PIONEER
DV-610AV
¥OPEN(予想実売価格26,000円前後)
発売:2008年7月上旬
リージョンフリー化できるお手軽マルチプレーヤー
私は出張時やAmazon.comなどで海外版のソフトをよく買います。ブルーレイに関しては、米国と日本は同じリージョンなのと、コンテンツが24pでユニバーサルになったので、再生に問題はありません。一方でDVDは(ファンの方々にはお馴染みですが)、スタンダードが同じ米国とはリージョンが異なり、リージョンが同じ欧州とはスタンダードが異なる、ということで、一筋縄では行きません。私はブルーレイにならないどころかDVDも日本にやってこないマイナーな映画も好きなので、DVDを1080pにアップコンでき、SACDも楽しめ、かつリージョンフリー化が簡単にできるプレーヤーとしてこの機種を購入しました。
リージョンフリー化の手順はこちら。
性能に関しては値段が安いこともあり、正直なところあまり期待していませんでしたが、HDMIを使っている限りはコストパフォーマンスは高いと思います。特にアップコンしたDVDの映像はなかなか。SACDをHDMIからダイレクトにDSD出力できるのもマルです。PALで収録されている欧州のDVDはNTSCに変換してくれるので、ディスプレイがマルチフォーマット対応でなくても再生できます。趣味性は薄くとも実用性は高い、よい買い物でした。
【SPEC】●再生可能メディア/ファイル:DVDビデオ/オーディオ、SACD、DVD±R/RW、DVD±R DL、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW、WMV/WMA/MPEG-4 AAC/MP3/JPEG/DivX Ultra/DivX ●入力端子:HDMI1、USB1、コンポーネント映像1、D2端子1、S2映像出力1、映像出力1、光デジタル出力1、同軸デジタル出力1、アナログマルチch音声出力端子(L/R/SL/SR/C/SW) ●外形寸法:420W×49.5H×215.5Dmm ●質量:1.8kg