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BVM-Lシリーズ以降のAnalog Input Board
HDMIの音質が何故S/PDIFに劣るかをまとめている記事を見て良くも悪くも色々と思う事がありますが、この点については過去にTwitterで飽きる程Tweetしたので今回はあえて触れずにおこうと思います。 さて、本日は今まで地雷と見ていたBVM-Lシリーズ以降のAnalog Input Board「BKM-227W」「BKM-229X」の電子回路をサービスマニュアルで確認しておりました。 結果としては案の定、安かろう悪かろうとも無理な小型化で悲惨とも言える物である様に思いました。 マスターモニターのInput Boardもここまで落ちぶれてしまった物かと改めて思いました。 とは言えBKM-227Wは思ったりは遥かにマシでBVM-Aシリーズ用Analog Input BoardのBKM-61Dのアナログフロントエンド(主にLPF)をコストダウンした様な物となっておりDigital Decoder ICそのものは同じ物が用いられておりました。そもそもBKM-61Dがコストダウンや簡略化で悲惨な有様であった事はさておき。 ↑BKM-227WのLPF実装部↑BKM-61DのLPF実装部 BKM-227Wに搭載されているDigital Decoder ICはBKM-61Dと同じくNEC μPD64011でした。 このICは3chのVideoADCが内蔵されているDigital Decoder ICで有り民生用のICです。民生用のICが皆悪いと言うつもりはございませんがこの設計はロジック部(デジタル演算部)とVideoADCを内蔵している為ロジック系のノイズを諸に受ける事となります。また多chを1チップ化したADC ICはch間のクロストークが大きく画質的にはキレの悪い画になりがちです。私は主にその点と先ほど述べたアナログフロントエンドの簡略化がこの機種の問題である様に思いました。 ↑μPD64011 μPD64011がInput Videoのバーストにロックした8fsc CLKを用いて4fscでデジタル処理を行う点で入力信号にのバーストにきちんと同期した信号処理を行なえる事はせめてもの救いである様に思いました。 BKM-229XはVideoADCがイマイチな印象でした。 3chを1チップにまとめたAD9981が搭載されておりch間のクロストークが大きくなりがちである点がこの製品最大の欠点と言えるでしょう。またこちらも同様LPFが簡略化された小型の物となっている点も欠点である様に思います。 ↑AD9981 ↑BKM-229XのLPF実装部
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