日記
ES9018DACのOpAmpを交換しました。
2021年01月03日
電解コンデンサーの交換が終了してマルチアンプの各ユニットのバランスが変わったのでFFTを使用してレベル合わせを行っています。
電解コンデンサーと違ってフィルムコンは初期劣化が大きく一ヶ月程度でバランスが変わっています。
一度安定してしまえばメーカー推定値で寿命12年なので20年程度は問題なく使えると思います。
調整時にはボリュームをMaxにして音を出しています。
この時に何故かDACからノイズが???
電解コンデンサーも7年程度でそんな時期ではないはず!
一番疑わしいのは、前科のあるIV変換用ICのLH0032

付けた当初はその音の素晴らしさに感動したのですが・・・熱に弱く対策も無く使用すると半年でオシャカに
取り敢えず取り付けた放熱板です。

計画性も無く後から後から足すように取り付けています。
それとオシロで最小bit付近を観測中にメタル缶(放熱器)をシャーシーGNDに繋ぐと何故かノイズが増えます。
最小になったのがES9018の+-出力に対応したDUAL OpAmpのメタル缶(放熱器)を接続した時でした。
単に同相のノイズを拾って後の差動合成で除去されただけかも知れません。
DACの内部はノイズの塊なので何が起こっても不思議では無いですね!
今回はもう少し考えて取り付けたいと思います。
なには置いてもLH0032は外せません。

LH0032 OpAmpとDUAL OpAmp変換用ICソケット等の部品です。
ユニバーサル基板にLH0032を取り付けました。

ICソケットに基板を取り付けました。

これでDUAL OpAmpに対応します。
今回のメインテーマの放熱器を取り付けました。

銅板をコの字に曲げて囲う様に取り付けました。
同時にDUAL OpAmpのメタル缶(放熱器)の接続も行います。
機器に取り付けた状態です。

何とか収まりました。
結果はノイズも止まりました。
音も調整が難しかった沈み込むように抜ける低音がアッサリと出てしまいました。
どうやらノイズだけでなくICの性能もかなり劣化していたみたいです。
LH0032の出音は素晴らしいですが放熱が何処まで必要なのか今一つ分かりません。
一説によると製造時には顕微鏡で視ながらセラミック基板にトランジスターを配置していたとか?
ハイブリッドIC特有のメタル缶と部品に空間が有るならメタル缶から放熱しても効果は???かも知れませんね。
最悪予備のICがかなり有るので定期的に交換と・・・真空管みたいな使い方になるのかな?
レス一覧
-
helicatsさん
こんにちは。
LH0032を使われているとは入手困難ですので驚きました。
回路が公開されているのでディスクリートで製作してみましたが、残念ながらもう一つでした。回路通りに作っても同じ音にならないのがオーディオの難しさですね(笑
LH0032はおっしゃるように中身は基板上に人がはんだ付けしたICだそうです。電流が多く流れるので外装のメタル筒で放熱しているのだと思います。ES9018出力は大電流ですので放熱器を付けた方が安全ですね。熱暴走しなくても出力DC電圧が出てドリフトが起こると思います。ですので銅板による放熱器は必須ではないでしょうか。
LH0032は貴重ですので大事にお使いください。
byマイペース at2021-01-03 19:20
-
helicatsさん こんばんは
LH0032ですか、懐かしいです
一時は100個ほど持っていました
人に譲ったりして手元には「記念として」2個だけ残っています
放熱用の専用ヒートシンクもあったんですけどこれもLH0032と
一緒に譲ってしまったので手元には残っていません
byプリマ at2021-01-03 19:46
-
マイペースさん
I/V変換にLH032を使うと他のICの音の差が誤差と思えるほどに違います。
それではとI/V変換+差動合成までLH0032にすると悲惨な結果になってしまいます。
オーディオはバランスが大事ですね。
スリューレートが500V/μSと異常に高かったり、裸ゲインが60dB程度と真空管並みの利得だったりと 本来の用途の分からないICですね。
byhelicats at2021-01-03 20:22
-
プリマさん
LH0032は手持ちで15個ほど有ります。
一回で4個を使用するので3回は交換できるかな?
今回は7年使えたので7年×3回で21年は大丈夫???
はたして計算通り行くのかな・・・
byhelicats at2021-01-03 20:27
レスを書く