Orisuke
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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch
単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨…
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日記

最近のディスクから

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2017年03月03日

女性演奏家のディスクが我が家で増殖中です。「ビジュアル系には騙されないぞっ!」と自分に言い聞かせてはいるものの、パッケージメディアたるもの「ジャケ買い」は醍醐味でもあるんですよね(汗)。まあ、ハズレも楽しみのうち、と開き直って買っています。


カルメンー情熱のアコーディオンー
クセーニャ・シドロワ
ヌエム・ボンド
サッシャ・ゲッツェル指揮 ボルサン・イスタンブールPO

2015年 ベルリン・イスタンブール・ロンドン
DG国内版SHM-CD

たまに不思議なアーチストの盤をポッと出してくるDG。今回はアコーディオンです。クセーニャ・シドロワはこの2月にN響定期に登場して協奏曲を弾いたそうです。そのうちテレビに出てくるかも。アコーディオン界では神童だったらしいですね。

カルメンの自由なアレンジで、冒頭わずか45秒のソロのあとはビッグバンドジャズともライトクラシックともつかない演奏が延々続きます。アルバムの真ん中にはなぜかアルルの女まで出てくる始末。うーん、ちょっと中途半端すぎて収集つかない感じ。これは独り相撲ではないだろうか。

音は悪いわけではなく、聴きやすいのですが、スタジオで細工して作り込んだ感じで人工的な美音。オーディオ的な感動は特になし。全体的に何を狙ったのか良く分からない盤。上手い人なので、今後に期待。

このDiskの「バックロー度」★★


キリスト最後の言葉
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7 つの言葉(抜粋)
レーガー:8 つの宗教的歌曲 Op. 138より第3 曲「夜の歌」
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調「親愛なる声」Op.56より第3 楽章
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第7 番 嬰ヘ短調 Op.108より第3 楽章

エボナイト・サクソフォン・カルテット、クラロン・マクファーデン(朗読)
2015年録音(セッション) Schiedam(オランダ)
RP: Freric de Jong
Challenge Classics

ライブで多く行われている「朗読+演奏」のスタイルのアルバム。本盤での朗読のテキストは、キリストの最後の7つの言葉と超シリアス。これを、アムステルダム音楽院の若い4人がサクソフォンカルテットで演奏するという、Challenge Classicsならではのチャレンジングな企画(このプロデューサは鬼ですね)。曲は、ハイドンの「キリスト最後の7つの言葉」を軸に、レーガー、ウェーベルン、シベリウス、ショスタコーヴィチを組み合わせるという、これまた超ヘビー級。果たして若い女性3名、男性1名、全員の年齢を足しても100才そこそこのカルテットはこの無理難題に耐えられるのか?

心配は杞憂でした。なかなかの聴き応え。音が綺麗で深みもあり落ち着いた演奏。サックス用の編曲にも全く違和感を感じません。ウェーベルンの演奏は特に見事。マーラーのアダージェットを思わせる後期ロマン派そのものといえる名曲(こんな曲つくっていたんですね)にサックスの音が絶妙にはまります。

エコーの拾い方が上手いせいか、セッション録音ながら独特のリアルさとライヴ感があり、4本のサックスの音の溶け合いが素晴らしい。朗読もリアル。Fレンジ・Dレンジはさほど広くないものの、200Hzから2kHzの間に大きなピークが複数あるので、2wayスピーカーの場合ウーファーのクロスオーバー付近が苦しくなる可能性あり。音場感の良いソフトなので、スワンなど小口径フルレンジに特にお薦めです。

このDiskの「バックロー度」★★★★


Incandescent
バッハ: プレリュードとフーガBWV894
シューマン: ウィーンの謝肉祭の道化
ブラームス: 間奏曲op.118-2、op.117-2
ウェーバー: ピアノソナタ第1番 第4楽章
グラナドス:ゴイェスカス 第1部

キャサリン・ラン(Pf)
2014年録音 フロリダ(ライヴ)
Centaur

日本では知名度ゼロにちかいキャサリン・ラン。小悪魔系ルックスもさることながら、プログラムが一筋縄ではいかない本格派の香り。気になったので、タワレコで叩き売り(500円!)になっていたのを救出。

このひと、英語版のホームページを見てみたら、結構な才媛です。アメリカを本拠地として活動する台湾人で(デビューは8歳でのヤマハのコンクール)、ピアノ・チェンバロ・オーボエをプロとして演奏し、オマケに女優(TVコマーシャルらしい)までやっている。マイアミ大学の博士号を持っているので、英文ではDr.Lanと書かれています。

もしや器用貧乏かと聴いてみると、とんでもない、この人は逸材です。最初のバッハから並のピアニストとは違う音がしています。チェンバロもやるというのは伊達ではなく、バッハの深みが見事に出ており、しかも独自の説得力をもった完成度の高い演奏。ブラームスの間奏曲もテンポをじっくりと取って、まるでグールドの演奏を聴いているみたい。グラナドスは初めて聴いた曲ですがメランコリックな佳曲。完全に手の内に入っているようで、自在に歌わせ感動的。

残念ながら、ライヴということもあり、録音は芳しくありません。80年代後半の放送用デジタル録音という感じの音。ただ、粗くて堅めのCD臭い音ではあるものの、左手の解像度はとれており低音もそこそこ伸びているので、演奏の優秀さは充分伝わってきます。SONYあたりに育てて欲しい伸びしろ充分の若手です。

このDiskの「バックロー度」★★★

なお、「バックロー度」(最高点★5つ)は、D-58ES等の長岡バックロードがどのくらい気持ちよく鳴るかの目安であり、演奏内容とは関係ありません。

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