得。既発盤を初来日のお披露目として1000円で販売。

ユロフスキ初めて聴きましたが、リズム感が良く、直球勝負で実に気持ち良いですね。チャイコフスキーなどではまだ荒削りだったり表現がシンプルすぎるところも感じられるものの、この惑星は流れが良く説得力大。曲も彼の個性に合っているのでしょう。

これまで私が買ったLPO製作のLive盤は音が悪く、テンシュテットのライブ盤で幾度も煮え湯を飲まされてきました。ところが、この盤は突然改心したように(?)まともな音質に。超オンマイクでS/N稼ぎをした感じの音で、指揮者の頭上に空中浮遊して聴いているような音場感が独特。Liveでありながら、ロイヤルフェスティバルホールの低音のドロンとしただらしなさがほぼ解消されており、音楽を聴くには不満なし。Dレンジも充分広く、「これぞ惑星」という感じ。ライブでこれなら上等です。

このDiskの「バックロー度」★★★★

なお、「バックロー度」(最高点、★5つ)は、D58ESなど長岡式バックロードスピーカーがいかに気持ちよく鳴るかの目安であり、演奏の内容とは一切関係ありません。

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  1. Orisukeさん

    コパンチンスカヤのチャイコンとストラヴィンスキー「結婚」のカップリングのことは、以前に私も何度か取り上げました。それがレコ芸で賞をとったなんてうれしいやら、びっくりするやらです。

    もともと私がこのCDを入手したのはBSCDの音の良さに魅せられたからです。

    http://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20160201/50184/

    けれども、このCDは単に音の良さだけではない魅力がありますね。オーディオ好きにとっては、いわゆる爆音ソフトですし、聴きどころもたくさんあります。これはオフ会に持ち込んで大好評でした。

    http://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20160611/51593/

    意表をついたカップリングに潜む意味合いは、ロシアの土俗性。ヨーロッパ正統音楽に傾倒したチャイコフスキーでさえその曲の底流にもそれが潜んでいる。コパンチンスカヤは決してヘンタイというわけではなく、そのことを暴露して弾けまくっているというのは仰る通りですね。それが「結婚」と合わせて聴くことによってよく理解できるのです。そこがこのCDの最大の魅力となっています。

    byベルウッド at2017-01-26 13:42

  2. こんばんは

    ホルスト「惑星」の方をDLして聞いてます!
    「指揮者の頭上に空中浮遊して聴いているような音場感が独特」とおっしゃるのはよくわかりました。特にFE103-Solだとそのあたりが魅力的に感じます。

    それと別件ですが、以前にご紹介のあったBelcea Quartetのブラームス、最近入手しました。最後のクインテットがいちばん気に入っています。

    あわせてですが、ご紹介ありがとうございました!

    byゲオルグ at2017-01-26 22:14

  3. ベルウッドさん

    二人の知能犯によってかなり周到に「結論の受入れ」を準備されているような気もして、思わず引いてしまうところもあるのですが、それでもこの盤には繰り返し聴かせる変な麻薬性がありますね。

    BSCD2、意識して聴き比べたことが無いのですが、ベルウッドさんが絶賛されている以上、やらないわけにはいきませんね(笑)。試してみて、レポートしますね。

    byOrisuke at2017-01-26 23:20

  4. ゲオルグさん

    この「惑星」、なにより良い演奏ですし、色々考えさせられるところもありますね。放送録音で伝統的に安定した音質をキープしているオルフェオのバイエルン録音などと比べると、明らかにマイクが近い感じです。最近はコストの関係でセッションよりもライヴ録音が増えて、セッションのクオリティとライヴの熱さを共存させようという製作サイドの思惑がこういうスタイルの録音を産んでいるような気がします。

    ベルチャ四重奏団、応援しましょう!

    byOrisuke at2017-01-26 23:33

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