DALI
HELICON 400 MK2 LE
¥450,000(税込)
発売:2008年8月上旬
MkⅡから、防磁設計だったんですね
Dali社創業25周年を記念して、全世界500セットの限定モデルが出たので、その試聴会に行ってきた。
まず、目に付く漆黒の美しい塗装は、スタインウェイのピアノと同じ塗料を使っているそうで、その結果、とても硬い塗膜が形成されたという。これにより、オリジナル・モデルであるMkⅡよりも、エンクローシャーの響きが整音されたという。
去年、MkⅡが出た時も、このスピーカーの試聴会に行ったことがあり、その時の機材が、デノンのSA1シリーズであり、ケーブル類がキンバーであった。
今日、参加した、このLimited Editionも、この時の機材と、ほぼ、同じ条件だったので、このMkⅡと、LEの率直な違いを、記してみたい。
MkⅡの時は、ウーファーの磁気回路を、強化した事による、レスポンスの強化が印象的だったが、このLEは、硬い塗膜によるエンクロージャーの整音の効果なのか、MkⅡよりも、更に、この引き締まった印象を受けた。
試聴ディスクの中には、菅野沖彦氏による、「ザ・ダイアローグ」が使われた。菅野氏による、リミッターを排除して収録されたという、とても、強烈なドラムの立ち上がりでも、このエンクロージャーは、余分な不帯音を伴わないので、より、リアルなドラムの存在感を、表現していたと思う。この辺は、MkⅡよりも、上手に感じられた。
しかし、ヴォーカル等に関しては、私はMkⅡの方が良かったと思う。LEは、確かにピアノ・フィニッシュしただけに、弱音部での背景の静かさは、素晴らしいものを感じた。
このピアニッシモの静けさは、同時に、ヘリコンの特色である、あのウッディな響きと引き換えにしてしまったようだった。これは、オリジナルのヘリコンから、MkⅡになった時にも感じたが、今回のLEでは、更にこのヘリコンから、このエンクロージャーの響きが、無くなったので、正直、このLEは、もはやヘリコンではないなのでは、とも感じた。
約2時間にわたって試聴し、この間、様々な音楽を聴かせて頂いたが、終始感じたのが、この高音部での音の硬さだった。あの生ナマしかった、ヘリコン特有の女性ヴォーカルは、とうとう聴けなかったのは、この日限りのコンディションであって欲しいものだ。
それと、このモデルの仕様を見て気づいたのが、防磁設計になっている点だった。
担当者に伺うと、ナントMkⅡから、防磁設計になっているそうだ。
しかし、デノンのHPにある、ダリのページを見ても、防磁の文字がなかった。
だが、デンマークのダリ社には、しっかし、記載されていてた。
意外にも、この試聴会で一番驚いたのが、この事だった。
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by葉隠 at2008-07-01 00:08
自分もヘリコン800(旧)を使っています。
低音の豊かさに惹かれ、背伸びして800を買いましたが、今では400でも良かったかなと思うこともあります。
このSPはおっしゃるとおり、とても艶やかで柔らかく鳴りますね。ソニーの9100ESというAVアンプで鳴らしていますが、デジアンの冷たさが緩和されて良い感じに鳴ってくれます。
LEという新型がモニターライクな作りになってるとしたら少々残念ですね。ただ上位機のユーフォニアスにはそういう傾向があったので、そちらに音質を近づけているのかもしれません。
日本では中位機のヘリコンの方が人気がありますからね。
しかし、mkⅡからは防磁処理がされているというのは、自分も初めて知りました。
最近、テレビの前のセンターSPをヘリコンのC200にしたのですが、mkⅡにして良かったと思いました。
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【SPEC】●ユニット:165mmコーンウーファー×2、10×55mmリボン+25mmドーム・ハイブリッド・トゥイーター ●再生周波数:31.5〜27,000Hz(±3dB ) ●クロスオーバー周波数:700Hz/3,000Hz/13,500Hz ●平均出力音圧レベル:88dB(2.83V@1m) ●入力インピーダンス:4Ω ●推奨アンプ出力:50〜300W ●最大外形寸法:268W×980H×502Dmm ●質量:31.0kg