どんぐり
どんぐり
以前、長野県白馬村のどんぐり村に居住していた時の そこから望む白馬岳をタグにしました。 晴れた日は何時も朝日に輝く白馬連邦を眺めていました。 眼下に流れる渓流の通奏低音のような響き、朝もや、小鳥…

マイルーム

アナログ再生
アナログ再生
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
所有している約400巻の4trテープを真空管アンプとオープンリールデッキと タンノイのスピーカーで再生。 リスニングルーム兼音楽室・16畳、2.2~3.5m高 「使用機器」     スピーカ…
所有製品

レビュー/コメント

カレンダー

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

お気に入り製品

日記

音楽の力:レニングラード交響曲

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年01月05日

先日2日、玉木宏・音楽サスペンス紀行を観ました。

戦時下の中でショスタコーヴィチ・交響曲第7番が作曲された背景が詳しく説明されていました。
交響曲第5「革命」は前線でスケッチしたと聞きましたが、第7番「レニングラード」はレニングラードから1000キロ以上離れた安全なクイビシェフで作曲されたとのことです。そしてドイツ軍侵攻から半年後に完成され、その楽譜には故郷の「レニングラードの街に捧ぐ」とサインが添えてあります。
この曲がヒトラー政権:ナチスに向けられていただけでなく、この曲を利用しようとしていたスターリンにも矢が向けられていたのでは、という皮肉が面白いです。この曲にはショスタコーヴィチの総全体主義に対抗する哲学が内包されているとのこと。
そして音楽芸術は完成度が高ければ高いほど誰も壊すことができないと。
楽団員にとっては戦時中の満身創痍の中でも音楽が正気に戻してくれ、演奏するのが救いとなっていたと。
この曲のレニングラードでのコンサートが街中に流れ、それを聞いたドイツ人兵士が「この戦争には勝てない」と思ったとのこと。
等々・・・
まさに音楽の力ですね。
私にとっても、日々聴いているステレオサウンドが人生の力になっていると感じました。

私の愛聴盤は、バーンスタイン/シカゴ交響楽団:ショスタコーヴィッチ交響曲第7番:1988シカゴ・オーケストラ・ホール:UCCG4101 DDD録音
第1楽章31:43、第2楽章14:48、第3楽章19:25、第4楽章18:52
とても秀逸な演奏、名録音です!

今日、全楽章を通して聴いてその迫力に圧倒され、又その精神性に深く感銘を受けました。
正に音楽の力を感じさせる珠玉の名曲であると思います。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. どんぐりさん

    お早うございます。
    面白い番組があったのですね。全く気が付きませんでした。

    ショスタコーヴィチの作品は、どれも多重人格で、相反する感情、主義主張が同居しているその複雑さに振り回されながらも、引き込まれてしまいます。

    それが政治的には色々な解釈を成り立たせていて、彼自身の生き残りの策と捉えることもできますが、それ以前に彼の内面的な部分の多面性がこういう音楽を作り出させていたとも思えます。どんな文脈で音楽を聴くのかという疑問をいつも突きつけられる作曲家ですね。

    そういう意味で、バーンスタインにぶつけるとするとムラヴィンスキなのでしょうが、まともな録音がないのが不思議です。

    byパグ太郎 at2019-01-06 07:20

  2. パグ太郎さん おはようございます

    レスありがとうございます
    ≫ショスタコーヴィチの作品は、どれも多重人格・・
    あ!そうですか!写真から想像するととても生真面目なお人柄のようですが。

    紹介したCDはバーンスタインの熱演です。
    そして量感豊かな素晴らしい録音です。レコーディングエンジニアが優れているのですね。第9番とセットの2枚組で2400円は買い得と思います。是非聴いてみてください。

    (本文を補足しました)

    byどんぐり at2019-01-06 07:45

  3. 私もこの番組感動しました。ナチス軍に包囲されながら、音楽を演奏するという行為にここまでの苦労があったことを知りました。
    ショスタコービッチは 5番の終楽章 も当局の厳しい監視下で作曲された単なる革命賛歌では 無いと思いますが、そこを指揮者が 作曲家の思いをどのように表現するのを推察するのも楽しみの一つですね。
    7番も色々聞いてみようと思っています。

    byKE2 at2019-01-06 07:50

  4. おはようございます。

    気になって検索してみましたが、雪に鉄筋が突き刺さっているやつですかね?ジャケからして強烈なメッセージ性を感じてしまいます。
    聴いてみたくなりました。
    映画「戦場のピアニスト」も強烈な映画でしたが、、

    byにら at2019-01-06 08:26

  5. KE2さん おはようございます

    レスありがとうございます。
    > 5番の終楽章 も当局の厳しい監視下で作曲された
    そうなんですか。
    当時は音楽が強く政治に影響していたのですね。
    この放送でもヒトラーやスターリンが強く音楽を政治に利用しようとしていたようですね。
    >ナチス軍に包囲されながら
    飢えで楽員たちが死んでいくシーンに心が惹き込まれました。
    私もトランペットを吹いていましたが白鳥の湖のトランペットソロが吹けないシーンは胸に刺さりました

    byどんぐり at2019-01-06 08:47

  6. にらさん  おはようございます

    レスありがとうございます

    >雪に鉄筋が突き刺さっているやつですかね?

    ハイそうです
    >聴いてみたくなりました

    是非聴いてみてください
    私のCDファイルで№1の録音で迫力がありますが内面の精神性も素晴らしいです。

    私も「戦場のピアニスト」も好きです。将校の前で弾いたバラード第一番は特に印象的でした

    byどんぐり at2019-01-06 08:56

  7. こんにちわ~♪

    「レニングラード」反応してしまったショスタコ好きオヤジです(笑)
    番組見ましたが如何にもロシアなお話ですね。
    バーンスタインは7番も良いですが、私的には5番押しです。

    ついでに私の愛聴盤を紹介させてください

    交響曲7番「レニングラード」
    ①ネーメ・ヤルヴィ指揮/スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(CHANDOS CHAN8623)
    ②キタエンコ指揮/ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団(Capriccio 71033/34)

    以上

    byspcjpnorg at2019-01-06 11:02

  8. spcjpnorgさん  初めまして

    レスありがとうございます

    ご紹介してくださりありがとうございます。これらは聴いたことがありませんが、機会を見て聴いてみたいです。

    この第7は演奏者もさることながら、この壮大なダイナミックレンジを纏め上げたレコーディングエンジニアに拍手を送りたいですね。

    >如何にもロシアなお話
    かなり音楽に造詣が深いようですね。これからもご教示ください。

    byどんぐり at2019-01-06 11:28

  9. どんぐりさん

    ご挨拶が遅くなりましたが、新年おめでとうございます!
    本年もよろしくお願いいたします。

    件の番組、私も見ました。皆さんの感想と被るところが多かったのですが、極秘に渡った楽譜からアメリカでの異常な盛り上がりがあったことはちょっとした驚きでした。。。誰を指揮者として初演するかとか(結局トスカニーニでしたね)、それまでの経緯の映画化の話の頓挫とか(脚本がフォークナーで監督がハワード・ホークスって豪華な顔ぶれでした)。映画化をショスタコーヴィチが固辞したのは、政治的背景ももちろんあるでしょうが、半分、彼の良心も入っていたのでしょう。そう思いたくなるような番組作りだったように感じました。

    byゲオルグ at2019-01-06 12:32

  10. どんぐりさん、ご無沙汰しています。

    私も録画でしたが、ご紹介の番組を先ほど見終えました。日常を取り戻す音楽の力、そして、つまるところ人の強さのようなものを感じました。今回は悪役だったドイツですが、敗戦間際、爆撃下の、ギーゼキングによる「皇帝」が知られていますね。

    早いもので大雪のシャコンヌにお邪魔して、早5年になります。

    by横浜のvafan at2019-01-06 12:47

  11. ゲオルグ さん

    明けましておめでとうございます。
    本年も宜しくお願い致します。

    >映画化をショスタコーヴィチが固辞した
    そうですね。パク太郎さんも言っていましたが本当のショスタコーヴィチはどんな人柄なんでしょう?
    今日も3,4楽章を念を入れて聴いてみました。
    最後の繰り返し演奏される最強のトゥッティには底知れないショスタコーヴィチの精神力の強さを感じてしまいます。また第1楽章の長大なクレッシェンドの後に演奏される弦楽器の美しさには心から癒されますね。私は「彼の良心」とは、すごいロマンティストと強靭な精神力を併せ持ったお人柄ではないかと思います。この曲を聴いてそう感じました。
    >番組作り
    私はこの番組は極めて事実に基づいて作られた優秀番組と思います。

    byどんぐり at2019-01-06 13:15

  12. 横浜のvafanさん

    もう5年ですか。早いものですね。これからもよろしくお願いします。
    >日常を取り戻す音楽の力
    これこそが音楽の素晴らしさですね。

    >敗戦間際、爆撃下の
    私はこのような状態の時にフルトヴェングラーが指揮をしていた動画を見たことがあります。

    正直、私にはそこまでの自信はあるとは言えません(汗)

    自分なりに音楽に寄り添って人生が送れればそれで良いと思っています。

    byどんぐり at2019-01-06 14:13

  13. どんぐりさん、はじめまして。
    録画していたものを先ほど見終わりました。
    正月2日のゴールデンタイムにショスタコーヴィチの交響曲第7番をテーマに2時間番組を放送するなんて、よくもまあ、こんな企画が通ったものだと感心しました。
    当時のレニングラードにおける深刻な食糧難・飢餓状態を物語るエピソードとして、
    肉屋に肉を買いにいった人が、店の奥に誘い込まれて、
    殺され、解体され、人肉が食用にされていたなんて、、、
    このあと、久しぶり交響曲第7番を聞いてみようと思います。
    ゲルギエフ指揮
    キーロフ歌劇場管弦楽団&ロッテルダム・フィルハーモニー
    ライブ録音、Phillips 4708452 で。

    byshostakopovich at2019-01-06 14:17

  14. byshostakopovich さん
    レスありがとうございます。

    今回この残虐なシーンは伏せました。
    人間は窮地に追い込まれるとそこまで変わってしまうのですね。戦争は怖いものです。

    >交響曲第7番を聞いてみよう・・・
    この曲は1楽章だけでも十分聴きごたえがありますね。クレッシェンドの後の静寂!素晴らしいです。

    >ゲルギエフ指揮
    キーロフ歌劇場管弦楽団&ロッテルダム・フィルハーモニー

    この曲は余りにもダイナミックレンジが大きいので録音再生では無理があるでしょうね。
    機会があれば是非生演奏を聴いてみたいです。

    byどんぐり at2019-01-06 14:47

  15. どんぐりさん

    あけましておめでとうございます。

    私は、残念ながらその番組は見ていませんが…

    バーンスタイン/シカゴ響の「レニングラード」は、ほんとうに素晴らしいですね。

    たまたま私も、年末にバーンスタイン/ウィーン・フィルの第6番の演奏に一心に耳を傾けていたところです。

    この曲の愛聴盤として、お定まりのロシア人の演奏ではなくて、このCDを取り上げていただいてとてもうれしいというだけではなく、そういうどんぐりさんの感性はいつもながらさすがだと感じ入りました。

    私は、バーンスタインが第7番をこの録音するほんの4年ほど前に、同じシカゴ響の演奏を目の当たりにしています。指揮者は別のアメリカ人でしたが、それはもう辟易とさせられる愚演で、この曲にどうしてもなじめなかった自分にさらに追い打ちをかけるようなものでした。バーンスタインのショスタコーヴィチといえば第5番が有名です。いわゆる「革命」と副題がつけられていた頃の彼の演奏にも同じような違和感を覚えていました。

    それがどちらも一変させてしまったのがこのCDです。このCDを教えてくれた先輩にはいまでも感謝しています。

    ちょっと長くなりそうなので、自分の日記に書いてみました。


    http://community.phileweb.com/mypage/entry/2408/20190106/61449/

    byベルウッド at2019-01-06 17:15

  16. ベルウッドさん

    明けましておめでとうございます。

    レスありがとうございます

    このバーンスタイン/シカゴ響版は10数年前でしょうか偶然購入したものです。第5「革命」の素晴らしさに引きずられ購入しました。

    聴いてびっくりでした。普通のDDD版ですが物凄いダイナミックレンジでしかもいつも聴くあからさまなロシア的演奏とは違いとても音楽の温かさを感じるのです。
    事実、ショスタコーヴィチは第1楽章の長大なクレッシェンドの前後に
    優雅な弦合奏を挟んでいます。これでクレッシェンドの疲れが抑えられますね。
    このクレッシェンドの頂点のグランカッサの一撃は強烈ですね。スピーカは大丈夫だろうかと心配になります。
    また三楽章の冒頭のパイプオルガンの叫びも心を打ちますね。続く弦の強烈なユニゾンも・・・挙げたらきりがありません。

    マーラー「復活」を超える迫力です。夕方大音量でこれを聴くと胸が熱くなります。
    これぞオーディオの醍醐味と言えるでしょう。
    機会がありましたら是非聴いて頂けたら嬉しいです。

    言い忘れましたがこれほどまでに素晴らしい録音を成してくれた録音エンジニアに感謝です。

    byどんぐり at2019-01-06 18:29

  17. どんぐりさん

    あけましておめでとうございます。

    私も見ました。

    主に5番ばかり聞いていましたが、以前シャコンヌにお邪魔した際、7番を聞かせて頂き、それ以来、7番も聞いて来ました。
    しかし、5番と7番じゃ、生まれが全然、違うのですね。
    あまりに無知過ぎて、テレビ見て、本当、「ぼ〜と、生きてんじゃねいよ!」って言われた感じです。
    ショスタコーヴィチは、どんな思いでこの曲を書いたのかを想像しながら聞いて見たいと思います。

    また、機会があればシャコンヌで7番聞かせて下さい。

    byいたちょう at2019-01-06 19:14

  18. いたちょうさん

    明けましておめでとうございます。

    第5「革命」と第7番ではスケールが全く違いますね。

    比較的標準的にうまく纏っている第5に対して極限までに達した音楽と言えそうです。ショスタコーヴィチが全ての情熱を込めて作曲した、心揺さぶられる交響曲だと思います。

    是非またいらしてください。できる限りの第7番でお迎えしたいです♪

    byどんぐり at2019-01-06 19:40

  19. どんぐりさん、こんばんわ。
    Reviathと申します。

    番組を観て少々驚きました。
    ショスタコーヴィッチの「証言」に関する言及が殆ど無かった事に。

    それが無いと、全くストレートに「ファシズムに抵抗した作曲家とその周囲の人々」という至極分かり易い図式に納まってしまいます。
    (実際、そう言う番組になってしまったのですが)

    其処が至極残念な感を抑えきれませんでした。

    蛇足ですが、私的に本作の演奏としては、やはりムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルの1953年の録音が最も説得力が在る様に感じます。モノラルですが、音的には全く不足を感じさせない良質な録音です。

    byReviath at2019-01-06 20:20

  20. Reviathさ  こんばんは

    そうですね。全くと言ってよいほどショスタコーヴィチの言葉がありませんね。
    ピアノを弾いているシーンも明らかにスターリンのプロパガンダです。レニングラードでのコンサートで関係者と一緒に移っている写真はほのかに安堵感を感じますが。しかしこの音楽を聴いているとプロパガンダを感じさせる以上に音楽への美意識を感じます。私はこれで良いのではと思います。
    おそらくショスタコーヴィチは全ての状況を理解し作曲していたのではと思います。戦争が終わってもこの音楽芸術は未来永劫に残ると思って作曲したのではと思います。

    >ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィル
    やはりこの演奏がベストでしょうか。
    私が聴くチャイコフスキーのシンフォニーはこの組み合わせです。

    byどんぐり at2019-01-06 21:01

  21. こんばんは、どんぐりさま。Reviathです。

    ヴォルコフの証言は、様々な部分で胡散臭く、真面目に取り上げるのも難しかったのかな、とも思います。
    でも、少しくらいは言及が有って欲しかった、と思うのです。

    ≫私が聴くチャイコフスキーのシンフォニーはこの組み合わせです。

    1960年のグラモフォン盤ですね。
    私もこれ以上の演奏&録音は望まないです。

    この発言の後、同曲の手持ちのCDをいくつか聴いているのですが、ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響のステレオ盤がストイックな空気感と共感の深さが有り、中々の好感触です。一聴をお勧めいたします。

    byReviath at2019-01-06 21:29

  22. Reviathさん

    この戦争は終結し現在の平和な時代になっています。
    今このようにしてショスタコーヴィチのシンフォニーを楽しめていますね。このCDは私のオーディオ人生を飾る最高のソフトになっています。ショスタコーヴィチに感謝です。
    ショスタコーヴィチは外敵(プロパガンダ)をむしろ利用して作曲したと思えるほど自分の音楽芸術に打ち込んだのですね。

    byどんぐり at2019-01-06 21:57

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする