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二階8畳正方形勾配天井の音作り
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マジコ推奨スピーカーセッティング(実践編2)

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2019年09月11日

前回の記事で予告した簡易測定との突き合わせと位置決めをお届けします。このシリーズは今回で終わりです。

スピーカーレイアウトの自由度の高さは人それぞれ。高いに越したことはないですが、ないならないなりのやり方がある。○○法はノウハウを得る過程ひとつとして参考にしつつ、自分なりの工夫で部屋音に向き合えば良いのかなと思います。


1.まとめ

《やったこと》
マジコ推奨スピーカーセッティングの3:8:3について実際にスピーカーを動かし、下記3つを行いました。

1) 音を聞く
2) 定在波シミュレーションと簡易測定の比較
3) EQ補正

《わかったこと》
やはり定在波の影響は圧倒的でした。

1) 壁からスピーカー背面まで80cmから95cmくらいが聴感上は良好でした(詳細は実践編1に記載)
2) 奥の方では天井反射率を高く見積もった方が測定と近似し、手前の方では低く見積もった方が測定と近似しました(詳細後述)
3) EQ補正には限界がある。過度な補正をするとスピーカーから付帯音が発生(詳細後述)

《今後》
測定で適宜シミュレーション条件を補正しながら良好な定在波特性が得られるポイントを探るのは継続しつつ、合わせてルームチューニング材の導入を検討していきたいと思います。例えばアンク入れたら消えるのか、チューブトラップや音快速極烈低入れたら消えるのか



2.簡易測定

ざっくりこんな感じでした。

入力波形はピンクノイズですのでオクターブバンドパスフィルターのかかったFFTアナライザ上ではフラットになるのが理想です。ところが波形上は悲劇的な大きさの山谷が複数あります。

しかし前回記事に書いた通り聴感上はどのスピーカー位置もそんなに悪い印象はありませんでした。私の耳が庶民的ということもありますがおそらく音楽を楽しく聞くにあたって、周波数特性がフラットであることは思ったほど寄与度が高くないのだと邪推(言い訳)します。

次にシミュレーションとの比較ですが、左列と右列では天井反射率を変えています。左が低反射、右が高反射です。110や133では60Hzから200Hzにかけて左下がりの特性が低反射率の方と似ていますが、それ以外ではなぜか高反射率で得られる右上がりの特性が似てきます。このあたりは勾配天井のため単純にはいかず手探りで知見を積み上げていくしかなさそうです。



3.位置決め

この記事を書きながら見返してみると95cmの方が良好でした。しかし元の位置とあまりに近いため今回はあえて80cmに決め細かいセッティングを行いました。

左右対称になるよう最大限気を使います。そこは寄与度が大きいと考えています。ついでなので左右差も測ってみました。ピンクが左のみ、グリーンが右のみです。差は測定ばらつきの範囲内に収まっていると思います。




4.EQ補正


自由度の高いEQを、CPUリソースの許す限りいくつでも使える再生環境を生かしてフラット狙いで補正する。その構想は前からあって、一部実践もしていたのですが、今回スピーカー位置変更後にそれを実施すると思わぬ副作用が出ました。


DACへの入力のオクターブバンド波形です。入力がピンクノイズのため本来フラットですが定在波の大きな谷を埋めるべく80Hzをピークとした大きな山があります。

測定中、ピンクノイズらしからぬ小さな金属音が聞こえ、耳を近づけてみるとそれはスピーカー内部からでした。極端なピークを持つ非音楽信号で連続の入力を与えると減衰が追い付かず外部に漏れるほどのピークが生じてしまったものと推測します。

どの程度までの入力ピークなら異音を生じないか確認し、今後の定在波の山谷低減の目標レベルにしたいと思います。

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レス一覧

  1. high speedさま、
    はじめまして。日記楽しく拝見しております。わたしもEQ使いなので、わたしのつたない経験や仕入れた情報をお伝えします。もしご参考になれば幸いです。
    4のEQ補正のところですが、20Hz〜50Hzあたりをフラットにしようとされていますが、おそらく小口径のウーファーにはきついのではないかと思います。20Hz〜50Hzは測定値のままになさるのが(50Hzのピークは下げてもいいと思いますが)スピーカーの性能を無理せず最大に発揮するにはよろしいかと思います。私も試しましたが、聴感もさほど変わらないような気がします。
    以下は以前アキュフェースでEQに関して仕入れた情報
    (1)±3 dbの範囲内で増減させる
    (2)ある帯域を持ち上げたら、隣り合った帯域は下げる
    (3)高域は下げると自然なバランスが取れる。
    ですので、80Hzあたりのディップを埋めるには、50Hzのピークを下げ、80〜100Hzあたりは上げすぎないなだらかなカーブを作ってやるのが効果的かと思います。

    byちょさん at2019-09-12 17:46

  2. ちょさん様 こんばんは。はじめまして。
    他の方のレスや記事などでは拝見しておりましたが言われてみると直接のやりとりは初めてかも知れません。

    ありきたりではありますがアドバイスありがとうございます。参考にさせていただきます。今回の調整は量的に無謀だったと反省しており目下調整量の少なくて済む場所を探っているところです。

    (1)の±3というのだけはフラットを目指す場合は拙宅では無理そうな目標です。どう頑張ってもピークディップは6dBのレンジに収まりそうにありません。死ぬほどデッドにすれば或いはですが。

    繰り返しになりますが、リスニングポイントでのEQフラットは音楽への寄与度はそんなに高くない認識です。拙宅の良さである音離れを重視したセッティングを今後も磨いて行きたいと思います。

    byhigh speed at2019-09-12 22:34

  3. high speedさん、こんばんは。

    定在波対策は大変ですよね。自分も正方形の部屋なので随分悩みました。high speedさんは行動派なので、やるだけやってみるのがいいですね。ポイントは定常状態ではどうにもならない定在波も、音楽という動的な状態で、聴感上の対策をする視点で実施することかと思います。難点は、計測データに現れにくいことでしょうか。

    同じ悩みを抱えたものとして、自分なりの結論をご参考まで書き込んで起きます。
    1、部屋に音響的なくせがある場合(定在波の影響が強い場合など)はスピーカーはなるべく部屋と平行に置かず、角度を付けた方が癖が出にくい。

    逸品館が提唱するスピーカーセッティングと同じ考え方です。
    http://www.ippinkan.com/cojp/2016-10_times/page_5.htm

    ただ、左右のスピーカーを部屋と平行に置かないやり方は、いろいろ試しましたが、左右の反射音が異なってしまうのでまとまりませんでした。左右の反射音は揃えたほうがよいように思います。

    2、定在波は音の拡散でかなり消せる
    表現が難しいですが、音を拡散させると定在波の影響が減るということです。定在波は空気の圧力変動の重なりや打消しによる現象なので、high speedさんなら理解できると思います。

    これは日本音響エンジニアリングのAGS(シルヴァン)が提唱する原理と同じです。
    https://www.noe.co.jp/business/own-products/ags/top/acoustic-suppression.html

    拡散手法で高域の定在波対策は容易ですが、波長の長い低域は拡散が難しいですし、大掛かりになってしまいます。

    3、低域を沈み込ませる
    音楽的にも沈み込む低音は心地よいですし、聴感上の定在波対策にもなります。これについては、原理的に説明が難しいですが、オーディオマニアが沈み込む低音を再生するためにいろいろやっていることと同じです。

    いろいろ取り組んで、よい方法が見つかったら教えて下さいね。

    byヒジヤン at2019-09-14 19:41

  4. ヒジヤンさん こんにちは。

    レスありがとうございます。お返事遅くなりすみません。

    1. 内振り角度はあった方が良さそうですね。
    これは平行法vs内振りで議論になりますがうちの部屋形状とスピーカーにおいてはということで平行法を否定するものではありません。浅め深めはまだ結論を出すには早いですがなしよりはありかなという感触を得ています。

    2. 中高域は大きな面を消せば解消
    拡散に近い発想で石膏ボード+壁紙の広い面を剥き出しにせず覆ってやることで中高域の違和感につながるフラッターエコーはほぼ解消できました。しかし低音はそれらを物ともしなかったのであとは記事の《今後》に書いた通りです。ヒジヤンさんは共振コントロールで低音を何とかしてる印象です。うちではつかをゆるめたりしめたりすることはできないのでそういう可変パラメータを持たせる意味でも大型のチューニング材が要るのかなと思っています。

    3. 低音は下から来ます
    おそらくQ1を入れた段階でいわゆる沈み込む低音、あるいは下から来る低音はある程度達成されていて、将来の電源強化やアンプ入れ替えで増強していくものと予想します。

    《よい方法が見つかったら教えて下さいね。》
    もちろんそのつもりです。

    byhigh speed at2019-09-16 11:34

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