日記
Diretta Sync ASIOバッファー、レイテンシー、ノイズ
2020年10月11日
Direttaリファレンス・ドライバー0.92で追加された Sync ASIO を試したところ、澄んだ柔らかい音を味わえました。アバド指揮BPO演奏シュロモ・ミンツのバイオリンが、円やかで芳醇なたいへん好みの高音質にできました。

Sync はASIOバッファーに同期したサイクルでHostが送信するもので、初期設定のHighやLow、Variableの非同期送信に比べてTargetの負荷が軽減されてノイズ低下します。ASIOバッファーの値に応じてサイクルが自動設定されます。
例えば ASIO Buffer1なら Cycle=44100/48000Hz とサンプリング周波数と同じになります。

Sync でバッファー64、デプス16(Depth=Direttaのバッファー)が最も柔らかくなります。サイクル689Hz@44.1kHzと低くなるため、スループット送信量は減少、グラフには微小な波が現れますが聴感上の影響はありません。

Targetレイテンシーはオリオスペックがドライバー92をリリースするまで Prefer(DACの指定値)より短くできませんが、ASIOバッファーを詰めれば硬い音にできます。ロックなら16くらいまで詰めても悪くないと思います。
Sync ASIO64設定で、キングクリムゾンの2010年リミックスを FLAC24/96k 音源で楽しんだのですが、アナログの雰囲気がよく感じられて素晴らしかったです。FLACのデコード負荷によるジッターが程好いスパイスのように効いたのでしょうか。
レス一覧
-
MacWinFanさま
こんにちは♪
いつも貴重な情報を有難う御座います^^
う〜〜〜、帰っていじりたい〜〜〜
byMotoko at2020-10-12 14:09
-
Motokoさん、こんにちは。
TargetPCのS/Nがとても良いことが前提だと思うのですが、PCオーディオならではの音質調整がここまで進歩したのですね。オールインワンの機器では絶対にいじれないパラメーターを好き勝手にできるところが大好きです。
旧ファームを使ったり工夫次第ですがたとえば出音を、硬のB&Wから柔のタンノイ、激のJBLにも変えられると思います。
byMacWinFan at2020-10-13 09:48
レスを書く