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画質マニアです。また音質マニアでもあります。 質感と立体の表現を好みCRT, 撮像管, 70mmフィルムなどの画を好みます。 普段はTwitterにいます。 LaserDiscを主とした…

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NTSCの色域と基準白色

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2020年09月08日

1953年にカラーテレビジョンの方式として登場されたNTSC、アメリカで誕生した後に日本のカラーテレビジョン放送でも用いられた放送方式でございます。

先日、色温度の変換の必要性についての話題でSMPTE 170Mで規定されているNTSCの基準白色と日本で広く用いられたNTSC-Jの基準白色が異なる事に触れましたので、今回はNTSCの色についてもう少し深く踏み込ませて頂こうと思います。

1953年に登場して以降、日本のテレビジョン放送では2011年7月24日にアナログ放送が終了するまで、テレビジョン放送以外では現在まで使用されて来たNTSCですけれどもその長い歴史の中で幾度か仕様変更が成されております。

その中で色域と基準白色の変更が行われる事となりました。
これは受像管に用いられる蛍光体が変更された事により色域と基準白色が当初の物とは変わり規格が最新の受像管に適さない物となった為です。
蛍光体の変更は、色域を犠牲に輝度を優先する方向で行われました。

一般的にNTSC 1953やFCC規格と呼ばれる当初の規格では以下の色域と基準白色が規定されておりました。
x, y (CIE 1931)
G: 0.210, 0.710
B: 0.140, 0.080
R: 0.670, 0.330
W: 0.310, 0.316 (C, 6774K)
ITU-R BT. 470で規定されていたNTSCもこちらの物となります。
1977年に暫定規格としてRS-170Aが登場しますけれど、こちらはDigitalTBCやFrame Synchronizerの登場やカラーフレーミングの必要性の都合でSC/H位相周りの規定が厳格化されるに留まり色域や基準白色の変更は行われませんでした。
また テレビジョンの色再現と基準白色」によりますと、その後1974年に基準白色をD65に変更されたとの記載を確認出来ます。

SMPTE 170M, ITU-R BT.601(旧CCIR 601)で規定されSMPTE RP145で推奨された色域と基準白色は当初の規格から変更され以下通りとなりました。
x, y (CIE 1931)
G: 0.310, 0.595
B: 0.155, 0.070
R: 0.630, 0.340
W: 0.3127, 0.3290 (D65, 6500K)
私が確認した資料はSMPTE 170M-2004の物ですけれども、実際には1987年に登場したSMPTE 170Mの初版の段階で既に色域と基準白色の変更が行われていた様です。

またSMPTE 170Mと同様の色域を持ちアメリカのマスターモニターで指定されていた蛍光体として有名なSMPTE-C蛍光体は「 英語版Wikipedia」によりますと1968年〜1969年の間に登場しSMPTE 170Mの登場以前はマスターモニター側に色補整回路を組み込む事が推奨されていたとの事です。
更に「Japanese NTSC never changed primaries and whitepoint to SMPTE "C", continuing to use the 1953 NTSC primaries and whitepoint.」との記載もあり日本ではSMPTE-Cの色域は用いられなかったと言う事になりそうです。(要調査)

日本で一般的に用いられるNTSC-Jの基準白色D93は1968年に暫定的に規定されたそうです。

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