ベルイマン
ベルイマン
2020/11/15 島元代表にリアのパワーアンプのLchのXLRソケットを交換してはんだ付けしてもらう。 2020/11/5 RR888導入。ビジュアルと全てのボーカルで効果は◎。他は検証中。…

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ベルイマンさんのマイルーム

マイシアター『象牙の塔』

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私のシアターは、ずばり、「象牙の塔」‛la Tour d'ivore'と言います。

縦5438 x 横3618 x 高3400mmの約11畳の縦長。スピーカー4本、ユニバーサルプレイヤー、AVプリ、ステレオパワーアンプ2台、プロジェクターとスクリーンがベース機器。




①両サイドの対称性
以前の視聴環境はリビングでしたから、今考えると定位はもちろん音像もぼやけて、音場もぜんぜん広がらず、だったはずです。とにかく左右の対称性など、現実には100%の達成は無理だから、可能な限り対称性を追求しておけば、自然と対称性が崩れて、定在波等のマイナス点を、安定したstereo感等のプラス点が凌駕するのは間違いないはず。怖かったですが、この賭けの是非は今や確信に変わりつつあります。

私のシアターで左右の対称性を崩すのは背面のドアのみです。ドア以外は、左右の対称性を徹底しました。屋外に対して70Dほどになる強烈な遮音壁になっているので、音の逃げ場がないので、フラッターエコーや定在波や低音のぼん付きを抑制するためにサイドは吸音多めです。ヤマハの音響パネルACP-2を8枚入れています。一番スピーカーが壁に近接してしまうスピーカーの真横に1枚とリスニングポイントとの間の一次反射面で1枚、スピーカーが4本ですから、合計8枚です。


②3400の天井高
3400mmでは足りなかったかと思っていたのですが、悪くないです。音が登り切っていないのはコーナーを手当していないからです。反射が強いと音が消えてしまいますよね。ただこれは設計の段階から分かっていたことです。コーナーを潰す時に重要なのは、下の⑪でも書きますが、やはりエッジ、細いもの、鋭いもの、音を集約させる一点、つまりヒジヤンメソッドなはずです。

③出水電器の電源&アース工事
工事後から出発なので有無を比較できていないですが、もう一度昔に戻って、出水電器の工事をやるやらないを判断できるとなっても、「やります」ね。音に魂が入る感じです。芯が強いのだと思います。といって硬い音ではないです。機材は基本的に全部、200Vでいき、トランスで降圧して使用します。アースの効用はゆっくり確かめることにします。パワーアンプの電源ケーブルでアースを取ることから始めます。CT-0.2svには既にアースが入っています。

④パワーアンプS-200改を2台、アイソレーショントランスCT-0.2svを2台、EO-01を2台をオールブラックで!

私のシアターの命。これらの機器にどれだけ良い環境を与えて、その性能を守っていけるか、それが私のシアターの基本方針なのだと思う。(現時点では部屋の音響とDACに問題があると感じている。)

S-200はかなり改造が入り、ゲインコントロールの廃止&基板の新調、スイッチ交換、ロジウムファストン端子&XLRソケット&IECインレット&スピーカー端子の全FURUTECH化、CPMの大容量化、を経ています。ブラック塗装です。全部、出水電器の代表の島元氏の監修下です。改造終了後に島本代表は「めちゃくちゃ良くなってる」と。事実その通りで、めちゃくちゃ良い。CT-0.2svは200V入力、100V出力のブラック仕様で、スパイクが背面のインレット側に2つで、前は1つのバージョンです。いまだに信じられないのだが、アイソレーショントランスで音が良くなるのである。至高のトランスである。ブレーカー付きコンセント、EO-01はまず何よりもプラグのホールド感が完璧である。プラグが垂れ下がって来てないか確認したりする必要などない。見た目も非常によろしい。(島本代表、ステッカーは剥がしましたよ。)

何度、2020年の春と初夏に戻ることができたとしても、S-200改とCT-0.2svとEO-01のオールブラックス2セットを選択したいと思える。安くなかったが、ここに後悔はみじんもない。

⑤FOCAL、Sopra no.2を4本
4本のSopra no.2で囲む。これは自分の中では次善の策であった。周りの人も「もったいない」と。どうせサラウンドなんて安いのでやるか、そもそもやらないか、みたいな話を聞かされてました。しかしまた、もしステレオ2chで行くのであれば、FOCALのMAESTRO UTOPIAクラスでなければ納得できないに違いないと色々と試聴しながら気付いたのです。自分がこの部屋でごしごしやっても出水電器のSONYスピーカーの音像は作れないんだとMAESTRO UTOPIAを聴きながら、愕然としたのです。いわゆる《ピュアオーディオ》を自分が追求するならば、それは不可能な追求となるが、しかし、それであればSopra no.2を4本取り揃えたらどうなんだ!、それでもMAESTRO UTOPIAクラスのステレオ再生に対抗できないということになるのか?胸に響く音は2本でだめなら、4本でならば、どうなんだ?

それが今回のシアター工事に始まる私の冒険の本当の動機なのです。旅の経過はどうかって? 出だしは順調!既に遠回りもして無駄を出した自覚がありますが、上出来でしょう。音のエネルギーが充満してますからね。後はコントロール、エネルギー感を削がないように。


⑥ACOUSTIC REVIVEの電源ケーブル、ラインケーブル
きっちり消えてくれる。ケーブルが目立ってはね。しか~し、出音はドラマチックに躍動。まだまだ。どんどんアコリバでいくぞ。多分、全てが揃ったら、つまり全てが銅管フッ素コーティングシールド&エアーインシュレーション(音を窒息させない)、とPC-Triple C単線(歪みなし)になったら、音のエネルギーが正確に噴き出すに違いない。首を長くしてその時を待つといたしましょう。

⑦逸品館のAVプリ、AV8805 special
良い。まだAVプリとしての多彩な機能は使っておらず、HDMIはセパレートでピュアダイレクトモードにしているので、DACとパワーアンプへの繋ぎの機能のみ。ピュアだけの人は驚くと思う。これがAVアンプが出す音なの?って。誰だ~、「所詮はAVアンプなんだからぁ〜」なんて言ったのは。あー、自分か。逸品館、見事。しかし脚のネジはしょぼすぎるところが、所詮はAVアンプと言われる所以?

⑧ジークレフ音響、バーチ仕様WELLFLOATボード、WELLDELTA(スピーカーのスパイク受けとして)
良い。もちろん効果は知っていた。しかし、否、それ故に、もっと高みに繋がるものと思われる。思い描いた効果を得られていないと感じているが、恐らく、水平をきっちりとっていないためであると思われる。何度か調節しているが、スピーカーの内ぶりを変えるたびに、床の傾斜が変わるので、WELLDELTAも調節する必要があるのだが、ここをやりきれていない自覚がある。もっと厳密に水平を取った上でWELLDELTAの効果については語ることにします。バーチ仕様L3545は、見た目からして、美しい。Holly Coleがルージュを付けないでステージに立つことがあり得ないならば、このバーチ仕様L3545をプレイヤーの脚から取ることもあり得ない。音に艶を授けてくれる。(色々と導いてくださったHarubaruさんに感謝いたします。)

⑨キクチ科学研究所、グレースマット100、120インチ、張り込み式パネル型
素晴らしい。素晴らしい。素晴らしい。水より水らしく、光よりも光り、映画の世界が現実よりもずっとずっとリアルである。

⑩防音室工事、昭和音響
防音室の遮音性能は、隣の部屋に対して約55D、真上の部屋に対して約65D、戸外約70D。防音室内でホワイトノイズを100dbにして計測。屋外は午前中で通勤や電車の音がある中での計測であるので、推定値。100dbのホワイトノイズの音は屋外の開口部付近でもほとんど聴きとれなかった。ただし、強烈な低音が入っている音楽をかけると、ぼんぼんした音が外からでもかすかに聴こえる。低音の遮断は難しい。後から後からあーしろ、こーしろ、やっぱりなかったことに、、、ころころ変わる注文に応えていただきました。誠実で堅実な仕事をしてくれた昭和音響の皆さん、ありがとうございました。



⑪以下は平面図です。図面の前側が部屋の前方でスクリーンがあります。 


真ん中の灰色はソファーです。下にひいてあるのはウールで毛足が20mmのもふぁもふぁカーペットですから夏は暑いですが、既に対策はあります。(謎)一応、3人座れます。その前の水色はラック。AVプリとユニバーサルプレイヤーを置きます。ネットワークをやらないならば、ラックは撤去します。

以下は設計の指示を出した際に業者が確認用に作ったCADを上下ひっくり返したものですが、天井の設計図です。C面がリスニングポイント前方、A面が後部のドア側です。


図の左上にある四角は吸気口で、図の右下にあるのが排気口です。中央の四角錐はarteのピラミッドシーリングです。これを必要に応じてですが、スピーカーからリスナーに向かって増やしていきます。スピーカーからリスナーまでを四角錐の頂点で繋ぐイメージです。今はまだ付けていないですが、リスニングポイントの真上に一つ四角錐を増やします。あとは音がリスニングポイントに向かって、上からどれだけ来るかに応じて考えることにします。尖ったもので音を導くというのは私なりに解釈したヒジヤンメソッドです。



⑫以下はリスニングポイント前方のイメージです。



部屋の前側には張込み式のスクリーンを設置し、カーテンで隠せるようにします。映像を観ない時は隠します。システムの命であるEO-01からの電源をできるだけ歪ませないようにパワーアンプ以外の機材に絶縁トランスをあてがいます。
★部屋の前側に設置予定の機材
(1) EO-01⇒ absolute-POWER CORD⇒ S-200Ⅱ改⇒ SPC TripleC⇒ Sopra no.2

(2) EO-01⇒ POWER SENSUAL-TripleC18000⇒ CT-0.2sv⇒ POWER SENSUAL MD⇒ AV8805special

(3) EO-01⇒ POWER SENSUAL-TripleC18000⇒ CT-0.2sv⇒ POWER SENSUAL MD⇒ LX800

(4) スクリーン: キクチ、グレースマット100、120inch、パネル張込み式



⑬以下はリスニングポイント後方のイメージです。




背面のドア側には壁面に三角ステーを取り付けてボードにプロジェクターを設置します。カーテンでドアを隠し、後側の壁面の左右の不均衡を解消できるようにします。

★部屋の後側の機材
(5) EO-01⇒ absolute-POWER CORD⇒ S-200Ⅱ改⇒ SPC TripleC⇒ Sopra no.2

(6) EO-01 ⇒ POWER SENSUAL-TripleC18000 ⇒ NCT-F3 ⇒ POWER SENSUAL-TripleC18000 ⇒ X990RA

☆プロジェクター&スクリーン設置詳細
・床からレンズ中心高さ = 1570
・床からイメージ中心 = 1250
・120inchイメージサイズ = 2657 x 1494
・120inchフレームサイズ = 2861 x 1709
・スクリーン中心から鑑賞者 = 3250 〜 3300
・仰角 = D:3250、H125 ⇒ arctan0.0461÷3.14x180 ≒ 2.63°



⑭以下はリスニングポイント左右の壁のイメージです。

上は、前方のスクリーンを見て、右手の壁。エアコンはスクリーンの上方で、室内機の下がFL〜3000mmくらいです。ただ、油断はしません。あいつらは悪いやつですからね。



上は、前方スクリーンを見て、左手の壁。

両サイドの壁の上方に5つ付いているのは、照明です。長方形は調音パネルです。スピーカーがサイドの壁に近すぎるので、80Hrzからフラットに吸うYAMAHAのACP-2を付けます。この部屋は左右はなるべく均等にするようにしています。したがって吸音は強めにするはずです。ですから、定在波の抑制にも効くという触れ込みのACP-2を片側に4枚、両サイドで合計8枚にします。





◎機器サイズ
・FOCAL、Sopra no.2 (H1190 x W358 x D540) [loudspeaker] x 4
・逸品館、AV8805 special (W440 x H185 x D410) [AV processor]
・Pioneer、LX800 (W435 x H131 x D339) [universal player]
・AVAC、X990RA ( W455 x H179 x D472 ) [projector]
・電研精機、NCT-F3 (W161 x H245 x D178) [noise cut trans]
・出水電器、S-200改 (W442 x H123 xD386) [stereo power amp] x 2
・出水電器、CT-0.2sv (W100 x H230 x D195) [isolation trans] x 2
・出水電器、EO-01 (W280 x H200 x D84) [wall outlet box with circuit braker] x 2

◎電源ケーブル
・ACOUSTIC REVIVE、POWER SENSUAL MD(2m、1.6m)
・ACOUSTIC REVIVE、POWER SENSUAL-TripleC18000(2.6m、2m、1m)
・ACOUSTIC REVIVE、absolute-POWER CORD(2m x 2)

◎XLRケーブル
・ACOUSTIC REVIVE、XLR-1.0TripleC-FM 1.4 x 1.8mm (1m)
・ACOUSTIC REVIVE、XLR-3.5TripleC-FM 1.4 x 1.8mm (3.5m)

◎HDMIケーブル
・AIM、FLR mk2 (0.7m) [audio signal]
・FIBBR、Pure2 (10m) [video signal]

◎スピーカーケーブル
・ACOUSTIC REVIVE、SPC-TripleC(2m x 2)

◎ボード
・KRIPTON、AB5200 (W600 x H55 x D600) x 2
・KRIPTON、AB3200 (W490 x H55 x D450) x 2
・ジークレフ音響、4548SF (W480 x H30 x D450)
・ジークレフ音響、3545Lバーチ (W450 x H55 x D350)
・ACOUSTIC REVIVE、RAF-48H (W486 x H436 x D55) x 3

◎スピーカー用インシュレーター
・ジークレフ音響、WELLDELTA x 16

◎超低周波発信装置
・ACCOUSTIC REVIVE、RR888 x 1

◎ソファー
・modern works、プーロ (W2010×D980×H900)

◎カーペット
・NY wine (W2400 x D1700 x H20)

◎端子(アナログ、LAN、USB、HDMI)
VIERA FZ950 (USBx2、USB3.0 x1、LAN x 1、HDMI x 4)
X990RA (LAN x 1、HDMI x 2)
LX800 (USB x 1、LAN x 1、HDMI x 2、XLR出力 x 2、RCA出力 x 2)
AV8805 (USBx2、LAN x 1、入力HDMI x 8、出力HDMI x 3、入力XLR x 1、出力XLR x 17、入力RCA x 8、出力RCA x 17)





注:象牙の塔とは?

元来は旧約聖書の雅歌の「汝の首は象牙の塔の如く」に由来し、恐らく、信心深く敬虔な有様(piety, devotion)の象徴的表現であったと思われる。それが19世紀に文芸評論家のサントブーブが「その秘密主義は、まるで象牙の塔の住人ででもあるかのようで、白日を前に撤退する」と、ある作家を批評したのであるが、その際に「象牙の塔」は、社会的現実の明るみから目をそらして、自分の追求する芸術の世界に埋没する姿勢を表す表現として解釈されることになり、今では、例えば研究者が世間を忘れて自らの研究上の理想を追うような、初心で田舎臭い理想を追求する態度を表すネガティブな表現として定着しているように思われる。

私見を述べよう。まず、サントブーブのような発想に今更何の興味も持ちようがない。芸術は本質的にではないが、多くの場合、秘密主義である。だから頭を使う必要がある。それが嫌なら、芸術ではなく子供向けの遊びをしたほうがよい。また、社会的現実を知りたければ新聞か社会学や歴史学、あるいは政治学の論文がよいし、少なくとも、芸術家ではなくジャーナリストに当たったほうが良い。端的に言って、その社会的現実とやらがつまらないからこそ、芸術は存在するのだ。

要するに、つまらないものから手を切って、悦びに浸りきる部屋にすべく、自分のシアターを「象牙の塔」と名付けることにした。外界と内界をアイソレートする防音室の名に相応しいであろう。

所有製品

詳細情報

  • 所有形態 : 持ち家(戸建)
  • 形態 : 専用室
  • 種類 : オーディオルーム
  • 広さ : ~12畳
  • 防音設備 : 防音あり
  • スクリーン : ~120型
  • スピーカー本数 : ~4ch