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耳を澄ますのだ〜。

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日記

F-117 Nighthawk / Ray Samuels Audio 音質編

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2010年10月17日

はて、1週間前にどこまで書いたっけ。
ということで新しいフォノイコライザー、F-117 Nighthawkの音質レビューと行ってみたいと思います。

このフォノアンプの音質レビューをしようと考えて、はて、このアンプの特徴って何かしら。
と、悩んでしまったのです。
使い始めておよそ1ヶ月、
うちのシステムに馴染んでしまって、どうもこれでなかった時の音が思い出せない。
それではいかんという事で、前のイコライザー、PhaseTechのEA-5と取っ替えてみたりして
F-117の音質について考えてみました。


さて、しばらくぶりにEA-5に戻してみて、F-117の特徴がよく掴めなかった理由がわかってきました。
なんというか、F-117には特徴らしい特徴が見つからないんです。
いや、特徴がないというのはおかしいですね。
機器固有のクセみたいなものが、表からは見えにくいと言うべきでしょうか。
F-117はステルス機の名を与えられたフォノイコライザー。
そのサウンドも、姿を隠し静かに静かに空を走るステルス機のようだと思えてきました。

大雑把な印象を一言でいってみると、F-117は背景を創り出す装置。

耳を澄ますとわかる、静かで広いステージ、歪みなくまっすぐに響く音色、その深さと速さ。
背景を静かに、クリアにすることで、カートリッジの拾ってくる音を磨きあげ、強靭に響かせる。
音色を演出するのではなく、その背景を作り出す。
キモとなっているのは静寂感、歪みの無さでしょうか。
それはバッテリー駆動の賜物なのでしょうね。
小さい筐体が故の内部配線の短さも、音に貢献しているのだと思います。

外観から内部、音とがひとつの方向へ向かってデザインされた、抜かりの無いフォノアンプだと思います。
磨き抜かれた基本性能と、野心的な価格。
そこまでひっくるめてデザインされている、といえるかもしれません。
相対的に見て価格比に優れているだけでなく、
絶対的な機器としての価値を考えても、確固たる主張を持った良い製品じゃないかと思います。

アナログ製品はお金をかけなきゃダメだよ、という風潮があるように思えますが(実際高いのは良いんですけれど)、F-117はそれに真っ向から挑んだ意欲的な製品だと思います。
日本の店頭にこの製品が並ぶことはないでしょうし、この優れたパフォーマンスを体感できる機会はなかなか得られないとは思います。
ですが、フォノイコライザーで悩んでいる方に是非使ってみてもらいたいなと思うんですよね。
きっと価格を超えた満足を得られるのではないかなと思います。
僕はこのF-117を購入して、大きな満足感とともにこういう機器を作る人がいるなんて捨てたもんじゃあないな〜と思いました。

この小さなボディに魅力を感じたら、ちょっと考えてみてはいかがでしょう。
小さいものにはどこか夢がある感じがするんですよね。
よし、詰め込んだぞ!って感じが良いです。

ただ、全部サイコー!ってなわけにいかないのがオーディオの常。
真空管式フォノイコライザーなんかの熱い厚い音とは、対極かなーという感じもしますねー。
決して薄味ではないのですが。
その辺の組み合わせの妙、難しさがまた面白いところなんですけれどね。



※オマケ
我が家の先住猫君。いつも不機嫌そう。ベートーベンが好き。

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