Orisuke
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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch
単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨…
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日記

最近の新譜から

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2017年05月21日

CDを買えども買えども良い録音にあたらず、ソフトの紹介も滞りがちの今日この頃。実は、この日記でご紹介するCDの影には、人知れず消えていったあまたの駄録音盤があるのです(涙)。ようやく、スランプ脱出(?)という感じの2枚をご紹介します。


Consolation - Forgotten Treasures of the Ukrainian Soul -
・ルィセンコ:ドゥムカ=シュムカ(ウクライナ民謡主題による狂詩曲第2番)
・コセンコ:練習曲 Op.8-8/コンソレーション Op.9-1
・ルィセンコ:悲しみ Op.39~チェロとピアノのための
・ルィセンコ:私には同じこと(シェフチェンコ詩)
ほか21曲

ナターリヤ・パシチニク(Pf)
ヤコブ・コラーニ(Vc)、エミール・ヨナソン(Cl)、クリスチャン・スヴァルフヴァル(Vn)、ツサンド・クァーヴェ(バリトン)、オリガ・パシチニク(ソプラノ)

2015年、スウェーデン放送スタジオ2(セッション)
RE:ハンス・キプファー
BIS-2222 (SACD Hybrid)

本盤はウクライナの19世紀末から20世紀にかけての作曲家の秘曲を集めた一枚。ルイセンコもコセンコもスコリークも初めて聴く名前。作曲年代的には前衛的なものが出てきてもおかしくないので身構えていたのですが、耳に馴染みやすいロマン派的な選曲でした。かつてソビエト連邦の中核を構成した一方でポーランドなど東欧諸国とも深い繋がりを持つウクライナの地政学的位置づけを音楽もそのまま反映している感じで、哀愁漂うメロディーとショパン的構築力、ロマ的土俗性などがミックスされた佳曲が多く気に入りました。

演奏の中心はスウェーデン系ウクライナ人の女流ピアニスト、ナターリャ・パシチニク(美人)。日本でもコンクールやコンサートで演奏経験があるようですが、私は初めて聴きました。現在、40代のようですが、おそらくソヴィエト崩壊前後の大混乱から現在のクリミア併合まで苦難の歴史を体験されてきたのでしょう。テクニックをひけらかすような素振りは無く、切々と歌う感じに好感を持ちます。恐らく、この盤自体が現在のウクライナを発信するメッセージ性を帯びたものなのだと思います。

プロデューサー兼エンジニアは現在のBISのエース、ハンス・キプファー。高い解像力と豊かなホールトーンを両立させ、透明感のある高品位な音。流石です。Fレンジ、Dレンジは共に標準的なれど、ピアノの低音の沈み込みもあり、充実感のある音。音像はやや大きめで実物大に近い。ボーカルの入った曲は音像が肥大する感じ。音場感が豊かなので、フルレンジSPに好適。

このDiskの「バックロー度」★★★★


ハイドン 太陽四重奏曲集(1) OP.20-1,2,3
キアロスクーロ四重奏団

2015年録音 ブレーメン ゼンデザール(セッション)
RE:インゴ・ペトリー
BIS-2158 (SACD Hybrid)

私の中ではすでにアイドル化しているアリーナ・イブラギモヴァが率いるピリオドスタイルの四重奏団、キアロスクーロ。これまでセッション録音はAparteレーベルからベートーヴェン、モーツァルトなどが出ていましたが、突如BISからハイドンが登場。これは嬉しい。太陽四重奏曲集は初めて聴きますが、なかなかの名曲揃い。個人的には2番がイブラギモヴァの個性にマッチしている感じがします。第2集は6月に発売とのことで今から楽しみ。

キアロスクーロの清新な音の魅力がBISの透明感ある音で増幅された感じ。エンジニアはインゴ・ペトリー。キプファーよりもやや音の芯が太めで華やかさは控えめのエッジが立った音。ホールトーンは非常に豊か。かつてのフォン・バールの音に近い感じ。定位はピンポイント。Fレンジ、Dレンジは標準的で、これも、フルレンジBHにマッチする音質です。

このDiskの「バックロー度」★★★★

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