日記
ノイズ対策 ~CPU用電源が発生するノイズ その16~
2018年05月03日
「ノイズ対策 ~CPU用電源が発生するノイズ その15~」の続きです。
実は前回の日記に毎日追記してました。
CPU駆動用電源の外部電源化は効果が高そうなので、他のPCではどうなるのかを確認してました。
手持ちのマザーボード3枚(Asrock製、MSI製、ASUS製の3枚)を交換する形です。
確認できた事は…
・何れのマザーボードでも外部電源化の効果はある
・外部電源にACアダプタを使うとUSB-DACの音質を下げる
・外部電源にコンデンサを接続する事で高音質化できる
・外部電源化してもマザーボードによって音質が変わる
・試作5は低音があまり出ていない
です。
外部電源化の目的は、CPUを駆動する電力を別の電源に振り分けて本来の電源の負荷を減らしてノイズを減らす事です。
CPUを駆動する電流は、それ自体がUSB-DACの音質を下げる原因となったと考えています。
「ノイズ対策 ~CPU用電源が発生するノイズ その13~」ではオンディレイ回路を選別しましたが、選別が必要だった原因はCPUを駆動する電流にありました。
CPUを駆動する電流はオンディレイ回路のスイッチの抵抗で電圧に変わります。
それがノイズとなってUSB-DACの音質を下げたと判断したので選別を行いました。
極小さな抵抗でもCPUを駆動する電流は大きいためにノイズとなる電圧を発生させていると考えています。
そのノイズ源を分離する為の外部電源化です。
そんな外部電源化ですが、その外部電源の質がUSB-DACに影響しています。
何で影響するのかは不明ですが、どうやらコンデンサがあれば対処できそうです。
今後、またコンデンサの記事が続きそうです。
とりあえず考えているのは内部抵抗が小さなコンデンサを用意してみようと思います。
先ほどのオンディレイ回路の選別で低抵抗な物が良い事が判っているので、このコンデンサにも同様に低抵抗な物を使ってみます。
実のところ試作5もコンデンサの低抵抗化が必要だったのではないかと思ってます…