helicats
helicats

マイルーム

オーディオ機器
オーディオ機器
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~14畳 / 防音なし / スクリーン~80型 / ~2ch
我が家のオーディオルームです。 木質プレハブの一戸建です。 オーディオ機器全景です。 機器の構成図です。 入力機器:アナログプレーヤー +AudioTechnica A…
所有製品
所有製品は登録されていません

レビュー/コメント

レビュー/コメントはありません

カレンダー

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最新のレス

日記
製品レビュー/コメント

製品レビュー/コメントへのレスはありません

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

お気に入りユーザー

お気に入りユーザーはありません

日記

真空管式チャンデバ製作 その6

このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年05月16日

前回日誌に続き
真空管式4chデバイダーが完成しました。
内部の状況です。
アンプ部に比べて電源はとっても込み入っています。
一寸バランスが悪いかもですね。

前から見るとこんな感じです。
各チャンネルのレベル調整は10回転のポテンショメーターで基本的に触らない部分なのでロック付きです。
各チャンネルの遮断周波数はカードエッジコネクターに刺さったカードで変更します。
全体のレベル調整は抵抗を張り付けたローターリースイッチ式のアッテネーターで行います。

後ろから見ると
入力が5ヶとチャンデバの4ch出力で一寸したプリアンプより入出力が多くなってしまいました。
OUTはフィルター回路用のバッファ出力でVUメーターを動かす為の出力です。・・・この出力を使えばプリアンプ?

システムに設置しました。
ここに入るサイズでケースを選定したので内部が込み入ってしまいました。

バッファ出力の周波数特性を測定しました。
500KHzまで行けるみたいでそこそこの性能かな?

4chチャンデバ出力の特性を測定しました。
-18dB/octの回路ですが-15dB/oct程度です。
カソードフロワーのゲインが低くて遮断周波数が計算通りになりませんでしたが何とか調整しました。
この特性なら問題なく使えると思います。

製作途中で変更した回路ですが
最初”A”の回路でした。
これでレベル調整のVRを付けると負荷抵抗が重くなりすぎて遮断特性が-10dB/oct程度になってしまいました。
そこで取った対策が”B”の回路です。
他にもバッファ付きのアッテネーターも考えましたが・・・増幅素子が増えるので却下です!
これで交流負荷を軽くしてなんとか-15dB/octを確保出来ましたが、ポテンショメーターに直流を流した状態で摺動子を動かすと「ガサガサ」と音がします。
これは接触不良の問題ではなく 動く事で直流の電位が変化して(≒交流)結果「ガサガサ」と云う音になるみたいです。
最初に調整すれば以降触らない部分なので問題は無いかも

もう一つ4chの内でHPFかLPFの1ヶのHighとLowはゲインが0.95なのに
Mid HighとMid LowはでHPFとLPFの2ヶ有るため0.95×0.95--->0.9になってチャンネル間でゲインが変わってしまいます。
そこでMid HighとMid Lowのカソードフロワーのバイアス抵抗にコンデンサーを付けてゲインを稼ごうと
とっても良いアイデアでオシロで見ても問題なしと・・・

しかし実際に鳴らしてみると 使えない!! 何だか歪っぽい・・・
即刻外しました。
僅かの差ならポテンショメーターで調整すればいいか!

OpAmpなら裸ゲインが高くボルテージフロアで使用するとゲインが限り無く1に近いので全く問題にならない部分ですね。

今回は真空管パワーアンプ(入力インピーダンス200KΩ)に接続の前提で作りました。
どの程度まで使用出来るかテストしました。

ポテンショメーターMaxの位置で250KΩのVRを接続して段々と小さくしました。
遮断周波数の信号レベルが0.5dB下がる抵抗値を測定しました。(根基は有りません)
その時が17.5KΩでした。--->50KΩ以上有れば減衰もメーターの針の幅内でOKみたいです。
これ以下の入力インピーダンスならポテンショメーターを絞るとかの対応が必要になります。
  ※ポテンショが0%なら負荷はポテンショだけですが、ポテンショ100%ならポテンショとパワーアンブの並列負荷(小さな値)になります。中間は合成抵抗で段々と変化します。

市販の半導体パワーアンプは入力インピーダンスが10KΩ程度が多いので難しいかも?
ONKYO SL-10サブウーハーは入力インピーダンス15KΩですが入力感度が高く他のユニットとのバランスでポテンショメーターを半分以下まで絞るので問題なく使えそうです。

マイクによる測定結果です。
測ったからどうしたの?ですが・・・、ポテンショメーターの位置を決めるのに測定しました。

肝心の音ですが、最初は”何なの?”失敗したかな・・・でしたが10時間辺りから劇的に変わってきました。
やはり古い真空管は長期間眠っていただけに 活を入れるのに時間が掛かるのかな。
それとも本来の容量になるのに50時間掛かると云われている電解コンデンサーの影響かな?

弾けるベース・綺麗に響くピアノ・擦れるようなボーカルが出れば これで良いかなと思ってしまいます。

5/18

電源系統の一部見直しを行いました。
現状の回路
┏━┓
┃ ┣━━┳━━━━→最終段
┃定┃ ┏┻┓
┃電┃ ┃リッ┣━━━→前段
┃圧┃ ┃プ┃
┃回┃ ┃ルフ┃
┃路┃ ┃ィル┃
┃ ┃ ┃ター┃
┗━┛ ┗━┛
電流の大きい最終段は給電能力の大きい定電圧の後から・電流の小さい前段はリップルフィルターより給電しています。

残留リップル
  定電圧:1mV未満/200V
  リップルFil:0.1mV未満/200V

リップルフィルターの効果が高いので次の様に変更しました。
┏━┓
┃ ┣━━┳━━━━→×
┃定┃ ┏┻┓
┃電┃ ┃リッ┣━━━→最終段・前段
┃圧┃ ┃プ┃
┃回┃ ┃ルフ┃
┃路┃ ┃ィル┃
┃ ┃ ┃ター┃
┗━┛ ┗━┛
これが予想以上に効果があり 何故かS/N比まで向上しました。
今まで真空管の散弾ノイズだと思っていたのも電源からのノイズがかなり混じっていたかもですね。

ゲインが1未満のカソードアロアーで電源の影響がこれだけ有るのは一寸驚きです。

5/19

試聴の結果最終段のLOWとMID LOWは給電力優先の定電圧側・MID HIとHighはリップル優先のリップルフィルター側にしました。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. helicats さん、今晩は。

     4chデバイダー、完成おめでとうございます。お疲れ様でした。

     5系統の入力とメインVRが有ればこれは実質のプリアンプではないでしょうか。?

     いずれにしても凄いものを作られましたね。測定結果も大きなディップもギャップ無く素晴らしいですね。

     音も良いとの事でこれから先、音が馴染んだらどの様な音質になるのでしょうかね。機会が有れば是非共拝聴させて頂きたいものです。

     yhh

    byyhh at2020-05-17 01:09

  2. yhhさん

    今の状態だと頑張った割にSANSUI CD-10との差が小さい様な気がします。
    ただCD-10は製造から半世紀経っているので更新時期と云えなくも無いような?
    サブシステムにもう一台あるので予備部品も欲しいですし・・・OpAmpが出る前の差し込み式の増幅カードは替えが無い

    ただ初期エージングで大きく変わっているので今後どうなるか楽しみです。

    特に最初の音出しが日記にも書いた”カソードフロワーのバイアス抵抗にコンデンサーを付けてゲインを稼ぐ”状態だったので最悪でした。
    この時は本当にガックリしました。
    カソードフロアーでなく通常の増幅回路だと当たり前に使われる手法なんですがね???
      ※自分の作った回路ではバイアス抵抗のバイパスコンデンサは入れた事が無かったのでなんとも云えません。

    byhelicats at2020-05-17 10:04

  3. helicatsさん、こんばんは。

    凄いチャンデバが完成しましたね。
    相当な作業量が必要だったと思いますが、お疲れさまでした。

    プレート負荷抵抗から信号を取り出す位置を変えることで音量をコントロールする回路は、特許申請できそうです?!

    次の音会で聴かせていただくのが楽しみです。

    例のLP(LA4)ですが、何回もクリーニングしまて1枚はほぼ実用レベルになりました。

    もう1枚は、ディスクプロテック加工で白色化したものがどうしても取れずノイズだらけです。

    どなたか、これをクリーニングする方法があれば教えていただきたいです。

    byED at2020-05-17 21:51

  4. EDさん

    真空管パワーアンプは何台も作って手慣れたものですが・・・さすがにデバイダーは手古摺りました。

    まずは箱の防振対策はどうしたらから始まってカソードフロアーのゲインの低さから遮断周波数と肩特性が計算通りにならず調整に次ぐ調整で何時終わるのかと・・・

    どうにかチャンデバ出力の特性になりました。
    最初から-12dB/octで作っていたら-10dB/octが達成出来たかどうかも怪しいです。

    裸ゲインの大きいOpAmpとかTrを使っていればこうした苦労も無かったでしょうね?・・・その分増幅素子の数が激増しますけど

    今回は最低限の増幅素子で構成しましたけど どちらにしても良し悪しが有りますね。

    とは云えある程度計算が使えて再現性の高い測定が出来たので何とかなりましたが負荷の特性もはっきりしないネットワークだと諦めていたかもですね。

    LP(LA4)は上手く行けばいいな程度で余り気にしないで下さい。
    新チャンデバの調整は352KHz/24bitの音源が主体でLPは未だで鳴らしていないので近い内に鳴らしてみます。

    byhelicats at2020-05-17 23:32

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする