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耳を澄ますのだ〜。

マイルーム

7さんち
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持ち家(戸建) / その他 / オーディオルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
レンズのように遠くの物語りを映しだして欲しいのです。 現用機器: [Speaker] Harbth / Super HL-5 [Amp:Pre]…
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日記

ジャネット・カーディフ『The Forty-Part Motet 40声のモテット』

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2009年04月30日

先日、僕にAirtightのアンプを譲ってくださった、歳の離れたお友達のOさんに誘われ、
銀座にあるメゾンエルメスで行われている、「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー展」に行ってきました。これがとても面白かった!

お目当てはジャネット・カーディフさんの作品、『The Forty-Part Motet 40声のモテット』
カーディフさんはカナダのアーティストの模様。ミラーさんとはユニットなのかな?

この作品は、16世紀イギリスの作曲家トマス・タリスの多声モテット『我、汝の他望みなし』を元に構成したもので、40パートの合唱をそれぞれ一人づつ個別に録音し、その配置を組み替え、
40個のスピーカーで一人づつのパートを再生させるというものです。

メゾンエルメスのガラス張りのギャラリーの中、40のスピーカーが楕円になって中央の二つのベンチを取り囲んでいます。広さとしては20畳くらいの空間でしょうか。
スピーカー中心に向かって配置されており、一つ一つのスピーカーから別々のパートの歌声が流れています。

普段僕たちが音楽を聴く場合、基本的には正面からしか聴く事ができませんが、この作品では360°の方向から音を聴く事ができるようになっているんですね。
望むスピーカーに近づいて聴くこともできるし、ベンチに腰掛けて全体に耳を傾けることもできる様になっているわけです。
それぞれのパートは実際の並びとは異なっており、ソプラノの隣にバリトンがいたり、そのまた隣はメゾソプラノだったりと、現実には無い配置もおもしろいです。
実際に合唱をする立場であっても、真横から自分に向かって声がすることはない(観客の方へ向かっている)訳ですから、これはなかなかできない刺激的な体験です。
歌声の中を歩く事ができるということそのものが、とても刺激的。

誰もいない空間から一人一人の歌声が浮かび上がり、徐々に重なり一つになっていくそのダイナミズムに心が震え、感動を抑えることができませんでした。
11分の合唱→3分の休止部分(準備風景、これも咳き込んだり鼻歌を歌ったりそれぞれがしていてとても楽しい)のループなのですが、僕達は3セット以上も聴いてしまいました。
生の音楽とはまた違った、音楽の楽しみがあります。
エルメスのガラス張りの空間の静かな佇まいもとても良くマッチしていた様に思えます。
夜あまり見えない中で聴いても面白そうでしたねー。

何を言うより行ってみて聴いてみて欲しいです。無料ですし。
他ではきっと体験することができないと思います。
オーディオによる再生とは違った一個のアート作品ですが、僕ははっとさせられるところがありました。

同時にやっている映像作品、『ナイト・カヌージング』も、夜の川をカヌーで下っていくのを撮っているだけの作品(人は見えず自分が乗っているような感じ)ですがなんだか見させられてしまって面白かったです。


銀座でエルメスという素晴らしいシチュエーションですので、間違いなく入るのにためらわれると思いますが、一見の価値がありだと思います。

ゴールデンウィーク中近くに行ったらちょっと覗いてみてはいかがでしょう。
5/17までやっているみたいですよ。

あ、オーディオファイルっぽいことを言うと、スピーカーはB&WのDM303というモデルだったかな?


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  1. 7さん、こんばんは。どこかで見たことがあると思ったらMOMAで見ました。うーん、NYなんてなかなか行けないから行こうかな。意外と印象に強く残っているのはB&Wのせいかなぁ・・なんて思ったりして。それにしてもよくこの展示会知ってましたね。エルメスのHP見ましたけど見つけられなかったです。この作品、意外とおもしろいんですよね。

    by本日のコーヒー at2009-04-30 23:25

  2. コーヒーさんこんばんは。ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?

    お、MOMAで見たのですね。入っているみたいですものね。確かにNYにはなかなか行けないですね。写真で見る限りでは、MOMAよりガラス張りで透明感のあるエルメスはこの作品との相性が良い様に見えましたね。
    ところでスピーカーも指定なんですかねこれは。
    展示会は僕が知っていたんではなくて、お相手の方がご存知だったのですよ。デザイン関係の仕事を長くなさっている方なので、そっちの方面から聞いたのかもしれませんね。
    来ているお客さんも美大生とかアート系のお客さんが多かったみたいでした。
    音楽関係というよりは美術畑という感じなんでしょうかね。作品自体も音楽畑の発想ではないと思いましたし。
    僕が行った時は平日なので人もぽつぽつといった感じでしたが、あまり人が多くなくて良かったです。
    まあ、エルメスの中なので人があふれるようなことはないでしょうけれど(笑)。
    僕はいいと思いました、この作品。久しぶりに合唱したいなーと思ってしまいましたよ。

    by7 at2009-04-30 23:40

  3. おーぉ、奇遇ですね~ェ。ちょうど今、タリスのモテット「エレミアの哀歌」を聴いていたところなんですョ。
    …ウソです、こちらを拝見し、“そういえば1枚あったなァ~”と思い出して掛けているいるところです。
    7さんは、造形芸術への造詣が深いですね~ェ(洒落じゃないですョ 齢、僕の半分のなのに、色々な楽しみをお持ちで羨ましいです。
    今度、7さんを見習ってケーブルの整理をしてみようかかと思っています。といっても、テグスで吊るすといった技はとても無理なので、木の棒を買ってきて(実は購入済みですが)、ケーブルが触れ合わないようにこの棒に絡ませてみようか、と思っている次第。
    音場表現の改善を密かに狙っているんですが、はて、どうなることうやら…

    byそねさん at2009-05-01 01:03

  4. そねさんこんばんは!
    お茶目ですね^^
    僕も普段はあまり聴かないのですが、いいですよね。特に夜聴くと心にしみる感じがしますね。
    造詣深くないんですよ~。今回のものは相手の方の御誘いですし。でも芸術といわれるものが好きなのはそうですねえ。
    良いものはどんなものでも良い!の方針でいきたいなと思ってはおります(笑)。

    ケーブル処理、面白そうですね~。
    棒を間仕切りのようにするという事でしょうか。
    コイルにならないよう緩くからませるとよさそうですね。
    こういう事って考えている間楽しいですよね。
    健闘を祈ります!

    by7 at2009-05-01 01:36

  5. スピーカー指定なんですかねぇ。ということで8階行ってきましたよ。うーん、40個のマルチなんて。特に最初の3分のざわめきと最後の盛り上がりが面白かったです。もう一つの部屋の映像の方はよくわからなかったなぁ。

    by本日のコーヒー at2009-05-01 22:36

  6. お、行ってきたんですね。ねー、40個のマルチなんて。ケーブルが大変なことになっていましたね。オーディオ的にいえば一つのスピーカーから出ている音はそんなに大したことないんですけど、そんなことはどうでもいい説得力がありますよねー。あのざわめきとか。
    個別といってもまわりの音が聴こえる環境で録ったんですかねえ。合唱はヘッドフォンでっていう訳にはいきそうにないし。
    映像の方は・・・。ああ、夜の川は怖いなあとかでいいんじゃないですか(笑)。

    by7 at2009-05-01 22:43

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