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<最新自己紹介> 2019.6.8 色々あってなかなか大変な日々です。 日々成長する息子と遊ぶのが一番の楽しみです。 2018.8.1 久々に写真を設定しました。宿舎前の田んぼから青…

マイルーム

家族で音楽に浸れる空間を目指して
家族で音楽に浸れる空間を目指して
持ち家(マンション) / リビング兼用 / 16畳~ / 防音なし / スクリーン~100型 / ~2ch
<最新マイルーム> 2019.6.8 大幅に変更しましたが… トランスポート:?、?、? DAC:?、?、? プリ:?、? パワー:FM411 スピーカー:? 2018.8…
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804 Diamond
B&W
804 Diamond(800 Series Diamond)
¥546,000(税込)
発売:2010年4月
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好い音 良い教材

 導入後4ヵ月近く経過し、音も落ち着いてきたのでB&W 804Diamondのインプレを行いたいと思います。文章が冗長になるため、断定口調で記載しておりますが、あくまで個人的感想ということでご覧いただければと思います。


1.サウンドについて
 B&W 800Diamondシリーズは今更言うまでもなく、音場型のスピーカーである。
 ダイアモンドトゥイーターは音の広がり方が独特で、透明で爽やかな音の粒子がフワ~っとどこまでも広がって行く。音場はスピーカーとスピーカーを結ぶ平面から後方に展開される傾向で、前後左右上下共に広大に広がる。そのため、スピーカーの存在を消したい、3次元的な音場空間に包まれたいという目的を持った人には非常にマッチするだろう。

 逆に、音色はいかにもモニタースピーカーといった風情であり、至ってノンカラーレーションである。味や色気といったものは一切感じられない。そのため、音色を重視する人にとっては「何の面白味もない高域のキツいヒステリックなスピーカー」と捉えられることもあるかもしれない。良くB&W 800Diamondシリーズは万能の様なイメージを持たれるが、評判が良いからといって無闇に導入すると面白味を感じられずがっかりする可能性もある。そういう意味では、私がこれまで使用していたKEFのRefシリーズの方が音色にも魅力がある分、万人向けな機種だと思う。

 私はダイアモンドトゥイーターの透明な音に魅入られて804Diamondを導入してしまったのだが、これまで使用していたKEF model201/2と比較すると、こと音色に関してはどうしても硬さ・ある種の機械臭さを感じる場面もある。ボーカルのしっとりとした質感や温かみについてはKEF 201/2の方が好印象。(音色以外については、私が201/2を碌に使いこなしていなかったため比較は出来ない)


2.他機との比較
 804Diamond導入にあたっては、ダイアモンドトゥイーターを搭載した機器を比較試聴して選定した。以下に試聴した各スピーカーの印象を、804との比較を交えて記載する。

視聴環境
首都圏のオーディオ専門店数店
主な使用機器
EsotericのCDP(K-01,K-03)とAccuphaseのプリ(C-3800,2820,2420)パワー(A-60,A45)ケーブルは不明

804Diamond
 「拙宅(10畳リビング)で使用する」という条件において一番マッチすると感じたスピーカー。フラットな帯域バランスと程良い厚みを持った中・低域が魅力。筐体もコンパクトで動かしやすく、設置面積は805と同一なため設置しやすく威圧感も放たない。コンパクトな割に低域もかなり出る。但し、低音の量感は筐体サイズによる限界があるため、ゆったりとした沈み込む低域というよりも制動された弾む低域になる。

Avalon Diamond
 804のダイアモンドトゥイーターの透明感に木の質感と温かみをプラスしてスケールを大幅アップさせたスピーカーで、完全に私の好みど真ん中。全てにおいて自然で安心して音楽に浸ることが出来ると感じた。

Signature Diamond
 他のB&W 800Diamondシリーズとは違う表現力を持ったスピーカー。2wayとは思えない程低域が出る。特に音量を上げた時に本領を発揮し、厚みを持った音が前方に放射され、スピーカー前方に濃い音場空間を形成する。試聴した中では、一番音楽を積極的に楽しめる印象を持った。逆に音量を絞ると魅力が薄れ、魔法が解けるような感覚を覚えた。

802Diamond
 帯域バランスが良く、スケール感も大きい。低域はエネルギーに満ち溢れ、視聴時に組み合わせたアンプでは制動も良く効いていた。音が前に出て来るため積極性も出ており、音場についても奥行方向が804より広くなる。804のスケールアップ版と感じた。部屋が大きく、スペースさえ取れるならこちらを選んでいたと思う。この出来でこの価格なら、なるほど売れるだろうと納得してしまった。

803Diamond
 804よりゆとりが出来てやや低域寄りのバランスで、バランスの良さなら804の方が上だと感じた。ゆったりとした低域を活かしたい方向けか。拙宅では低音が飽和しそうな恐れを抱いたため断念。

805Diamond
 個体差かもしれないが、高域の透明感・滑らかさは804よりもやや上に感じた。中域は804に比べて厚みがない。2wayにしては頑張って低域を出しているが、同じ2wayのSignature Diamondと比較しても圧倒的に寂しい。スタンド込みだと占有スペースは804と全く同じなため、低域の差が気になった。


3.使用感
 使用時間僅少の中古品を導入したため、最初はツイーターの音がカサついてキンキンし、ウーハーの動きも悪く低域が出なかった。ツイーターは導入後1か月程度でキンキンしなくなり、2か月程度で滑らかになった。ウーハーも概ね2か月で動く様になったと思っていたが、ある方にまだウーハーの動きが悪いことを指摘していただき、チェックCDの超低域18Hzを何度も再生することで大幅に改善された。現在、変化は緩やかになったがどちらもまだまだエージングで良くなる気配を見せている。

 セッティングについて、804は音場型のスピーカーのため、周囲のスペース、スピーカー間隔は重要だ。拙宅では部屋を横使いし、周囲スペース・スピーカー間隔を出来るだけ取るセッティングにしている。804は27kgとトールボーイにしては軽量で一人でも動かすことが可能なため、セッティング変更がし易いこともセールスポイントである。振り角については、当初平行配置にしていたが、内振りにしても音場感が損なわれないため個人的には内振りの方が良いと感じた。

 足元のセッティングについては、個人的には付属のゴム足は罠だと思う。スパイク受けを購入していなかったため、導入当初はフローリングに傷がつかないように付属のゴム足をつけていたが、低域がはっきりせずボワついた感じになってしまった。付属スパイク+スパイク受けに変更すると低域のボワつきがなくなって更に低い低域が出るようになり、全域でS/Nと定位が良くなった。


4.まとめ
 ダイアモンドトゥイーターの透明な音に惹かれて導入した804だが、使用してみて分かったことは非常に勉強になるスピーカーだということだ。もともと色づけがなく、セッティング、足回り、ケーブル等の変更に素直かつ敏感に反応してくれるため、自分が打った手に対する効果が分かりやすい。また、重さも軽量なので動かすのが億劫にならない。初心者の私にとって、オーディオの勉強をするのに最適な教材となってくれている。

 導入して4か月近くになり、色々と手を入れて来たがまだまだ底を見せていない。これからどう成長させていこうか、今後も楽しみだ。

レス一覧

  1. byzyan at2012-10-24 23:21

     kanataさん、はじめまして。804Diamondのレポートありがとうございます。最近、私もこのSPを聴き、とても興味がありました。感想はレポート通りです。中低域の厚さとダイアモンドツイーターの能力の高さに、一気に候補入りです。
     
     ただ、短時間の試聴だったのでよく言われるモニターライクだとかはわかりませんでした。
     
     試聴したときに、ここ最近のSPは非常に高域特性がよく、また高域が伸びるから低域も伸びると説明を受け、実際に我が家の10年以上選手のSPも音が詰まっているかのようにDSの性能を十分に出せてないようなきがしています。ディナウディオでもサファイアが出てからは旧コンフィデンスを聞くとツイーターから音が出ていないんじゃないかというような話も聞かれました。

     しかし、このレポートでもっと気になるのはKEF。実は昔、カーオーディオでKEFのユニットを新空管ハイブリットのアンプで鳴らしていまして、そのときの音が忘れられないんです。ですのでそちらの方も候補に入れさせていただきます。

     勝手ながらお気に入りに登録させていただきます。今後ともよろしくお願いします。

  2. bykanata at2012-10-26 21:18

    zyanさん、はじめまして。
    レスありがとうございます。

    同じ印象を持っていただいたようで嬉しいです。
    804Diamondはサイズの割に価格が高いので、800Diamondシリーズの中でも人気がない様な気がしますが、普通の家のリビングでも鳴らせるこのバランスは他では得難いものです。
    中低域の表現が気に入ればオススメできます。

    KEFのリファレンスシリーズは本腰を入れて使いこなしてやれなかったので、あまり多くを語れません。
    私には基本能力が高いにも関わらずそれを前面に押し出すことなく、ほんのり暖かい味付けで包んでくれるように感じました。
    モデル末期だとは思いますが、その分価格も低くなっておりお得ですよ。
    但し、トライワイヤリングですので、ケーブルに拘るのでしたら相当の出費を覚悟して下さい;^_^A

    こちらもお気に入りに登録いたしました。今後ともよろしくお願いします。

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【SPEC】●構成:3ウェイ・バスレフ型 ●ユニット:25mmダイヤモンド・ドーム・トゥイーター、150mmウォーブン・ケブラー・コーンFSTミッドレンジ、165mmロハセル・コーン・ウーファー×2 ●再生周波数帯域:-6dB @ 30Hz〜33kHz ●感度:90dB(2.83V,1m) ●高調波歪率:<1% 90Hz〜100kHz、<0.5% 120Hz〜100kHz ●公称インピーダンス:8Ω(最低3Ω) ●クロスオーバー周波数:350Hz、4kHz ●外形寸法:238W×1020H×351Dmm(スパイク除く) ●質量:27kg