kakki
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昔はオーディオ活火山でしたが、最近は噴火の予定も無く、休火山になりました。 子供が大きくなって、余裕が出来たら活火山に戻れるかな。

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将来は専用室が欲しいのう・・・
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SCD-DR1
SONY
SCD-DR1
¥1,260,000(税込)
発売:2004年9月21日
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使い勝手は最悪だがDR1のベストパートナー

TA-DR1とペアを組むために作られたSACDプレイヤーである。SONYの高級SACDプレイヤーの中では2号機となる。

■音質■
実は私は、このプレイヤーについては単なるトランスポートとして使っている。しかも、iLink接続である。ということで、一般的な意味での音質については把握していない。

しかし、一つ言えることは、TA-DR1のパートナーはこいつしかありえないということである。この両者をiLinkで接続すると、他では味わえないような完全な世界、何も足す必要も、何も引く必要も無い、いわばパーフェクトワールドが出現する。私はこれで今までの色々なオーディオ地獄から救われたと思っている。

TA-DR1とSCD-DR1をiLinkした時の音を一言で言えば、フラットでレンジが広く、すっきりとして爽やか、ダイナミックで躍動的、そして定位が明快で聴いていて何も不満の無い、まさに「完全な音」である。おそらく、この音を聴いて不満のある人間はほとんど居ないだろう。聴いた瞬間にそれとわかる、極めて普遍性の高い音である。とはいえ・・・TA-DR1のところでも書いたが、音調としては水彩画なので、この音が好みでない人は居るかもしれない。

私が気に入っているのは、接続がiLinkのケーブル1本で済むことである。しかも、私は今、PC用のケーブルを使っている。値段は1000円ぐらいである。このおかげで、ケーブル病から開放されて、本当に良かったと思っている。普通であれば、トランスポート→DAコンバーター→プリ→パワーと、実に3箇所もケーブルを経由しないといけないところが、PC用のケーブル1本ですばらしい音が出てしまうのだから、本当に良いものである。特に、iLinkは、最近規格として人気が無いため、どこのメーカーも高級ケーブルを作ってくれない。これがまた良いところである。高級ケーブルがリリースされると、いくらケーブル病から解脱したつもりでも気になるものは気になるし、そうするとまた病が再発しないとも限らない。PC用のケーブルぐらいしか手に入らない今の状況がベストと言える。

■使い勝手■
この製品、音は本当に気に入っているのだが、使い勝手は最悪である。SONY史上ワーストと言っても良い。

まず、単純な話だが、DISCの開閉やCDの再生が遅い。トレイが開いている状態から再生まで17秒もかかるのである。17秒もあると、再生ボタンを押したはずであっても、「あれ?再生ボタン押してなかったっけ?もしかしてトレイを閉めただけだっけ?」と気になるものである。気になって立とうかどうか迷ったところで、曲の再生がスタートする。遅いのである。しかも、CDを差し替えるためにトレイをオープンしようとすると、これまた遅い。10秒ぐらいかかるのである。CDを変えながら色々な曲を聴いていくテンポが極めて遅くなる。一体全体、何でこんなに遅いのか!

そして、トレイの開閉がリモコンで出来ないところもやっかいである。リモコンで出来るのなら、トレイを開けながらプレイヤーに近づいていけば多少なりとも効率が上がるのだが、残念ながら、トレイは本体のボタンでしかオープンできない作りである。必ず、本体のところまで行ってからでないとトレイをオープンできない。これまた、一体どういう考えなのか・・・。

そして、まだあるのだが、機能が何もついていないのである。せいぜいRepeatしかついてない。せめてプログラム機能をつけて欲しかった・・・。例えば、バーンイン用のCDをかけるときなど、特定のトラックだけをリピートしたいことがあるのだが、プログラム機能が無いので、1曲のみのRepeatしか出来ないのである。昔のSONYのプレイヤーといえば、過剰なぐらいに機能が搭載されており、高級プレイヤーでも、DISCごとのプログラムをメモリーさせるなどの機能がついていたものである。これがまた使ってみると便利で、私もずいぶん、お世話になった記憶がある。しかし、この最新のRシリーズのプレイヤーには何の機能も無いのである・・・!全く、伝統を無視した驚くべき所業と言えよう。

■八つ当たり■
正直、私はこのプレイヤーが好きになれない。上記のほかに重箱の隅をつついていくと・・・。

・リモコンが安っぽい。しかも、赤外線が届く角度が極めて狭い。正面に正確に向けないと反応しない。
・デザインと幅がTA-DR1と整合していない。奥行きが妙に長いし、幅は狭く、高さは高すぎる。音質上の理由らしいが、不恰好である。
・整合していないついでに言えば、なんとTA-DR1と、電源スイッチの感触まで違うのである。SONY設計者のかないまるさんに聞いたところ、「音質のために最適なものを選べば、アンプとCDプレイヤーで電源スイッチが違うのは当然のことです。」ということだが・・・。うーーーーーん。
・iLinkボタンがチカチカする。CDをローディングして、アンプ側のセレクターがiLinkになっていないと、本体のiLinkボタンがチカチカして不満を訴えかけてくる。・・・君は本当に人をいらつかせるのう。
・Displayモードが電源を入れるごとにリセットされる。Displayを消灯しても(消灯すると音質が明らかに良くなる)次に電源を入れると元に戻っている。

とにかく、音が悪かったら、絶対に買わないプレイヤーである。126万円もするのにESOTERICよりも大分軽いし。しかし、TA-DR1のパートナーはこいつしかいないので、しょうがなく使っている。ああ・・・別のプレイヤーに買い換えたい。

■結局・・・■
結局、2011年の3月をもって、私はこのプレイヤーを手放してしまった。使い勝手が悪すぎるのと、もはやCDプレイヤーの時代が過ぎ去りつつある、というのがその理由である。経緯は私のMajik DSのレビューを見ていただきたい。

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【SPEC】●D/Aコンバーター:SA D/Aコンバーター ●周波数特性:2Hz〜50kHz(SACD)、2Hz〜20kHz(CD) ●ダイナミックレンジ:110dB以上(SACD)、100dB以上(CD) ●全高調波歪率:0.001%以下(SACD)、0.0017%(CD) ●デジタル出力:i.LINK×1、光×1、同軸×1、バランスドデジタル×1 ●アナログ出力:1系統(ステレオ) ●外部入力:ワードシンク×1 ●消費電力:22W ●外形寸法:340W×140H×465Dmm ●質量:18.5kg