パグ太郎
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クラシック中心に聴いています。オーディオは手段と考えてはいるものの、気がつくと手段の魔力に取り付かれてしまうことも多く、日々修行をしております。

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パグ太郎の部屋
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / その他 / 16畳~ / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
Phileweb登録後1年、気が付くとスピーカー導入していました(2018/6)。所有製品はHRS130ですが、製品DBに登録がないので、一番近いもので代替しています。 10数年愛用したアン…
所有製品
  • スピーカーシステム
    GERMAN PHYSIKS HRS120 Carbon
  • プリメインアンプ
    OCTAVE V110SE
  • ハードラック
    QUADRASPIRE QAVM
  • RCA/BNCオーディオケーブル
    KIMBER KABLE KS-1020
  • 電源ケーブル

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クレスパンの「夏の夜」 あるいはV110SEへの道(1)

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2017年06月14日

機器更新の楽しみの一つは、愛聴版で、「こんな音が入っていたんだ」「ここはこうなっていたんだ」「こういう聞こえ方もあったんだ」という再発見があることですよね。改めて機器選びの過程をチェックCDとの組み合わせで備忘録的に書き記してみます。

初回はクレスパンのベルリオーズ「夏の夜」です。1927年生まれのクレスパンの30代半ばの1963年の録音。半世紀以上前とは思えない音の良さです。60年代のDECCAの技術力の高さには驚かされます。

40年以上前、初めてLPでこの盤を聴いた時、生意気な高校生だった私は、フランス女の大人の声の色気に一発でやられてしまったわけですが、オーディオ的にもチェックポイントはクレスパンの妖艶な声の使い分けが、どこまで再現できるかです。

2曲目「薔薇の精」の歌い出しの、暗すぎず、重すぎず、でもしっとりとした語り口、クライマックスでの高音の輝かしい張り、そして、凄みを感じさせつつもささやくような終盤。全てが演出過剰にならない所で踏みとどまっているのがクレスパンの美質です。これを聴いた後で1曲目に戻ると、冒頭の華やいだ幼さまで感じさせる軽やかな歌声を聴くと、女は怖いと思うのでした。

もう一つ忘れてならないのは、アンセルメ指揮のスイスロマンド管弦楽団の伴奏です。この組み合わせは、リムスキーコルサコフの「シェエラザード」など、オリエンタリズム満載な作品を演らせると超一流ですが、この盤でも、異国情緒たっぷりの世界を作り出しています。オーディオ的には、同曲の4:45~5:20あたり、低弦のトレモロを背景に静かに歌い上げる部分は、弦の刻みが空気感を持ってきれいに聞き分けられるかどうか。

というような趣味趣向の私ですので、新しいアンプ選びの基準は、声や弦の色艶・空気感を楽しめるものというのが最優先、でも機器のキャラクターで一色に染められるのではなく、ある程度分析的に演者の意図を描き分けられることも同時に必要もあるという、矛盾した要求でありました。 それに合致しそうなブランドとしてOctaveを狙っていたのですが、ここにV80SEか110SEかという難問が降りかかってきました。それはまた次回ということで。

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