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2018年新築を機にオーディオ再開。 音の好み: ボーカルがスピーカーから離れた位置で明確にセンター定位すること。前後方向に広く、頭の後ろから壁の向こうまで音の定位を感じること。 リファ…

マイルーム

二階8畳正方形勾配天井の音作り
二階8畳正方形勾配天井の音作り
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~8畳 / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
2019.6.24 In : Magico Q1 Out : Magico S1 2019.3.9 In : 吊り下げ式ボード 修理完了のため復帰 2019.1.28 In : …
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日記

スピーカー移動の日々と定在波の考察

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2019年10月03日

ほとんど需要のない定在波対策でスピーカーを動かす人向けの記事です。


住宅事情や機器配置、ケーブル長、はたまたやる気の都合上、日本人のオーディオ好きな人でスピーカーを動かす頻度は、ごく一部を除いて極めて少ないだろうと想像します。

確かにノウハウもなくやみくもに動かしても疲れるだけですし、ミスでもしようものなら大切なお体や機器を痛めてしまうかもしれず慎重にならざるを得ません。スピーカーによっては重量があり一人作業が危険な場合もありますし。


それでもあえて取り上げるのはスピーカーセッティングは音への寄与度がかなり高いため些細な変更が大きな効果を生むことと、一発勝負的な要素の多い調音機材導入に、前もって当たりをつける目処がついた(と私は思った)からです。


1.実測からのフィードバック

横75cm 縦114cm
横50cm 縦170cm
横72cm 縦125cm
横72cm 縦135cm
横80cm 縦135cm
横70cm 縦133cm
横70cm 縦124cm
横52cm 縦128cm

ここ数か月の間に動かした回数を指折り数えてみると8回。

定在波シミュレーターで良さそうな場所を探す → スピーカーを動かしてF特を測る → 測定とシミュレーションを比較し、パラメーターを見直す → シミュレーターで良さそうな場所を探す


この繰り返しでシミュレーター上のF特と測定の一致率を高めました。
かなり高まったと思います。比較波形は「3.置き場」へ。


2.考察(で、何がしたいの?)

当初の目的は、60Hz付近の落ち込みを最小化することでした。


EQ補正を行うにしても少ない補正量ですませたい。そのため、できればディップを10dB以下にしたかったのです。しかし見積もり精度を高めた結果、現状の反射率や部屋のサイズでは15dB程度が限界とわかりました。(図1)


15dBのディップがあっても、音は良いです。左右対称と水平は高度にそろえているためかスピーカーは消え、センター定位は明確。谷間の低音不足はあまり気にならず、低音から高音まで十分な分解能と情報量があり、苦手な音源はなく何を聞いても聞き疲れしません。(あくまでも過去の自分のシステムと比べての話です、音源もライブラリに入っているごく狭い範囲です。)


シミュレーターに戻り対策を考えます。こういう時シミュレーターは簡単です。

前面の反射率を側面並みにしてやれば60Hzディップを低減できることが判明。100Hzから300Hzが損なわれますがそこは場所を最適化すれば解決するでしょう。60Hzをなんとかするよりは容易なはずです。(図2)


側面と同じすのこ(苦笑、本来ならアンク)を正面にも導入するのは見た目を恥じなければ実行可能です。さらに追加で天井にQRDスカイラインのようなものを入れて反射率を下げるのも有効であることが示唆されました。(図3)

絨毯で床の反射率を下げるのも部屋音改良の常套手段ですが、60Hzディップに対しては有効ではないことが示唆されました。

得られた知見を元にさらなる改善に努めたいと思います。

図1.現状で60Hzギャップが最も小さくなる配置


図2.正面の反射率を側面並みに変更


図3.上記プラス天井の反射率を33%削減



3.置き場



謝辞:定在波シミュレータを開発された神野久司さん、Windows版に移植されたminnさん、及び両氏のStndWave2.exe無償公開に関する同意に感謝します。

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レス一覧

  1. high speedさん、頑張っていますね。

    やはりオーディオは部屋とスピーカーの位置や向きが最大の基本ですからね。まずはここを押さえるのが第一ですよね。

    シミュレーションと計測も校正の取っているのもナイスです。後は、各パターンの周波数特性と聴感の相関は記録してありますか?いろいろやっていると見えてくることが沢山あると思います。

    byヒジヤン at2019-10-03 22:48

  2. ヒジヤンさん こんばんは。

    もちろん聴感も記録しています。ありきたりですがやはり内振り角度とセンター定位には相関が見られます。

    今はリスニングポイントの後方60cmを焦点ポイントにしています。スピーカーを前に出すとその分角度がきつくなります。角度ぎきつ過ぎるとF特は良くてもセンター定位と回転音源がダメでした。

    ざっくりですが、バッフルの幅を6とすると、スピーカーの内側が1くらいの比率で見える時がうちでは安定しているようでした。角度にすると27から33くらいでしょうか。

    byhigh speed at2019-10-03 23:28

  3. おお!進みましたね。そこまで決まるといい感じです。

    自分の所もリスニングポイントから見たツィーターの位置が部屋のコーナーに対しての相対位置で数ミリの範囲が好みに合います。何度調整し直してもここに来てしまうのです。何か変更したときにも、その延長上で数mm動かして微調整したりしています。後は角度をほんの少し弄るときもありです。

    スピーカーの位置がバッチリ決まると、後が本当に楽になりますね。

    byヒジヤン at2019-10-03 23:43

  4. 先ずはセッティング・置き場 第一主義のアコスです(^o^)v

     まぁー highさんの様にデータまで取れるノウハウも技量も持ち合わせてはいませんので 耳を頼りに色々です(笑)

     基本は左右シンメトリーな配置。  ま四角な物の配置は比較的楽ですが(丸みを帯びてる形状のモデルは大変だった!) それでも角度をつけてのセッティングは大変です。   以前は左右前後と移動範囲に「ゆ・と・り」があったので、おもいっきり大胆に変えては、追い詰めていったものですが・・・  現状では「制約」があり、動かせる範囲が小さくなってしまいました (>_<)   それでも 前後とフリを色々と調整した結果が今です。  

    チェックは低域の量感とセンターの定位ですかね。 定番のCDを聴きながら 行ったり来たりしています(笑)   大体の位置が決まったところで・・・  壁とスピーカーの間を埋めるように「型紙」を作り、裏返すと反対側のスピーカーで合わせるように出来ます。  これで側面と後方からの距離と フリ角度がシンメトリーで配置完了です。  ミリ単位なんてしょせん無理ですが(笑)  リスポジから眺めて左右が同じ様に展開されて置かれてる事が重要です。 

     AVアンプには簡単な補正が付いてるので それを見ると特に低域を落としてるのが分かります。  サラウンドに於いては センタースピーカーを核に それに似か寄せる事で ある意味統一感のある つながりのある音場が展開するので それはソレで・・ って感じですね。

     ステレオ再生は 自分の好みの個性と スピーカーの個性を重んじ 楽しく再生をしています。  今の音に飽きてきたら また動かすかもしれませんね (^o^)/  好みは変わるものですから・・・   スピーカーにはキャスターが付いています (笑)
     

    byアコスの住人 at2019-10-04 07:24

  5. high speedさんこんにちは。

    需要はありますよ。

    私もお盆休みに、スピーカーを一旦後壁ぎりぎりまで下げて少しずつ手前に戻しながら聴感でセッティングしなおしました。後壁に近いほど低音の量感が増すのかと思いきやそうでもなくて、近くても低音が聞こえなくなるポイントや、離しても低音が出すぎるポイントがあります。最終的には低音が出すぎると思われるポイントから30センチほど手前にした位置になりました。また左右スピーカの水平と高さをきちんと調整をすると定位は明確になりますね。

    終わりなき旅なので、今後も動かしましょう。

    byみゅーふぁん at2019-10-04 13:15

  6. high speedさん こんにちは

    定在波は悩ましいですね。とはいえ一般には、生活空間との両立ですから、家具等もあるしスピーカー位置を自在にできるわけでもないので、ほとんどは壁との反射(vs吸音)を様々な工夫やグッズで調整するというのが現実ですね。

    けっこう大事なのが、後ろ壁との距離です。中途半端に離すと低音不足になってしまいます。後壁からの反射波が半波長ずれると逆相で打ち消し合ってしまうからです。聴感上の低域はおよそ100~200Hzぐらいに大きく依存します。その半波長の行って来いですから、そのまた半分の4分の1の波長の距離がNGゾーン。180Hzで計算(音速=340m)すれば50cmぐらい。

    つまり、おおざっぱに言って50cmぐらいの後ろ壁との距離がデッドゾーンと思っています。この距離を避けて、うまく妥協できる位置をさぐるというのが現実的なコツだと思っています。ところが、壁から少々離した方がよいけど、あまり前には出せない、適当なところに…とやると、この50~60cmというのがドツボになっちゃう。けっこう、皆さん、これにはまっちゃうんですよね(笑)。

    現実的な部屋の大きさですと、50~60Hzはリスポジで決まっちゃうし、音楽上のこの辺りの重低音のキモは、共鳴とか振動といった体感ですので、あまり音響上はこだわらず、その1オクターブ上ぐらいで決めるのがよさそうです。

    byベルウッド at2019-10-04 19:28

  7. 思ったより反響が。ありがとうございます。

    アコスさん こんばんは。

    キャスターついていたらアコスさんの音量だと寝相の悪い子供みたいにいつのまにか場所変わってそうです。
    型紙は良いアイデアですね。


    みゅーふぁんさん こんばんは。
    《後壁に近いほど低音の量感が増すのかと思いきやそうでもなくて》

    そうなんですよね、なかなかセオリー通りにいかない。水平はなかなか気付いて貰えないので布教活動につとめているのですが、それだけでなく高さも揃えられているとは流石です。アイデア拝借させて下さい。


    ベルウッドさん こんばんは。
    《おおざっぱに言って50cmぐらいの後ろ壁との距離がデッドゾーンと思っています。》

    定在波起因のデッドゾーンは、お部屋のサイズと反射率でだいたい決まりそうです。サイズも反射率も常識的な数字というものがありますので、仰る様に「だいたいこれくらい」と当たりをつけることは可能だと思います。

    《あまり音響上はこだわらず、その1オクターブ上ぐらいで決めるのがよさそう》

    基音と主たる倍音が両方同時に抜け落ちなければ音楽としては成立するのかなと勝手に思っています。例えば60Hzが怪しければ120Hzと240Hzは死守するといったような。完璧は達成困難な以上、肯定的な受け取り方をしないと精神衛生上よくないですね。

    byhigh speed at2019-10-04 22:42

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