パグ太郎
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クラシック中心に聴いています。オーディオは手段と考えてはいるものの、気がつくと手段の魔力に取り付かれてしまうことも多く、日々修行をしております。

マイルーム

パグ太郎の部屋
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持ち家(戸建) / リビング兼用 / その他 / 16畳~ / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
Phileweb登録後1年、気が付くとスピーカー導入していました(2018/6)。所有製品はHRS130ですが、製品DBに登録がないので、一番近いもので代替しています。 10数年愛用したアン…
所有製品
  • スピーカーシステム
    GERMAN PHYSIKS HRS120 Carbon
  • プリメインアンプ
    OCTAVE V110SE
  • ハードラック
    QUADRASPIRE QAVM
  • RCA/BNCオーディオケーブル
    KIMBER KABLE KS-1020
  • 電源ケーブル

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日記

オランダの指揮者とオーケストラでビゼーの小品集を楽しむ、或いは、中古CD購入の教訓と地元商店街の活性化の関係について

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2019年05月26日

駅前の商店街の昔からの個人商店が廃業して空いた所を埋めるのに、一週間とか一か月とかの短期でスペースを貸し出し、そこに古着屋、菓子屋、雑貨屋などなど様々な種類の店舗が入れ替わり出店するという形が増えてきている気がします。大多数はどこかの在庫品の処分販売の様で、怪しさ満載です。そうであっても店が出てくれないとシャッター商店街になるか、全国チェーンのドラッグストアやらファスト・フード店ばかりの味気ない街並みになってしまうのでしょうね。

そういう臨時店舗に、少し前に古本屋が一か月限定で出店していました。こんな短期で出店しても、回転の悪そうな古本では在庫一掃セールにならないのではと心配になってしまいます。通りすがりにCDの棚が見えたので、フラフラと入ってみました。小さな棚ですので千枚もなく、全品百円均一です。予想外なことに、クラシックばかり、その上、国内盤もありますが、80年代・90年代のオリジナルの海外盤が散見できます。エンジェルマーク時代の英国EMI、西独製グラモフォンやフィリップス・・・。レパートリーも一定の好みが読み取れて、どこかのコレクターのものがそのまま並んでいる様な印象です。

でも、短期でいなくなってしまう浮草店での百均のワゴンセールですから、怪しい商品を掴む危険もあるわけで・・・・。といいつつ、知ってはいても購入まで至らかった有名録音を気が付けば10枚ほど持ち帰ってしまいました。それでも千円。この値付けは、ネットの送料分より安いじゃないかと言い訳も成立してリスク感覚を麻痺させてしまいますね。おまけに、地元貢献の大義名分もあります。

連れて帰って開封して見ると、個人コレクター氏は殆ど聴いていなかったのか、綺麗なものばかり。一方、ケース裏面の製造国表示と、CDそのもののに印刷されている製造国が必ずも一致しません。これは、ネットで購入しても、専門の大型中古店で購入してもあることなのですが、今回も、英国製EMIのはずがスイス製造とか、ドイツ製DGのはずがフランス製造とか。合致した率で言えば五分五分です。まあ、こんなものでしょうか。

さて、肝心の演奏ですが、「知ってはいても購入に至らなかった」というのは、それなりに正しい判断をしていたのだということを再検証することになってしまいました。そうなのです。それなりに評判になった録音なのですが、購入に踏み切れない感覚があったのですが。怪しかったのは浮き草の様な店の方ではなく、値段につられて、その感覚を吹き飛ばしてしまった当方の心のほうだったかと、反省。

そんな中に、逆に「へえー、こんな録音あったんだ」と手にした一枚がこれ。


ハイティンク指揮・アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(ACO)の1977年の収録。名演奏・名録音の多いオランダ人指揮者と名門オーケストラの組み合わせですが、あまりフランスものの印象はありませんでした。その上、ビゼーでも有名な『カルメン』や『アルルの女』でなく、交響曲1番と『子供の遊び』の管弦楽版という珍しい選曲。明るくシンプルな瑞々しい交響曲(十七歳の時の習作だそう)や、子供の無邪気な様子を描いたような小品集を、重厚なドイツ・オーストリア・ロシア系の交響曲のイメージの強いハイティンクとACOでは、ちょっと大げさになってしまわないかという懸念はありました。が、86年の西独盤フィリップスでこの値段なら・・・。結果は大満足。ACOの柔らかい響きと、木管楽器の上手さが光り、思いがけない楽しい仕上がりになっています。おまけに77年のPhilipsといえばアナログ収録の最後の時期で、オーケストラの広がり、打楽器の立ち上がり、管楽器の定位、低弦の沈み込み、どれを取っても最高級です(オーディオ チェックに向いているかも)。良いものを掘り当てました。

ということで、海外オリジナル盤だとか値段につられてもいいけれど(それは止められないので)、その時は、良ーく知っている録音の買いなおし(どんどん同じ録音が溜まる弊害あり)か、全く見過ごしていた録音の発掘(大外れの可能性もあり)に限定しなければいけないという貴重な教訓を得たのでありました。えっ? それじゃ限定になっていない? そんなことはありません。今回だって、このルールに従えば、お持ち帰りは十分の一で済んだのです。それよりなにより、地元商店街を元気にするという社会貢献もできたわけですし、だれにも後ろ指をさされる筋合いはないのです!(因みに、本日記の存在は、CDが散らかってご立腹の家人には非開示です) 

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  1. パグ太郎さん

    この盤は、結婚まもない若い頃に買った盤の一枚です。経済的に独り立ちして月に二枚も三枚もレコードが買えるし、会社に出入りのレコード屋さんの外商のおじさんが席に立ち寄って注文を取って、後日、届けてくれる。我がオーディオ人生でも最良の日々でした。そんな頃、ビゼーのハ長調交響曲を知って夢中になり、その時にタイミングよく新譜になったのがこのLP盤でした。

    アナログということもあって、いつしか聴かなくなっていましたが、最近、ふと取り出して聴いてみて、演奏はもちろんですが、その録音の良さに感動しました。ここのところ続いた一連のアナログ再生のテコ入れが奏功したということでしょう。最近は、アナログを聴くことが増えました。ファイル再生とほぼ半々。CDはあまり聴かなくなってしまいました。

    最後に一言。中古CDは中身を確認してから買いましょう(笑)。

    byベルウッド at2019-05-26 23:12

  2. ベルウッドさん

    レス有難うございます。アナログオリジナル盤をお持ちとは!

    >外商のおじさんが席に

    情報セキュリティなんて小賢しい話がなくておおらかな時代でしたね。生保の小母さま方がズカズカ席に入ってきて、色々配って歩いていたことを思い出しました!

    このLPリリースされたのは、小遣いで毎月買う1枚を何にするか真剣に悩むのが楽しかった頃で、各作曲家の有名どころを揃えるのが最優先でしたのでスルーしてしまったのだと思います。

    今聴いても、オーディオ的にも本当にいい録音ですね。

    >最後に一言

    amazonで中古品買う様になってからチェックする感覚がなくなってしまいました。確かに店頭であれば、出来ますね、、、

    byパグ太郎 at2019-05-26 23:55

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