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Generation Kill

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2019年03月02日

1話がそれぞれ約1時間、全7話のHBOミニシリーズ。

2003年のイラクへの侵攻作戦に参加した米第一海兵師団第一偵察大隊(1st Reconnaissance Battalion)の行動を描いた作品。
当時の師団長は後に国防長官も勤めたジェームスマティス少将。

実際に行動をともにしたローリングストーン誌の記者が書いた手記が元になっているので派手な戦闘シーン、英雄的な活躍などはほとんどないが現代の歩兵戦闘の実態が生々しく描かれている。 とはいえ数少ない戦闘シーンのいくつかはかなり激しい。

とにかく軍隊用語、略語やスラング、訛りの洪水で英字幕無しには何を言っているのかよくわからない。 字幕つきでも軍隊用語は良くわからない。
DVDには略語の説明書が付いていた。

特に大隊付きSergeant Major(曹長)の訛り。
例えば出発前に全員を前にして訓辞を述べるのだが、

Your President is watching.
America is watching. (アメーリキー、 イズ ワッチン)
But more important, Godfather is watching.  (バッモーアイムポータンッ、ゴーーッファーザー、イズ ワッチン)

(Godfatherというのは第一偵察大隊長のコードネーム)

ゴーーッファーザー のザーはtherだから本当はザーじゃないんだけど、カタカナでは表現できない。 舌先が上の前歯に付いたザー。
ワッチンもワッとウォッの中間だけどカタカナでは表現できない。

他の映画などで聞いたことがある言葉はいくつかあるもののとにかく独特な言葉だ。
ほんの一例、
Danger Close
Stay frosty (冷静沈着でいろということ)
Observe everything, admire nothing (周りの全てに注意を払え、だけど興味を持つな)
Oscar Mike (On the Move、出発するって事)
POG : Person Other than Grunt (歩兵以外の全ての人員。 戦闘部隊の歩兵の誇りが滲んでいる。 使い方次第で直接戦闘に参加しない補給部隊の兵士や民間人をやや見下した言い方になる)
A.O. : Area of Operation

例えばBlack Hawk DownやWe were Soldiersのようなハリウッド戦争映画は実話が元でも人物の行動や言葉にかなりの演出が入っている。
もちろんそれはそれでいいのだが、このGeneration Killではそのような演出をあえて排除している(少しはあるだろうけど)
何しろ実際その作戦に従事した元海兵隊員が本人役で参加したりしている。
海兵隊の前線の実戦部隊の状況をここまで描いていいのかなと思うほどだ。
無能な指揮官に反感を抱く下士官たち、部下の信頼を集める小隊長(中尉)と中隊長(大尉)との軋轢。
別の小隊長のばかげた行動で部下たちがとばっちりを受けたり。

上官の命令に従って行動しただけなのに民間人(子供)を射撃で傷つけたことを問題視される兵士など。  これは飛行場襲撃の際荒野を走るHumveeから数百メートル離れたターゲットにSAW(分隊支援軽機関銃)でほんの短い2連射を浴びせただけなのに命中したのでその兵士は後に他の兵士からBaby Killerの称号を受けることになる。
ただしBaby Killerではあまりに直接的過ぎるので頭文字BKからバーガーキング、バーガーキングのハンバーガーからWhopper Jr.と呼ばれるようになる。

キャプテンアメリカと部下たちから陰で呼ばれている小隊長のばかげた行動に対して大隊長は処分を下さない。 記者がその理由をたずねると、毎日いろんな報告を受ける。 疑いのない明確な証拠があるなら別だが全ての事例にいちいち対応していては作戦行動に支障をきたすという。 きわめて現実的な対応ではある。

独裁者を倒すため、市民を解放するために戦っているはずなのに、民間人を巻き込んでいく。 彼らは反感を買わないように気を使っていても他の部隊がそれをぶち壊しにする。 兵士たちの葛藤がひしひしと伝わる。
良作だ。

DVDを買ったときはまだBlu-rayプレーヤーを所有していなかった。

音はDolby Digital 5.1chだがあまり迫力はない。 後ろからの音もかなり控えめ。
Blu-rayだったらもっと良いのかな。

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