merlion
merlion
目下のセットアップ Audio Technica AT50ANV SAEC WE-407/23 SAEC WE-308SX Yamaha GT-2000X Audio Technica AT…

マイルーム

引越しました
引越しました
借家(マンション) / その他 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
また引越しました AT50ANV WE-407/23 GT-2000X Whest PS.30RDT Special Edition (Titanium) SCD XA5400ES Squ…
所有製品

日記

最新の日記
カレンダー
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

お気に入り製品

  • S1
    MAGICO

レビュー/コメント

SYSTEM-8
WILSON AUDIO
SYSTEM-8
¥3,885,000(税込)
発売:2006年7月
製品DBで詳細を見る
この製品にレビュー/コメントを書く
ほかのユーザーの登録・投稿を見る

いまさらですが

ご覧のように、まだ塗面の保護フィルムを張ったままで、我が家の新規導入品です。

発売からすでに10年近くなるスピーカーですが、X、M4マテリアルという樹脂製のエンクロージャーは、箱鳴りを抑えてユニットの音を出来るだけ正確に伝えるという、最近評判のSPにも通じる設計思想を持っていると思います。WP8の前はモニター・オーディオのPL300を使っていました。PL300もCPの高い良いスピーカーでしたが、低域がまとまらないため音場も音像もいまひとつ締まりに欠けているのが不満でした。綺麗な音には違いないのですが、中高音の躾に低音がついてこれないため立体感に欠けるというのが、贅沢なのですが私の感想でした。スピーカーの位置を調整しても変化が乏しく、どこがベストポジションなのか良く分からないというのも不満でした。もちろん部屋、そして私の耳が大問題なのは言うまでもありませんが。

長期在庫放出の話が行きつけのショップからあり、そこは私が愛用しているオーディオ・リサーチ(ARC)の代理店でもあるのですが、WP8のオーディションを重ねました。PL300のときはアンプのせいかとも考えたのですが、WP8+ARCでうちとは比べようもない整然とした音場にノックアウトです。ARC本社のリファレンス・スピーカーが以前はウィルソンであったこともあり(今は同じPEファンドの傘下に入ったソナスのはずです)、当時の純正組み合わせとしてWP8の採用となりました。

放出の話は昨年8月にさかのぼり購入を決めたのは9月なのですが、仕事が忙しく実際に我が家に搬入してセットアップしてもらったのはクリスマスの直前でした。さて実際に鳴らしてみると、新品なのでエージングは今も進行中ですが、奥深く左右に広がる精緻な音場とリアルな音像は、さすがに長年改良を加えられた優秀機という感じです。PL300の時には、導入時のレビューで85点としたのですが、今回は95点です。マイナス5点は、最近たまたま耳にしたMagico Q5+Soulutiuonの組み合わせにクラクラしたためです。面白いのは、マジ・ソリュの組み合わせで、小音量時の機械を完璧に忘れさせるようなイリュージョンの美しさにタマゲタのですが、一方でちょっと綺麗過ぎという気持ちも沸きました。その5点ならWP8の使いこなしで別の楽しみを見つけられるような気がしています。WP8の「その気にさせる」ことをPL300では感じることがありませんでした。

これもよく言われる、セッティングへの反応が敏感というのは、本当にその通りです。WP8のマニュアル(http://www.wilsonaudio.com/pdf/manual_wp8.pdf)は全体で74ページもある大作ですが、これを読むだけでもルームアコースティック、スピーカーの設置の考え方がよく分かります。要はいかにきちんとスピーカーを設置するべきかをルームアコースティックの理論から始めて解説しているマニュアルです。どこかのレビューには、このマニュアルでスピーカー設置のノウハウを獲得できると書いてありました。それであればマニュアルどおりに設置すればベストな音楽を楽しめるはずですが・・・。そうはいかないのが、オーディオであり、ルームアコースティックの難しいところでしょうか。ただしWP8は僅かな変化を私の駄耳にすら分かるほど音に反映してきますので、少しずつ角度を変えたり、壁からの距離、間隔を変化させて、その時の自己マン度を高めることが可能です。スピーカーそのもやユニットの位置を数ミリ単位で調整するということを雑誌で読むことがありますが、WP8はそれを楽しむことが出来るスピーカーだと思います。

Wattはもともと可搬モニターですので、反応の良さや音の聴かせ分けが上手いのは当然かもしれませんが、その性格をより先鋭化させている要素はエンクロージャーという気がします。TweeterはFocalの古いチタン逆ドームで帯域を欲張らず可聴帯域内での質を追求したものと感じます。なので目が醒めるようなワイドレンジではないのですが、リスナーを音楽に引き込むパッションを感じます。中域を含めてモニタースピーカー的なシッカリした音のコンストラクションに安心できる上に、音のパッション、チャームがあるように私には聴こえます。ワイドレンジという意味ではPL300のC-CAMリボンの方がはるかに上ですし、全てのユニットもWP8より新しいわけですが、WP8ほどに楽しい音が出なかったは私の腕が悪いのと好みの問題でしょうか。マジ・ソリュの音に度肝を抜かれた自分を考えますと、過渡特性が良くダイナミックレンジの広いスピーカーが合っているのかもしれません。

Puppyはまだエージング中のせいか、正確な低域の音階を聴かせるものの、鳥肌が立つような凄みはまだこれからのように期待しています。オーディションした時の最初の印象は、PL300と一線を画す低域の正確さでした。実際にリスニングを重ねますと、中高域の美味しさにを引き立てるダシの味という感じです。

すでにWPの名前を継承するSashaも2代目となり、もっといいスピーカーも沢山あるでしょうが、一緒に遊んでいたいと思わせるWP8です。

レスを書く

レスするにはログインする必要があります。
ログインする

【SPEC】●ドライバーユニット:2.5cmチタントゥイーター、17cmミッドレンジ、20cmウーファー ●能率:92dB(1W @1m) ●インピーダンス:4Ω ●外形寸法:311W×1022H×470Dmm ●質量:77kg