Orisuke
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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

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D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch
単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨…
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日記

Blu-ray Audio 救出大作戦(その2)

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2017年12月18日

廃れゆくBlu-ray AudioをUDP-205を使って刹那的に愉しむプロジェクト、その2です。今週はamazonとHMVから計4枚入手しました。

今回、面白かったのはこれ↓

duoW 「Entendre」
コダーイ ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
ハルヴォルセン パッサカリア
レオナール/セルヴェ 演奏会用大二重奏曲 第1番
ラヴェル ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
スーザ 星条旗よ永遠なれ

duoW
アリアンナ・ワルソー=ファン(Vn)
メタ・ウェイス(Vc)

2012年録音(2.0LPCM24/192、5.1DTS-HDMA24/192、7.1DTS-HDMA24/96)
ソノ・ルミナス、ヴァージニア
E:ダニエル・ショレス
CD/BD-A 2枚組
SONO LUMINUS

e-Onkyoのハイレゾ配信で人気の高い新興レーベル、SONO LUMINUS (http://www.e-onkyo.com/news/456/)。パッケージ版では積極的にCDとBD-Aの二枚組を低価格で展開してきたものの、最近はBD-Aへの熱意を無くしてCDと配信主体に軸足を移している模様。このレーベルの録音は全てDXD(24/352.8kHz)。BD-Aには24/192が入っているが配信では24/96止まりの盤もあるので、UDP-205ユーザーならパッケージ版を買う意味は充分あると思う。

本盤は、ジュリアード音楽院出身のアメリカの女流・若手・美人の二人がヴァイオリンとチェロのデュオで聴かせる名曲集。題名の「Entendre」はフランス語で「聴く」なので輸入元のnaxosはそのまま邦題を「聴く」にしているが、これは誤訳。英語では「double entendre」という外来語になっているらしく、この盤ではユニットの名前「W」と繋げて掛け言葉で使っている。「double meaning」という意味らしい。しかも、ただの二重の意味ではなく、片方は助平な意味になることが多いと辞書にある。「うーむ、これは、ジャケ写の膝上15cmのミニスカートや黒のストッキングと関係があるのだろうか・・・」などと意味不明の妄想を抱きながらディスクをUDP-205にセット。

BD-AをUDP-205で聴く時には、本体だけでは再生出来ず、必ず外部CRTに接続してチャンネル数やビットレートを選択する必要があるので、ちょっと面倒(スマホのoppo remoteでは設定出来ない)。しかもUDP-205にはマイナートラブルがあって、外部CRTでは2chLPCMが選択されていると表示が出ているのに、再生系の回路が反応せずに5.1DTSや7.1DTSを再生してしまうことがある。2ch再生に設定したのに「あれ、妙に録音レベルが小さいなぁ」「変な音だなぁ」と感じたら、このトラブルです。本体側のディスプレイが外部ディスプレイの表示と合っているかどうかチェックして、何度か再生モードを切り替えていると本体と外部CRTの表示が一致して普通の音になります。

*その後、Oppo remoteをいじり回したところ、非常に分かりづらいところにBDーAの再生モード切り替えスイッチが隠れていることが判明しました。これでディスプレイをつなぐ必要なし。音にも有利です。

さて、肝心のディスクの中身がジャケ写の様なお色気のある内容になっているかと期待すると、最初のコダーイの二重奏曲で「このハゲー、違うだろー」と、いきなり強烈なアッパーカットが炸裂します。もともと鋭いコダーイの曲の技術的な側面をこれでもかとえぐり出していく演奏スタイル。音は野太くパワフルで土俗的。テクニックの冴えは痛快無比。日本人女流演奏家の繊細さや端正さとは真逆の「おやじギャル的」演奏ですが、これは実に愉しい。二曲目のハルヴォルセンのパッサカリア(ヘンデルのハープシコード組曲の編曲)、4曲目のラヴェルのソナタも腕力で一気に押し倒してしまうような演奏。ラヴェルのこのソナタは初めて聴きましたが、彼の書いた最も現代音楽的な作品かも知れません。目から鱗、という感じの新鮮さで片時も飽きさせず一気に聴き通せてしまいます。

2ch24/192の音も豪快で高能率フルレンジにピッタリ。耳から血が出るような切れ味と鮮度でリアルさ抜群。ライナーノートに添えられた写真を見る限りでは、使用マイクは計7本をツリー状に配置。3本のメインマイクは奏者に向けて配置。残り4本はアンビエント的に左右2本ずつ振り分けて配置。エンジニアのショレスはe-onkyoのインタビューに、「1つのマイクが1つのスピーカー、というように1対1のアプローチでレコーディングしていきます」と答えており、その通りのマイクセッティング。我が家は2chのみの再生ですが、5.1chも面白そうと期待を抱かせる出来。音像は実物大。チェロの低音は肉厚だが締まっている。再生時に低域のボケは禁物。

このDiskの「バックロー度」★★★★★

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レス一覧

  1. おはようございます。

    コダーイにラベルと聞いて、205ユーザではありませんが、興味シンシン。AMZN、HMV覗きましたが残念ながら在庫切れでした!

    byパグ太郎 at2017-12-18 08:34

  2. パグ太郎さん

    おはようございます

    ヴァイオリンとチェロのデュオのための曲というのは極端に少ないみたいですね。ネット検索してみると、コダーイ、ハルヴォルセン、ラヴェルの3曲は定番のようで、色々なコンサートで似たようなプログラムになっているみたいです。この3曲、どれも素晴らしいと思いました。ハルヴォルセンは全くノーマークでしたが「ヘンデルの主題による変奏曲」のようなものでなかなかの佳曲です。

    パッケージ版、私が買ったので品切れになってしまったのかもしれません。ごめんなさい。あとはe-onkyo頼みですかね。

    byOrisuke at2017-12-18 10:12

  3. Orisuke様、初めまして。

    HDtracksでは、24/192(2chのみですが)売っていますよ。

    http://www.hdtracks.com/duow-entendre-136840

    byつるるんぱ at2017-12-18 12:32

  4. つるるんぱさん

    はじめまして。
    情報ありがとうございます。
    HDtracksで2ch24/192.買えますね。品揃えも充実しています。このレーベルは、やっぱりe-onkyoよりもここが主戦場なんですね。ただ、値段を見ると、在庫さえあればパッケージ版は定価でも凄いお買い得ですね。

    byOrisuke at2017-12-18 13:28

  5. Orisukeさん、

    あいかわらずソフト発掘の名手ですね。

    「このハゲー、違うだろー」はウケました。

    私の経済的状況から考えると出費は制限すべきなのですが、魅力的なご紹介による誘惑には勝てませんでした。
    罪作りなお方です。(笑)

    密林本体にも在庫はあったのですが、さらに安いギリシャ発送のものをポチってしまいました。
    400円ほどケチった報いがあるかもしれませんが…(笑・これってリージョンコードとかあるのかどうか未確認 (^^;) )

    到着まで時間がかかるので気長に楽しみに待つことにします。

    私の場合はマルチにも期待していますが、本当はDTSではなくLPCMにして欲しかったです。

    byK&K at2017-12-18 14:14

  6. K&Kさん

    こんにちは
    ポチられたのですね。
    当方は、コミュの東京スポーツもしくは女性セヴンとしての使命を果たすべく、今後も「?」と「!」が一緒に着いた不確実性の高い情報を発信して参りますので、外れたときも怒らずに、生暖かくお付き合いいただければ幸いです。(汗)

    byOrisuke at2017-12-18 16:13

  7. あ、リージョンコードはありませんので、その点は大丈夫です、追伸でした

    byOrisuke at2017-12-18 17:19

  8. Orisukeさん

    再レス失礼します。皆さんの音源探索の熱意に引きずられ、私も世界の果てから出荷待ちでポチりました。何時届くかも不明ですので、我慢しきれずApppleMusicで、「このハゲー、違うだろー」の「いきなり強烈なアッパーカット」を体験してみました。いや元気が良くて宜しい。と、軽く聞き始めたのですが、これはハイレベルの凄い演奏ですね。ジャケット写真でかえって損しているかもしれません。

    ヴァイオリンとチェロではレパートリーが限られてしまうので、ピアニスト入れてトリオとか聴いてみたいですが、wでもduoでもなくなってしまいますね。

    またまた、良い音楽のご紹介有難うございます。(と書いたところで、最終トラックが始まり、エンターテイナーとしてのサービス精神も持ち合わせていることも判明。ますます気に入りました)

    byパグ太郎 at2017-12-19 01:05

  9. パグ太郎さん

    気に入って、頂けて良かったです。
    ジャケットと演奏のギャップが物凄いことになってますよね(^^)。
    応援したいと思います。

    byOrisuke at2017-12-19 10:31

  10. Orisukeさんとパグ太郎さんのおかげで、ポチリ病が再燃しています。

    Bluray Audioの掘り出し物は、戦線を拡大して、カラヤンのベートーヴェン全集、さらにニューベルングの指輪四部作のBluray一枚物!ベームのトリスタンはCD三枚おまけ付とカリフォルニアの火の手のように拡大しています。

    解ったことは、SACDだ、Blurayだでは無く、マスターをどうしたかかを問われています。カラヤンの第九は、マスターが四種類もあります。タワーレコード製は、残念ながら日本盤の音がしますね。フリッチャイもそうでした。

    片やパグ太郎さんの影響もどんどん戦線を拡大していきます。ジェシー・ノーマンから始まり、ルネ・フレミング、カサロヴァ、コジェナー、ピアノでは、レシェンコ、ポール・ルイスと広がり、ブレンデルの後、アラウの西独盤を総ざらいしています。

    えらいことになりました!

    byGRF at2017-12-21 15:37

  11. GRFさん

    レスありがとうございます。
    仰るようにBD-Aも所詮は器なので、結局はマスターをどのように作ったかが問題で、BD-Aはそのマスターの特徴をDSD変換しない分実に素直に出すんですよね。

    で、私の場合は、現在のBD-Aのヒット率は2割5分と微妙な数字でSACDより若干低いです。特にユニバーサル系は、「なぜ、このマスターをBD-Aにしたの?」と首を傾げるものもあったりします。Naxosも微妙。けれど、当たったときは気持ちいいですね。

    タワーのフリッチャイの第九、ご期待に添えなかったみたいで、ごめんなさい。カラヤン、ポチろうか悩んでいます。

    byOrisuke at2017-12-21 22:59

  12. Orisukeさん,

    本日「このハゲー、違うだろー」がはるばるギリシャから届きました。思っていたよりも早かったです。

    早速聴いてみましたがおもしろかったです。若さあふれる気持ちの良い音に浸ることができました。

    Stereo 192/24 と 5.1 DTS 96/24 も比較してみました。
    マルチも悪くはないのですが、このソフトの場合はStereo 192/24の鮮度感により魅力を感じました。
    教会のようなもっと残響の大きい会場の場合にはマルチの効果が出たのかもしれませんし、DTSのためやや鮮度が損なわれたのかもしれません。
    このアルバムの曲だとあまり残響の多い会場とはマッチしないように思いますので、Stereo録音が最適なのでしょう。

    StereoでもMultiでもSACDで感じるざらっとした感触、粉っぽさがまとわりつくようなノイズ感とは無縁です。このスカッとした空気感がハイレゾPCMの良さなのではないかと思います。

    ご紹介に感謝しています。
     

    byK&K at2017-12-29 22:53

  13. K&Kさん

    ギリシャ、早かったですね(驚)。
    気に入っていただた様で、良かったです。パワフルで気持ちいい演奏ですよね。この数日、この盤のBDーAはリスニングルームで、CDはカーオーディオで大活躍中です。運転中に聴くと気合いが入るような気が(^^)。

    SACDにはないBDーAの音の魅力は、やっぱりスッキリ感ということになるのでしょうかね。高音が点描画の様にならないこと、低域が膨らんだり混濁したりしにくいことあたりがメリットだとすると、現代音楽や古楽と相性が特に良いのかも。

    byOrisuke at2017-12-30 14:30

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