2800が2810へヴァージョンアップするというので、発売から半年ぐらい経ってから自宅で比較試聴をしました。2810を聴いて一番感じたのは、パワーアンプのA60に共通する音がすることでした。
ご存知のとおり、A60はアキュの勝ち組パワーアンプですが、このアンプの成功によって、アキュの
それまでのリファレンス的なトーンから、中低域をふっくらした芳醇な音に変化したのではないでしょうか。2800から2810へ、買い換えた方もこの辺の変化を評価しているのではないかと思います。
わたしは、結果的には2800のまま使い続けることにしました。
理由はいくつかありますが、2810になって中低域が豊かになってことで、2800のもっていたスピード感や、キレ等が失われてしまったためです。それと、ヴォーカルの音像も少し、大きくなってしまったのもマイナスでした。
それと決定的なことは、CDPとパワーアンプ直結の場合と、それぞれのプリを比較試聴したときに、2810が明らかに「作っている」音がしたためでした。2800はほぼ完璧に直結の音を再現していました。音像や、楽器の位置情報、高さ等は、直結に酷似でした。存在感の無いプリのようですが、
当然、直結よりも2800を介したほうが、音が美しくなるのは不思議です。