koyatenn
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画質マニアです。また音質マニアでもあります。 質感と立体の表現を好みCRT, 撮像管, 70mmフィルムなどの画を好みます。 普段はTwitterにいます。 LaserDiscを主とした…

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koyatenn Room
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その他 / その他 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~6畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
主にLaserDiscを扱っております。 現在はLaserDiscをファイル化しPC Transportで再生するファイルベースのシステムの研究に注力しているため、その関係の機器が多いです。 …
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    1ST STORAGE AUDIO SMO6
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Color Encoderの画質評価

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2020年08月01日

先日調整を行ったColor Encoderの画質評価を行いました。
Color Encoderの調整 | PHILE WEBコミュニティ

高解像度版
Color Encoderは必要があって入手したものではなくY/C信号の画質の限界やこの機種の電子回路が気になっていたため、リスクを承知した上で画質改善に繋がる僅かな可能性に掛けColor Decoderを入手するついでに入手したものです。


高解像度版
画質評価に用いた機器の構成と接続は上記の通りで今回もColor DecoderにBKM-24N、Sync Pulse GeneratorにShibasoku TG-7/1、マスターモニターにSONY BVM-20F1Jを使用します。

高解像度版
本Color Encoderは、CVBSの他Y/Cを出力が可能であるためその両方の画質評価を行いました。
Y/Cは民生機ではMiniDINコネクタを用いて伝送するS-Videoとして知られる信号であり、このColor EncoderではY+S, CHROMAと表記され2BNCを用いて伝送されます。

評価用の映像ソースには前回同様の二通りを用意しました。
・アニメ
・実写/3DCG

アニメには1125/23.98pソースからダウンコンバートした、実写/3DCGにはG/B/R 4:4:4ソースをAnalog MatrixでY/B-Y/R-Yに変換しA/D変換した10bit/4:2:2の非圧縮ファイルです。


画質はY/C, CVBSに共通して階調性に極めて優れ、ダウンコンバート元のHDTVソースが8bitであった事による階調性の悪さをはっきりと感じさせられる程でした。
この点はアナログ式である事の優位性が大きく出た様に思います。

・アニメ
高解像度版
CVBSでも滲みは気にならず基本は良好な印象ですが、斜め線や曲線でのクロスカラーの発生する他、様々な場面でのペタ付きが生じたり特定の輪郭にオーバーシュートが生じる事が気になる一面もありました。
高解像度版
前者はBKM-24NのY/C Separatorが3Line Dynamic Comb Filterである事に伴うY/C分離方式の限界であり、高解像度版
後者はその遅延線として用いられるCCD Delay Lineが標本化を行う事やその為にLPFに通す事による弊害です。
Y/C分離方式の限界や遅延線の画質傾向がはっきりと見えるのは今回の画質評価の非常に面白い点の一つである様に思います。

高解像度版
Y/Cでは兎に角クリアで尖鋭な印象であり、コンポーネント映像に見劣りしない非常に優れた画質でした。
こちらはY/C分離が不要であるためクロストークに伴う画質の低下が皆無である他、遅延線の特性による画質への影響も受けないため極めてピュアな画を得る事が出来ていました。

CVBS(高解像度版)
Y/C(高解像度版)
いつもの画像でCVBSとY/Cを比較すると、白い文字の滲みとしてBKM-24Nに搭載されるY/C Separator「3Line Dynamic Comb Filter」の欠点である垂直解像度の低下を確認出来ます。

・実写/3DCG
アニメ同様にCVBSであっても不快な滲みを感じさせられる事は無い印象です。
Y/Cでの画質は良い意味でG/B/R 4:4:4のニュアンスのある画を見せてくれています。
G/B/R 4:4:4映像に通ずる非常に尖鋭なエッジが特徴で、クロストークノイズが皆無である為非常に高い透明感が清々しい画質でもあります。

それよりも、尖鋭さや透明感でこそ劣る物のCVBSがY/Cと検討している事に驚かされました。
BKM-24NにY/C Separatorとして搭載されている3Line Dynamic Comb Filterがそれだけ優秀と言う事なのでしょう。

その他気になった事としてPMノイズが大きい事がありました。
カラー画面を見てわかる程ではありませんけれどもBVMをBlue Only ModeにしてColor Barなどを確認すると色帯が発生している事を確認出来ました。
カラーサブキャリア生成回路に何らかの問題がありそうですので気が向いた時にでも確認してみようかと思います。
現時点では4fscの電圧制御水晶発振回路の設計か調整に問題があるのではないかと予想しております。


今回はBKM-24NのY/C Separatorが予想以上に優秀である事に何より驚かされました。
BKM-24Nに搭載されている3Line Dynamic Comb Filterは、アナログでは最高峰のY/C分離精度を持ち極めて優秀な物である事は既知の事実でしたがまさかここまでであるとは思いませんでした。
CCD Delay Lineの画質傾向についても既に把握済みでしたが今回はそれの有無をかなり露骨な形で比較する事が出来た為、今まで把握していた画質傾向に誤りが無い事の確認やより詳細な傾向の把握をする事が出来ました。

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