StereoHall
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生演奏感触への挑戦者  クラシック音楽を愛好する後期高齢者です。オーディオ業界とは関係のないアマチュアの技術者です。ここ四半世紀はオーケストラの生演奏感触をマイルームで得ようと独自の研究を重ね、…

マイルーム

HSSシステム
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持ち家(マンション) / リビング兼用 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音あり / スクリーンなし / 8ch以上
 StereoHallはHSSにより3D音場を再生するシステムです。音源は2ch音源であれば何でも構いません。キーデバイスとなるのはサブスピーカー用の効果音作成装置です。これには穴澤健明氏が開発した残…
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日記

絶滅危惧種からの反転攻勢

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2017年04月24日

あるオーディオ仲間との会話です。

「世の中に音楽の好きな人は多いけど、その中の一握りの人間が“オーディオマニア”と呼ばれる人種だね」
「マニアの中でクラシック音楽の愛好家と言うのは、これまた一握りだね」
「さらにその中で、我々のように音場再生に関心を持っている人間は、ほんの僅かだね」
「もはや、我々は絶滅危惧種と言っていいのじゃないか?」

ステレオレコードが発売されてすでに60年になりますが、再生方式というと、未だに二つのスピーカーを並べた2チャンネル再生方式が、オーディオ界の主流です。つまり60年間進歩していません。その間他の方式も数多く模索されましたが、結局は2チャンネルに回帰しています。

クラシック音楽の中でも、オーケストラの再生は至難の技です。2チャンネル再生では、生演奏を聴くときの感触と大きくかけ離れているのです。

それでも私のように、ナマ演奏感触を求めて、彷徨い続ける人種が、ほんのわずかですが存在しています。まさしく「絶滅危惧種」です。2チャンネル本流派からは、冷たい視線で見られているのも確かです。

オーケストラの再生が何故難しいか?オーケストラは、演奏の直接音と音場が一体となった独特の響きをしています。その音場も再生しなければオーケストラの音にならないのですが、残念ながらそのことに気づいている人は少ないのです。音場と残響とは似ているようで違います。

「2チャンネル再生では残響が足りないから、部屋の残響でカバーしてやればいい」。これが主流派の考え方ですが、ちょっと待ったです。オーディオルームは演奏会場ではありません。音源に含まれている残響情報に、部屋特有の残響音を付加して、独自の音に仕上げて聴いても、その方式は正統的な方式とは言えません。しかし、他に方法がないから・・・・が現状でしょう。

そうした中で、昨年穴澤健明氏が残響分離制御装置BM-1を発表されました。これはオーディオ60年の歴史の中で、画期的な技術開発です。残響分離など、夢の技術と思われていましたが、現実にそれが目の前に実用的な形で登場したのですから、素晴らしいとしか言いようがありません。

この技術を使えば、部屋の残響という厚化粧でごまかさなくても、音源に含まれている本来の残響情報で補填すればいいのですから、事情は一変します。これまで救いの神であった部屋の残響音は一転して天敵となります。立場が逆転するのです。

もう一つ忘れてはならないことがあります。音場は立体的に存在しているということです。誠に悲しいことに、この単純な事実にオーディオ界は60年間気づいていなかったということです。過去のサラウンドを見ても、現在の5.1チャンネルを見ても、「立体」という概念はありません。

私が音場の立体化を求めて研究を始めてから四半世紀が経過していますが、昨年まで十分な満足を得るまでには至らなかったのは、適切な残響情報を得る手段がなかったからです。残響音はダイナベクター社のSSPで創成していましたが、これには必ず直接音も含まれており、純粋な残響音を得ることは無理でした。そこへBM-1が登場したのです。SSPに置き換えたところ、目覚ましい効果を得ることが出来るようになりました。絶滅危惧種が息を吹き返し始めました。

見事に3D音場が再生できるようになり、豊かな響きと、鮮明な音像、それに実在感の三者が同時に実現できるようになりました。3D音場再生という発想が正しかったことが証明されました。目の前にステージが登場し、ホールの空間が再現されます。背筋がゾクゾクとするほどの生々しさです。新しい音の世界です。VRホールです。

「音場は立体的に存在する。したがって再生時も立体的に再生されなければならない」。
この指針にしたがって私が開発したのがHSSという8チャンネル再生方式です。当初「立体音場」、次に「3次元音場」、そして3Dという言葉が一般化してきてからは「3D音場」と、音場の呼称を変えて来ましたが、賛同する他の論文は、私の目には止まっていません。つまり「3D音場再生」は、一般用語のように見えて、私が独自に提案した用語と言えます。

ヒジヤンさんが私の日記へのレスで、「いろいろなやり方があり、皆さん苦心されて3D音場再生を実施されています。」と発言されました。???。私は8チャンネル再生で3D音場が再生可能になったと発表したのに、他に方法で3D音場を再生している??

早速、その3D音場を試聴したいと申し入れました。ご本人は目下挑戦中とのことで、他の方を紹介して頂きました。早速連絡を取ると「一見さんはお断り。そちらに出向いて試聴する意向もない」との返事で、あえなくポシャってしまいました。そこでヒジヤンさんに、私の所に試聴に見えるようにお誘いしたのですが、これには何の返事もなく今日に至っています。

つまり、私の言う3D音場とヒジヤンさんの3D音場が同じなのか、違うとすればどう違うのか、確認する方法がないと言うことです。VRホールの音は2チャンネルの限界を超えた音だとの自信はありますが、確認することが出来ません。このままだと読者の方々の中には「3D音場再生は誰でもやっていることを大袈裟に表現しているだけのことだったのか」と誤解される方がおられるかも知れません。やむを得ずヒジヤンさんの発言に対する実態を報告させていただきました。

ヒジヤンさんを責める意向は持ち合わせませんが、本例のように、本コミュで有益な発言を多数なされ、その存在を認められておられるような方々は、長年にわたるオーディオ研究で、それなりの技術を習得され、晩年はそれを集大成されて、オーディオライフを楽しんでおられる方々が多数おられます。それは素晴らしい生き方だと思います。

ところが、私の研究報告は、そうした方々の常識を否定するに等しい内容ですから、直ちに、安易に、それを認める訳には行かないのが現実だと思います。ダマサレナイゾ!と。
たとえ事実としても、その方式に今更変更する気にもならないでしょう。却って気分が悪くなるだけでしょう。そのような異説には、一切係わらない方がいいとしても当然の話です。

しかし、もっと若い方々は、これまでのオーディオの歴史には問題があったとの認識を持たれ、広い視野で、今後のオーディオの在り方を探られた方がいいと思います。オーディオをやるには結構お金がかかります。音場再生を全うするには部屋そのものの造りから問題になりますから、途中で路線変更するのも容易なことではありません。

私は20年前にリフォームしましたが、その時すでに8チャンネル構想は固まっていたので、天井裏にスピーカー配線を施し、床は全面絨毯を敷き詰め、壁には吸音処置を施しました。窓と扉には防音処理をしました。家具類も日常生活に必要なものを設置した普通の静かなリビングルームです。マニアの自慢するオーディオルーム造りにはしなかったのです。

お若い方々は、今のうちに広く情報収集をされるといいと思います。その中の一つとして私のVRホールを体験されることは、決して無駄にはならないと思います。VRホールを実現するには、通常の2チャンネル再生装置の他にプラス100万円程度の費用が必要になると思いますが、それが高いか、安いかは、偏に聴いてからの判断になりますが、多くの方が「そんなに安い費用で、これだけの高品位な音を手ににすることができるのか」と驚かれるに違いありませせん。

ただし、ポップスやロック等のマイクとPAを前提としての音楽は、元の音の実態が無いに等しいので、音場再生の対象とはならず、効果は期待できません。誤解のないようにお願いします。

以上、絶滅危惧種人間がBM-1という画期的な新兵器を手にしての、オーディオ界への反転攻勢宣言です。穴澤氏も多くの講演会を予定されており、そこでデモを実施されます。何れはBM-1がトップエンドオーディオの切り札となる日が必ず来ることでしょう。

なお、穴澤氏の講演にご興味をお持ちの方に、下記セミナーをご紹介します。
https://www.nhlab.net/japanese/%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC/

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  1. StereoHallさん、こんばんは。

    メッセージにお返事せずに失礼いたしました。以前にもお伝えしましたが、自身の音楽活動も行っているのでPhile-webにログインする機会が少ないです。どうぞお許し下さい。

    さて話は変わりますが、私の考える3D再生とは生演奏を聴いたときの感動を彷彿させるような再生でして、生と再生は同じになるとは思っていません。生も好きですし、オーディオ再生も好きです。

    同じ曲を演奏しても演奏者で音楽が変わるように、深く再生を突き詰めておられる方々のサウンドは趣向も様々ですし、同じソフトを聴いても皆違う音を奏でます。それでも、それぞれに説得力があるものです。

    唯一無二で、これしかないと思われるのであればそれもありかと思います。ですが相手のよさを認め、自分のよさも感じてもらう。このスタンスを持つことで趣味の交流が成立するような気がしています。

    失礼なレスと感じられましたらお詫びいたします。ご自身や穴澤様が発明された画期的な新兵器の発展を祈念しています。

    byヒジヤン at2017-04-24 21:43

  2. ヒジヤンさん

    レスを有難うございます。前回メッセージをお送りしたのが3月8日です。お忙しいと思っていたのですが、4月16日には他の方へはレスを書いておられるのに、こちらには一切音沙汰ないので、無視されたと理解していました。

    それはさておき、私は「3D音場再生」は技術論として提起し、その効用を発表してきました。

    これに対しヒジヤンさんは、感覚的に嗜好的に「3D音場」の意味を解釈され、評価しておられるようです。最初から論旨がずれています。

    5年くらい前でしたか、知人を介して元NHK技研関係の人と称する方を紹介され、メールだけでしたが3D音場再生を議論しました。しかしこちらの意図が伝わりません。最後には「どうして3D音場などという用語を使うのか?サラウンドでいいではないか」とのご指摘を受けました。

    つまり、3D音場再生という用語は業界では一般性のある用語ではないのに、ヒジヤンさんはこれを音楽を聴くときの感覚論として独自の解釈をされていました。そのため話がややこしくなっています。

    3D音場再生は技術論です。その効用は私なりの表現で報告していますが、音は聴かなくてはわかりません。今後3D音場論を展開されるのであれば、提唱者である私の音を試聴されてからにされた方がいいと思います。音の比較は必ず二者を体験してから行うのが鉄則です。それを行わずに論じると混乱が生じるだけです。

    オーディオは趣味の世界です。私は他人の趣向をとやかく評する意図は持ち合わせていません。誤解のないようにお願いいたします。

    byStereoHall at2017-04-25 10:39

  3. StereoHallさんのおっしゃる3D音場再生について
    私も全く理解できていませんし、
    技術論を議論するつもりはありませんので
    素人の感想としてお聞きください。

    私にはStereoHallさんの文章を読んでいても
    話が難しいので良くわかりません。
    DolbyやDTSのようなサラウンドとの
    具体的な違いが頭に描けません

    それは私の想像力の欠如かもしれませんが
    いろいろな人と議論されても話が伝わらない、
    誤認や解釈の相違が生まれていると言うことは
    伝え方にも問題があるのではないでしょうか?

    共通認識のない相手に普及活動をされるのであれば
    文章だけではなく画像や映像などと合わせた
    3D音場再生の具体的なイメージを説明する
    簡潔で分かりやすい情報開示が必要ではないかと思います。

    知らない人から、聞けば分かるから聞け、
    聞かなくては分からないから聞きに来い
    と言われたら断られるのは当然のことですし、
    分かりやすい説明をして興味を持ってもらい
    「ぜひ聞いてみたいな」
    と思ってもらう必要があると思います。

    普及活動が実を結んで
    たくさんの人に興味を持ってもらえるといいですね。

    byHermitage at2017-04-25 12:08

  4. バーガンディミストさん

    ご指摘、大変有難うございました。
    3D音場に関しては、四半世紀にわたって、技術誌で書いて来ましたが、わからないとの指摘を受けたことがなかったものですから、大いに反省しています。

    折角の機会ですから、少し補足説明します。
    特長は8チャンネル再生で、8個のスピーカーの配置は、「遂に仮想現実ホールが実現した(後編)」に図示してあります。
    http://community.phileweb.com/mypage/entry/4503/20161214/53966/

    理屈は極めて単純です。コンサートホールでは例外なく天井が高くなっています。聴衆はこの大きな入れ物の底辺に張り付いて聴いています。残響は周囲からと言うよりも、多くは上の方から降りかかって来ています。つまり3次元的に残響で囲まれています。これを3D音場と称しました。

    これまで提唱されたサラウンドは、周囲を二次元的に残響で囲むという概念のものばかりで、残響を上方からも発するという概念がありませんでした。

    どうしたら、それが可能かをカット&トライで実用化したのがHSSです。8チャンネル再生です。このHSSで得られる音場再生法を3D音場再生と称してきました。

    ただ、それだけのことですが、これまで高さ方向が重要だという発想を提示し、実践して来た人はいません。(22.2chはその要素を含んではいますが、家庭用とは言えません。)

    HSSでやって見ると臨場感が飛躍的に向上しました。特にBM-1を導入してからは、驚くほどの臨場感が得られています。天井の高さ感、奥行き感が現実味を帯びていて、ホール空間をリアルに感じます。この仮想空間をVRホールと称しました。

    高さの要素を入れるだけで、そんなに違うのか?信じ難いでしょうが、それは言葉では表現できませんから、関心をお持ちの方は、試聴で確認していただきたいと申し上げています。

    以上のように3D音場再生は難解なものではなく、極めて単純な理屈です。

    DolbyやDTSのようなサラウンドについては、1年前に述べたことがありますが、これらは発音体を3次元的に配置させることが目的であって、音場を3次元的に再生させるという目的はありません。ピュアオーディオとは、目的を異にしています。

    byStereoHall at2017-04-25 17:06

  5. さすがに完全に名前を間違えられるとムッとしますが…。

    技術誌で書かれていたと聞いて納得できました。

    私が言いたいのは
    聞いてもらう前に文章の途中で挫折してしまうと言うことです。

    写真も絵もなく、耳慣れない言葉が並んだ
    3000文字を超える文章を読むのは結構重いので
    興味を持つ前に途中で読むのをやめてしまうと思うんですよね。

    これがただの日記なら問題ありませんが
    「聞いてもらう」という目的の前に
    持論展開に終始している感じがします。
    肝心の「聞きに行く」という行動につながりません。

    普及活動であればパンフレットのようなイメージで
    書いてみてはいかがでしょうか?

    少し生意気を申したかもしれませんが
    技術は素晴らしいのでしょうから
    皆さんにその魅力が伝わるよう頑張ってください。

    byHermitage at2017-04-25 20:30

  6. Hermitageさん

    大変失礼いたしました。陳謝です。

    書いていて、自分でも少し長いな、と気にはなっていたのですが、雑誌の記事とは違いますから、今後は十分に気を付けるようにいたします。

    失礼を重ねてお詫び申し上げます。

    byStereoHall at2017-04-25 21:39

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