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日記

Volumio2 vs.MOODE vs. Raspbian Stretch vs. Archphile

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2017年09月25日

symphonic-mpdはRaspbian Jessieがベースとなっていますが、8月にRaspbian Stretchがリリースされたことを受け、Stretchへの乗り換えを検討していました。

ところが先日、yseki118さんのブログを巡回していると、なんとArchphileが復活しているとの報がありました。こうなると、StretchとArchphileのどちらをベースとするか、検討せずにはいられません。

リアルタイム性能の評価ツールとしておなじみのcyclictestを使い、主要なディストリビューションの比較を行ってみました。

■テスト条件
ハード:Raspberry Pi 3
音源:無圧縮FLAC(16bit 44.1k) NAS経由(CIFS)

上記の音源をI2S DACで再生しながらcyclictestを5分間、
合計で300万回のサンプリングを実施してグラフ化します。

■エントリー1.Raspbian Stretch Lite 2017-09-07

6~7μsecに小さな山がありますが、ボリュームゾーンは12~15μsecです。
最大で596μsecの遅延がありますが、ノーマルカーネルでは仕方がないところです。

■エントリー2.Archphile 0.99.6-beta

ノーマルカーネルにも関わらず、Raspbian Stretchに比べて明らかな優位性があります。ボリュームゾーンは10~13μsec、最大でも153μsecの遅延ということで良好な結果ですね。Archがローリングリリースということもあり、各共有ライブラリが新しく、性能面で有利に働いているのでしょうか。Archの素性の良い音質の一端が見えたような気がします。

■エントリー3.VOLUMIO2 2.246

横軸を15μsecに統一していたことが裏目に出てしまいました。。。ボリュームゾーンが13~16μsecにあるということがギリギリ分かります。
しかし最大3300μsecの遅延は音楽プレイヤーとしてはちょっと厳しいかもしれません。高域の描写が甘く低域の沈み込みが無いのは、このあたりに起因しているのかもしれません。

■エントリー4.Moode Audio 3.8.4 (RT-Kernel)

ここでリアルタイムカーネルの登場です。
CPU0は5.5~6.0μsec、CPU1~CPU3は7.0~7.5μにボリュームゾーンがあります。幅も非常に狭く、安定したリアルタイム性能を持つことが伺えます。
ところでCPU0はなぜ数μsecだけ遅延が少ないのでしょうかね。ラズパイ2でも見られた特性ですが、何かハードウェアに起因した理由があるのでしょう。

■エントリー5.symphonic-mpd 0.2.9 (RT-Kernel)

symphonic-mpdは初期設定でドーピング(オーバークロック)しているため、他のディストリビューションとは公平な比較になりません。Web GUIのダッシュボード画面で表示しているグラフは数秒間しかサンプリングしていないため統計的に信頼性に欠けますが、今回のグラフは5分間にわたってサンプリングしており、このディストリビューションの特徴を捉えたものになっていると思います。


さて、今回の測定ではArchphileの素性の良さが際立つ結果となりました。Stretchも悪くありませんが、どうせやるならArchphileベースで音質を追求してみたいですね。

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  1. 今もsymphonic-mpdでの再生を楽しみながら、日記を読んでいます。
    Linuxの世界はよくわかりませんが何となくワクワクですね。

    ところで、私はわからないなりにTinyCoreLinuxのRaspberryPi版であるPicoreに興味を抱き、mpdを組み込んでメモリ再生を楽しんでいます。OSが完全にオンメモリで動作するので、シャットダウンという操作が不要なのも魅力です。

    パパリウスさんからみてのPiCoreへの関心や評価をきかせていただければ嬉しいです。

    byモーレア at2017-09-25 22:35

  2. Symphonic-MPD0.2.9とMoOdeAudio3.84はRT-Kernelを使っているので遅延が少ないですね。実際に聴いた印象として音の良さを表していると思います。

    byeric3 at2017-09-26 12:57

  3. はじめまして。symphonic-mpd利用させてもらっています。

    当方も、Archphileをベースとすることに賛同します。以前からArch系は音の良さを感じております。ただ、他のディストリとは異なり導入に際しては結構ハードルが高かったりしますが(^^;

    誠に勝手な要望ながら次期システムでは、更なる高音質化対策としてUPnP化もご検討いただければと思います。

    byえふ at2017-09-26 13:47

  4. >モーレアさん
    こんばんは。コメントありがとうございます。
    Picoreについてはericさんからもご紹介いただき、とても興味を持っておりました。時間をとってぜひゆっくりと聴かせていただきたいと思います。TinyCoreのようなミニマムな環境に必要なものを全て自分で準備して環境を構築していくのは音質面でも理想的なアプローチだと思います。とても難易度が高いですが、チャレンジする価値はありますよね!私ももう少しノウハウがたまってきたら、Picoreにも挑戦できるかなと思います。そのときはぜひ情報交換させてください。

    >ericさん
    こんばんは。私も実験結果には妙に納得するものがありました。こういった測定結果がそのまま音質を映しているとは限らないことは重々承知していますが、それでもレイテンシーの測定がベンチマークとして機能する手応えも感じました。I2Sのジッターを直接測定するノウハウがあればベンチマークとしては最適でしょうが、たかじんさんによると個人が購入できるような測定器では水晶精度のジッターは測れないそうです。(ご紹介いただいた測定機器は1ヶ月レンタルで100万円のオーダーでした。ちょっと無理ですね。)

    >えふさん
    こんばんは。symphonic-mpdをご利用いただきありがとうございます。
    私も以前、Archphileを長い期間使っておりまして、静謐な音に惚れ込んでおりました。Archの復活は心が躍ります。
    UPnPについては以前少し評価してみましたが、まだまだノウハウが足りない状況です。対向ノード上にキャッシュさせてクロスケーブルで直結することでネットワークのレイテンシーを最小化するというアプローチはすごく興味を持っていますが、UPnPではトランスポートにHTTPを使うという認識ですので、もっとよいアプローチがありそうだなと思っているところです。このテーマについてもぜひ時間をかけて取り組んでみたいと思いますので、今後とも応援いただきたくお願いします。

    byパパリウス at2017-09-26 20:38

  5. パパリウスさん
    心強いコメント有難うございます。RaspberryPiオーディオの世界、本当に面白いですね。しばらくはsymphonic-mpdを楽しませていただきたいと思います。

    byモーレア at2017-09-29 18:06

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