そねさん
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2006年12月、定年後の趣味として、スピーカー・PIEGA TC-70Xを中心にアキュのCDP・プリメインアンプによりオーディオライフを始めました。ピエガのトールボーイ・スピカーはその美しさに…

マイルーム

マンションでのリビング・オーディオ
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持ち家(マンション) / リビング兼用 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
PIEGA TC-70Xをコーナー設置型の交差法、その手前に小型2wayを平行法で設置し、2組のSPで楽しんでいます。このセッティングに際しては、当コミュニティの大先輩お二方(GRF様、ベルウッド様)…
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日記

左右SP片チャンネル毎にモノラル音源を再生。ステレオ音源でも。

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2018年07月21日

本日記は先般のいたちょうさんの日記「高尾のアジト潜入」へのレスのつもりでしたが、長くなるため記事に仕立てました。

いたちょうさんの日記で、ニッキーさん邸にてベルウッドさんがSPセッテイングを行ったことが紹介されています。大変興味深い内容でしたので、使用されていたNORDOSTのノイズ音源を拙宅ではモノラル音源にて代替し、SPの平行法設置を前提にした時のあるべき音場の姿を想像しながら試してみました。

■まず現セッティングにてモノラル音源を再生し現状を把握しました。
〇使用した曲は、ヴォーカルのコンピレーションアルバムからヘレン・メリルでyou’d be so nice to come home to をチョイス。
〇現セッティングは、平行法を基礎に、左SPはかなり内振り。モノラル音源でセンター合わせの結果ですが、半分青い。の影響があるようです。
〇出現した音場は、左SPが両SP間のセンター後方、右SPがセンターから右よりの後方。

さて、平行法でのモノラル再生ですので、左右SP間のセンター後方に音像が展開するのが自然であろう、ということでこれを目指すことにしました。

■SPの内振りを止める等、セッティングの出発点をシンプルに設定しました。
〇左右SPは平行の基本設定とし、内振りや前後へのずらしを止めました。
〇SP横壁の調音ボードを左SPの横壁だけに設置していましたが両SPの横壁(左はふすま、右はガラス窓)に設置し、SP周りの環境を合わせました。これは、日記の「まず、この段階で、スピーカーは、動かさず、ルームチューニングの左右を合わせることが重要とのこと。」を踏まえました。
調音ボードとSPセンター間の距離は、左SPが110cm/右SPが90cmです。
〇出現した音像は現セッティングのときと変わらず、右SPの音像は両SPのセンターから右寄りのままです。

右SPの音像をいかにしてセンターに近付けるか。手始めに、横壁と平行に設置した調音ボードに角度をつけてみました。リスポジに向けて少し開いてみたところ…

■モノラル音源を左右片チャンネル毎に再生した音像が、両SP間のセンター後方に重なるように出現しました。もちろん、多少ズレてはいます;(^^
両SPを同時再生すると、まさにモノラルのセンター定位が聴こえます。

この状態でステレオ音源を再生してみました。すると…

■ステレオ音源を片チャンネル毎に再生してみると、SP後方の壁面のあちこちのほぼ同じ位置に各チャンネルの音像が出現します。
両SPを同時再生すると片チャンネル時の音像が重なり合い、片チャンネル時より立体感やディテールの陰影がよく再生されます。もちろん、完全に重なっているなどとは申しません;(^^

その後も調音パネル周りをアレコレとさわりました。横壁のパネルをミリ単位で動かしてみる、既設置のコーナーパネルの角度を左右でキチンと揃えてみる、Ventoを1枚左壁に設置してみる、等。
調音パネルは有益ですが音像定位への影響がとても大きいですね。常にパネルの設置状態に注意を払う必要があると肝に銘じました。


【使用した主な楽曲】
★JAZZ VOCAL BEST SELECTIONよりHelen Merrillの Yoi’d be So Nice to Come Home To
ホーン楽器の入りが右に大きく振れます。本当に純粋なモノラル盤なのかしら。現状は、センターに引き寄せきれていません。
★Eagles のHELL FREEZES OVER よりHotel California
音像ごとに左右各チャンネルの音量の大小により音像を定位させる録音ですね。
左チャンネルを再生しているのに、冒頭で右SPの辺りからのみギターの音が聴こえてくるのには驚かされます。右側に位置する楽器ですので左SP片チャンネル再生時の音量は申し訳程度ですが、音像の輪郭や立体感、陰影感への効果は大きいように感じます。
★Orpheus Chamber OrchestraのBAROQUE CONCERTよりCanon
★カリヨン/幸田浩子よりCacciniのAve Maria
ワンポイント録音というのでしょうか、上二つでは片チャンネルで音場全体をカバーし音量も両チャンネル再生時と相似形です。片チャンネルだけでは弦楽器は単調に感じます。

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レス一覧

  1. 自己レスです。

    ステレオ音源以降の記述は実験不足と気づきました。
    また、hotel cariforniaの記述の論理矛盾など、事実と想像の混同があるなど不正確なものとなっています。

    後日、修正しますので、無視してください。

    byそねさん at2018-07-22 10:37

  2. そねさん、こんばんは。

    記事が少しお役に立った様で良かったです。
    どうも、ステレオ状態でチェックしがちですが、左右独立で聞くと粗が如実に分かりますね。
    如何に左右独立での音像位置を合わせるかが鍵ですね。

    byいたちょう at2018-07-22 19:13

  3. そねさん おはようございます

    記事興味深く拝読しました。私もモノラル音源を使用したり、アンプのバランス調整機能を使って右チャンネルのみ、左チャンネルのみといった聴き比べをする事があります。

    あえてダメだと思う状態から段階的に良いと思う状態に変えて行く、これを繰り返すことで傾向を掴むという手もあります。パネルもセットで移動となると大変そうですが、音の位置があった時の気持ち良さを一度味わってしまうと苦行も苦にならない(矛盾してますね)のでやめられません。

    high speed

    byhigh speed at2018-07-23 08:11

  4. そねさん

    私がNORDOSTのテストCDの左右交互のピンクノイズトラックがスピーカーセッティングにとても便利だと気がついたのは最近のことです。

    ちゃんと合っているつもりが、このトラックをかけてみると左右の音色が違うことに気づきました。スマホのスペアナで波形を見ても特定のレンジで如実に違いが出て愕然としたのがきっかけでした。

    もともとは特定の場所で音像が飛んだり、音像定位が不安定だったりすることで、音の焦点には周波数特性があるのではないかと疑問を持ったことです。先ずは左右の特性を合わせることがとても大事だということに気づいたのが、この左右交互ピンクノイズです。左右交互に繰り返し再生するのでとてもわかりやすい。

    スピーカー1本で左右のステレオ音像定位が出現するかどうかは、理屈からいってちょっと疑問です。私自身は試したことがないので、なんとも言えませんので一度聴かせてください。ただ、スピーカー1本でも音離れがよくなり、拡がりのある音空間が出てくるのはその通りだと思います。おそらくPCトラポの進化でノイズが極小になり周波数特性が超フラットになったからではないでしょうか。上流は音像定位や空間感にものすごく効いています。上流の大事さに気づかされたのはK1の導入とMFさんのPCオーディオを聴かせていただくことを重ねてみて初めて理解しました。


    左右独立でのモノラル再生。面白いですね。古いタイプの真空管式ステレオプリアンプでは左右のクロストークが大きいのでわかりにくいかもしれません。

    byベルウッド at2018-07-23 10:34

  5. そねさん

    はじめまして。私はいたちょうさんの日記を見て、NORDOSTのテストCDを購入してみました。

    ベルウッドさんが挙げる左右交互のピンクノイズトラックをかけてみたところ、左右の音色の違いに愕然として立ち直れません。

    各スピーカのリスニングポイントにおける周波数特性の違いによって音色が変わるのはピンクノイズの性質から理解できますし、聴感上の中心となる音域が1オクターブずれているということまでは分かったのですが、左右の合わせ方が全く見当がつかず途方に暮れております。

    byみゅーふぁん at2018-07-23 17:53

  6. 皆様、レスを頂きありがとうございます。
    2日間留守にしていたことに加え突発的に背中を痛めキーボードの操作(姿勢)が困難となり返信できず申し訳ありません。
    お一方お一方に返信したいところですが、自分の記述に(聴こえ方を含め)誤認があるのではないか、そうであれば正してからお返事を差し上げたく思い、勝手ながら検聴を先に進めさせていただくことといたしました。ご容赦くださいますようお願いいたします。

    byそねさん at2018-07-25 10:31

  7. 先に、SPを平行法で設置している拙宅では、モノラルもステレオも左右独立に再生したときに両SP間のセンター中心に音像が出現する旨ご報告いたしました。

    ご報告を行った趣旨は、ステレオ再生時によい音像定位を得るためには左右独立に再生したときにできる音像への理解が役立ち、そのときに「所定」の音像が形成されるようセッティングすることでステレオ再生時に好ましい音像定位を得ることができる【仮説】、のではないかと考えたことです。

    端的には、左右単独再生時に両SP間のセンター後方に音像が形成されるときそれは「所定」の音像形成の一つであると考えられることから、両SP間のセンターに音像が出来うるのかの実地検証が重要なわけです。追試の重点をこの点に絞り込みました。

    ■左右独立再生の方法
    左右独立再生の方法は、前回行ったパワーアンプのON/OFFに代えて、以下の方法によりました。
    ・トランス式アッテネーターをDAC/Preとパワーアンプとの間に挟み、DAC/Preの左右出力別にアッテネーターの入力系統に分けて入れ、再生時にアッテネーターの入力系統を切り替えることで左右独立再生を行う。
    ・ただし、本方法では、左右を同時には鳴らせないので、左右同時のステレオ再生が必要のときはDAC出力インコネを同系統に差し替えることが必要です。

    《続く》

    byそねさん at2018-07-26 15:17

  8. 《続き》

    ■結果:
    クラシック・ポップス系を問わず、モノラル・ステレオを問わず、左右独立再生時に両スピーカー間のセンターを中心に音像を形成できることを確認できました。

    ・後述するように、センターへの音像定位のための調音パネルの調整はかなりシビアーであり、今回試みていませんが、微調整はSPセッティングで行った方が良いかもしれません。

    □モノラル
    仮説の出発点であり、また半分青い。ことが左SPの音像をセンターに引き寄せていないかとの不安もあったことから、十分なサンプル数で確認しました。
    ・ポップス系クラシック系あわせて16曲を検聴しました。
    ・左SP単独再生では、全て両SP間センター後方に音像の形成を認識しました。
    ・右SP単独再生では、1件でときおりVoが右SPに張り付くケース、1件で伴奏楽器のトランペットが右SPに飛び付くケースがありました。
    ・センターへの音像定位の調整はもっぱら調音パネルの開き具合で行いました。パネルの調整は凄く微妙で許容ゾーンは狭いです。立面の傾き等も定位に影響していました。また、片側パネルの調整は既に調整済の反対側パネルの再調整(出音の再確認)を強いてきます。なお、変更したときは全サンプルを確認し直すことも必要です。
    そんなことから、左右独立音像の重なり具合といった点までは頭が回りませんでした。

    □ステレオ(ポップス系)
    聴いた数は少ないですが、その範囲では左右独立再生時に両SP間のセンターを中心に音像がステレオ展開されました。音像のステレオ定位は両SP同時再生時と左右独立再生時で変わらないとの印象です。
    ・モノラルとの大きな違いとして、片チャンネルですべての楽器が同等に扱われているわけではないことがわかりました。
    ・主たる扱いの楽器はもう片チャンネルでは音量の小さい従たる楽器として扱われていますが、理由は不詳(表情付けをしている?)
    ・なお、個々の楽器の主たる扱いと従たる扱いのステレオ定位は同位置相当でした。

    《続く》

    byそねさん at2018-07-26 15:23

  9. 《続き》
    □ステレオ(クラシック系)
    聴いた範囲では、左右独立再生時に両SP間のセンターを中心に音像がステレオ展開されました。
    ポップス系と異なり、
    ・両SP同時再生と左右独立再生の3者間では、定位の安定性、音色、立体感等に違いを感じますが、今回は追及しておりません。
     例)・左右独立再生時に、高木さんの演奏で各楽器の定位が掴みにくい
       ・Canonで、左SP独立時に通奏低音が明瞭でない
       ・Canonの弦楽器群の音色が、左右独立時の各別に異なる印象
    ・左右独立再生時にもすべての楽器が同等に扱われており(音量が相似形)、左右単独再生で音楽の全体像を一定把握可能でした。

    《検聴した曲》
    ★クラシック系
    ・モノラル Rita Streich Waltzes&Ariasより#9 Dorfschwalben aus Osterreich
    ・ステレオ ソロ Hilary Hahn play Bachより パルティータ第3番第3楽章ガボット
        ソロ 越野景子 Especiallyより リャードフのバルカローレ
      室内楽 高木綾子 モーツァルト フルート四重奏曲 第1番第1楽章
      室内楽 Orpheus室内管弦楽団 PachelbelのCanon
      声楽  幸田浩子 CacciniのAve Maria

    ★ポップス系
    ・モノラル
     MQA-CDサンプラーより1曲Anita O’DayのOld Devil Moon
     JAZZ VOCAL BEST SELECTIONより14曲
       ヘレン・メリルYou’d Be So Nice To Come Home To等
       サラ・ヴォーン
       ダイナ・ワシントンWhat A Difference A Day Made等
       パティ・ペイジ
       シャーリー・ホーン
    ・ステレオ
     MQA-CDサンプラーより2曲
       Cannonball AdderleyのAutumn Leaves
       Art BlakeyのMoanin’

    *余談ですが、MQA-CDサンプラーの音がよいです。

    byそねさん at2018-07-26 15:30

  10. いたちょうさん こんばんは。
    記事をあげて頂いたことに感謝しています。左右独立再生とは、まさに目から鱗でした。

    左右独立再生での音像位置合わせ、音色合わせ。
    やれることは色々ありますね。

    byそねさん at2018-07-27 21:59

  11. high speed さん こんばんは はじめまして。
    high speedさんは定位と音場形成に強い思いをお持ちですね。
    以前の私は‘この一音’といった音色への拘りが強かったですが、平行法セッティングに興味を持ったことをきっかけに達人の方々のお話に接し、まずは定位と音場が重要と思うようになりました。
    すでに左右独立再生を経験知に組込み、音の位置合わせに活用し成果を上げていらしゃるとのこと、左右独立再生について日記をあげていただきご教示いただけると嬉しいです。

    byそねさん at2018-07-27 22:05

  12. ベルウッドさん こんばんは。
    そもそもは音の焦点合わせには音色の合わせも不可欠という問題だったんですね。自分は、現状で最大の課題と思っている定位の課題に「これだっ!」」と短絡させてしまいました。
    SP1本で左右のステレオ音像定位、文字にするとやっぱり変な感じですね。音像というには立体感が薄い、ステレオというには左右が狭いものもありますが、それなりのステレオ定位を示しますよ。
    是非拙宅にてご確認ください。

    byそねさん at2018-07-27 22:07

  13. みゅーふぁんさん こんばんは、はじめまして。
    お気持ちよくわかります。
    「左右を合わせる」というスタートをするならば、調音ボードを導入するか、部屋の使い方を現在の横使いから縦使いに変更するか、といったことしか思いつきません。
    まだ未開封ですが、私もNORDOSTのCDを入手しました。さて、どんなことになるやら…

    byそねさん at2018-07-27 22:09

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