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い~ぐる
い~ぐる
長年愛用したBOSE901からB&W802Dへ乗り換え、でも目の前にJAZZステージを再現するという目標はそのままに試行錯誤を続けています。

マイルーム

Eagle's Jazz Room
Eagle's Jazz Room
持ち家(戸建) / その他 / オーディオルーム / ~14畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
寝室を兼ねたオーディオルームです。配電盤から専用回線で3種接地100V単相を2系統引き込んであります。床はグランドピアノを置いても大丈夫な位の強度を持たせました。臨場感溢れる音場を目指して、様々なアク…
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日記

LINDEMANN 820S インプレッション(2)

今日はCDとSACDの比較試聴結果を報告したいと思います。その前に、前回CD再生時の低音がやや引っ込んで聞こえるとお伝えしました。
この点について追加報告がありますので、まずはその点から始めます。

1.低音の変化
前回は20時間程度の通電でのレポートでした。その後エージングが進むにつれて、低音の質が変化してきました。穏やかだけであった
低音域にメリハリが出てきたのです。この現象はCD再生でもSACD再生でも起きています。これまでオーディオ機器を新規に導入した
際、エージングすることで高音域の滑らかさが増した経験はあったのですが、低音域の変化は初めて体験しました。現時点での通電
は40時間程度なので、まだまだ変化していくかも知れません。楽しみです。

2.サンプリング周波数による違い
低音が良くなってきたとは言え中高音域とのバランスはどうだろうと思い、シェフィールドのテストCD「My Disc」を持ち出してきてワイブル
トーンによる再生音響特性チェックを行ってみました。820SはDACサンプリング周波数を44.1kHz、88.2kHz、176.4kHzから選択することが
出来ます。まずは176.4kHzサンプリングですが、やはり低音20Hzは基準1kHzに対してやや音量が控えめです。ところが88.2kHzサンプリング
ではほぼ同じ音量となったのです。それでは44.1kHzサンプリングはもっと上がるのか? 結果は下がってしまいました。フーム、ならば実際
の音楽はどう聞こえるのか。試聴に使用したのは前回もご紹介した「'ROUND ABOUT MIDNIGHT」 (Miles Davis) です。なおこのアルバムは
モノラルなので、左右の音場変化は分かりませんが奥行きは分かります。

176.4kHz: 前回よりはベースの音が出てきているが、まだやや大人しい。ただしトランペットやベースの音は滑らかで、非常に心地よい。

88.2kHz: これはジャズ向きだと思わせるメリハリの利いた音場が現れた。MARK LEVINSON 390SLで聞き慣れてきたガッツのある音。
ただし音場はやや狭くなる感じがある。

44.1kHz: 音の一つ一つに荒さが目立つようになり、耐えられず中断。思ったほどは低音のメリハリは感じられない。

この比較試聴で分かったのは、ジャズやロックを聴くにはサンプリングを88.2kHzにした方が良さそうだということでした。

3.SACDとノーマルCDの違い
先の試聴結果よりノーマルCD再生時のサンプリングは88.2kHzとしています。試聴に使用したのは上と同じ「'ROUND ABOUT MIDNIGHT」
と「WE GET REQUESTS」(Oscar Peterson Trio) です。2番目のアルバムは邦題「プリーズ・リクエスト」として知られる優秀録音盤です。
まずはマイルスのアルバムですが、やはり音の表現はSACDが圧倒的に勝ります。ベースの音さえボンボンという一律の聞こえ方でなく、
アタックから余韻までが聴き取れるのですから。面白かったのはドラムスの音で、マイルスが吹いている間は遠慮して(?)ブラシによる
演奏なのですが、コルトレーンにチェンジしたところでスティックに持ち替えているのがはっきり分かります。またリムショットも小気味よく
聴き取れました。これをCD再生へ切り替えると、こういった点がややぼけてしまうのです。ただしブルーノートが追い求めているゴリゴリ
した音の雰囲気はCD再生の方が適しているように思えます。

ピーターソンのアルバムではピアノの音の粒立ちとピアノテクニックを楽しむためにはSACD優位と思います。高音のころころしたフレーズ
も、一音一音の余韻まで綺麗に再生されました。こちらはヴァーヴレーベルなので、ブルーノートのような音の操作はしていません。あくまで
自然な録音になっています。そう言う意味では将にSACD向きと言えるでしょう。またステレオ録音であるため、SACD再生時はステージ
の広さを感じ取ることもできます。

取り敢えず急いで購入したSACDハイブリッド盤での比較試聴結果をお伝えしました。今回の結論はエージングによって低音が変化して
きていること、ノーマルCDではサンプリング周波数によって結構音が変化することの2点です。次回ではノーマルCDですが、K2とxrcdの
比較を行ってみようと思います。また試聴以外の操作性などについてもレポートする予定でいます。次回をお楽しみに。

アコスの住人様
ご要望いただきました操作性に関しては、次回に報告させていただきます。少々お時間を下さい。結構比較試聴というのは時間が取られるし、
疲れますね。同じ曲を集中して何度も聴くので、飽きてくるのかも知れません。なお前回の日記へのレスで仰っていた390SLでのトレイ引っかかり、
私も何度か経験しています。一度はCDに少し傷を付けてしまいました。以降はCDをトレイに置いた後、浮いていないか触って確認するように
していました。

次回の日記→

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レス一覧

  1. い~ぐる様

     引き続きの試聴ご苦労様でした。  エージング(電源投入経過進展)効果も出てきて・・・  ますますでゴザイマスね。

     サンプリング周波数が変えられるモデルなのですね。 試聴記はなんとなく納得できる記述で 88.2は内容も濃く jazz系にはピッタリな感じですね。 4倍の176.4は チョッと行き過ぎの傾向でしょうか? CDのイヤラシさを 払拭出来ている様には感じますが あまり キレイ過ぎても・・・ネ。  まァ- 好みでしょうから 「熱さ」をあまり要求しない方にはいいのかもしれませんね。    因みに 390SLは 8倍の352でしたから・・・  また チョッと違う世界だったのでしょうね。  (私個人的には・・・ DACの仕様を変えられる事が出来るのが苦手なんです。 ある意味 ユーザーが自分の好みを見つけて 楽しむと言う 門戸を拡げているとも言えるのですが・・・  だったら 貴方(ブランド)が最高と思えるのは何? と問いたくなってしまいまして・・・  T(E)社・M社・So社が積極的に採用していますね  余談 m(__)m ) 

     SACD再生は「素晴らしい!」の一言ですね。  映像で譬えるなら BD vs DVD ってトコロでしょうか。  映像もそうでしょうが それ以外(プレーヤー以外)の環境が整っているからこそ その実力が発揮されると言うもので ソフトの持つ ポテンシャルは 環境が整ってこそ 見出せる(聴き出せる)ってトコロですね。  

     ありがとうございました。 (^_^)v   次も楽しみにしています。   い~ぐる様は「声」(ヴォーカル)などは お聴きになりませんか?  お嫌いでなければ ぜひ「声」のレポートを頂ければと思います。  アツカマシイお願いですが お暇がありましたら是非。

     アコスでした。  390SLの件・・・ 同じ様な ご経験の方・思いの方が居られてホッといたしました。  (^o^)丿  

    byアコスの住人 at2008-11-16 19:32

  2. アコスの住人様

    早速のレス、ありがとうございます。DACサンプリング周波数を切り替えられるというのは、確かにどれが良いのか迷うところがあります。
    Wadia861 辺りは確かエンコードアルゴリズムまで切り替えることが出来たはずで、周波数帯域と実時間域での特性が変化するようです。
    こうなると自分が追い求めている音がしっかりイメージできていない場合は、何が何やらぐちゃぐちゃになってしまうかも知れませんね。

    現在ハードバップジャズから離れて、SHM-CDで再発されたCCRなんぞを気楽に聴いています。もうオールディーズに属するバンドですが、
    「雨を見たかい」が大好きなので・・・。

    さてヴォーカルの件、承知つかまりました。丁度「At The Crescendo」(MelTorme) と「AT MONTEREY 1958」(Billie Holiday) を入手したところ
    ですので、その辺りでトライしてみましょう。メル・トーメのアルバムはK2HDマスタリングなので結構行けるかも知れません。

    byい~ぐる at2008-11-16 23:49

  3. い~ぐる様

    820を使っている者としてSは気になりますw
    820もサンプリングは88か176での違いが同じような感想ですね。
    うちでもソースによって使い分けています。

    SACDについては,録音が良い物でないとあまり良さが感じられません。
    リマスターとかでDSD録音されていないモノだったりするとCDの方が良い物も多数ありますね。

    あまりリンデマンの使用者がいないので大変参考になります。
    これからもよろしくお願いいたします。

    bySilovia at2008-11-17 18:56

  4. Solivia様

    SACDに関する情報、ありがとうございました。DSDマスタリングでないと効果が感じられないのですか。それは知りませんでした。
    これから愛聴盤を順次SACDに置き換えようかと考えていましたので、非常に参考になりました。購入時には注意したいと思います。

    byい~ぐる at2008-11-17 21:30

  5. い~ぐる様

    DSDマスタリングじゃないといけないわけではないです。

    CDにもマスタリングによって高音質だったり,ダメなCDは沢山あるようにSACDでも同じです。
    リマスタリングでも良い物はあるのですけれど,実際に試してみないと分からないというのが実情ですね。

    DSD録音の場合は,元々SACD用に作られているので比較的外れが少ないかな~。という程度に思っていただければ。

    外れなSACDを聞いて,SACDってこんな物なのかと思ってしまう人も多いのではないかと思います。
    この辺がSACDがあまり普及しない原因なのかなーと思ってみたり。

    bySilovia at2008-11-18 16:09

  6. Silovia様

    またまたご教授いただき、ありがとうございます。
    う~む、買った上で聴いてみないと真価がわからないのですね。私が好きなジャズは60年代のものが多いので、
    何を手がかりに選べばよいのやら・・・。
    最近多くなってきている輸入盤についてはマスタリングに関する情報も少ないし、困ったものです。スイング・
    ジャーナルの優秀録音盤紹介コーナーでも当たってみますか。

    ところでSiloviaさんのブログを見ていたら、RK-100の改造に関する記事が載っていました。インレットともう一つ
    何かを交換されたとのこと。差し支えなくば、もう少し詳しく教えて頂けないでしょうか?

    byい~ぐる at2008-11-18 21:50

  7. い~ぐる様

    交換したというより追加した感じですね。
    追加した物体は業務用の電源フィルターです。
    品名とかはちょっとはっきり言えないのですが,海外の製品で日本では売っていないので個人輸入するしかない物です。

    売ってくださったのはオルフィさんという方で,かなりオーディオに詳しい方です。
    mixiでの友人なので,ファイルウェブには繋がっていないのが残念です。

    bySilovia at2008-11-19 12:37

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