このコミュニティではMagicDragonさんがわかりやすいレポを書いてくださっているので、私はその尻馬に乗って書くだけですが、とにかくAirMac Express(AME)導入によるPCトランスポートのメリットは私にとっては革新的なものです。
PC上で、自分の好きな曲を、自分の好きな順序で自由に聴ける。ワーグナーやブルックナーをCDの入れ替えなしに聴ける。これだけでもその価値は大だと思っています。ブルックナーの8番を聞くのに、スケルツォが終わったらわざわざディスクを入れ替えなくてはアダージョに行けない。これが本当にストレスだったのですよ(笑)。シェーンベルクの作品を作品番号順に聴くという荒行もやってますが、そんなことができるもプレイリストによる音楽データ管理の賜物。作曲年代順に並べれば様式の推移も自然に感得できます。シャッフル演奏させて今まで見落としていた曲の価値を再発見したり、ジャズで同曲異演を集めてプレイリストをつくり、立ち続けに聴き比べたりする。PCトラポならばそういうことも簡単にできます。
また曲の再生回数や再生履歴なども記録されていくので、「自分はこの曲をこんなに聴いているのか」などいった発見もあったり。これはディスク本位の聴き方ではできなかったことです。
肝心の音質ですが、違いが気になるような方も確かにいらっしゃるでしょう。でも私には正直CDトラポとAME経由との違いはほとんどわかりません。たぶん、多くの方にとって有意の差というのは感じにくいのではないかと思います。
もちろん、SACDも聴きたいし、PCの調子が悪いこともあるし、1枚の気に入ったCDを最後まで聴き切る喜びというのもありますし、CDを全部PCに落としているわけでもないので、とにかくSACD/CDトランスポート自体はどうしても私には必要です。しかしAMEのようなLAN利用の再生というのは、投資額はとにかく低く済むし、設定がそんなに難しいものでもなく、試すリスクは極めて小さいですから、是非一度は遊んでみることをお勧めします。