kanata
kanata
<最新自己紹介> 2019.6.8 色々あってなかなか大変な日々です。 日々成長する息子と遊ぶのが一番の楽しみです。 2018.8.1 久々に写真を設定しました。宿舎前の田んぼから青…

マイルーム

家族で音楽に浸れる空間を目指して
家族で音楽に浸れる空間を目指して
持ち家(マンション) / リビング兼用 / 16畳~ / 防音なし / スクリーン~100型 / ~2ch
<最新マイルーム> 2019.6.8 大幅に変更しましたが… トランスポート:?、?、? DAC:?、?、? プリ:?、? パワー:FM411 スピーカー:? 2018.8…
所有製品
  • その他オーディオ関連機器
    日本テレガートナー M12 GOLD SWITCH
  • その他アナログプレーヤー/関連機器
    KLAUDIO CLN-LP200
  • ネットオーディオプレーヤー
  • パワーアンプ
    FM ACOUSTICS FM411
  • CDプレーヤー/トランスポート
    PHILIPS LHH700

日記

最新の日記
カレンダー
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

お気にいられユーザー

レビュー/コメント

AK120-64GB-BLK
IRIVER
AK120-64GB-BLK
直販サイト価格¥129,800(税込)
発売:2013年6月上旬
製品DBで詳細を見る
この製品にレビュー/コメントを書く
ほかのユーザーの登録・投稿を見る

1に携帯性、2に音質

2013.6.27記述

もともと気にはなっていたのですが、発売直後に在庫があったため長期出張の渇きを癒すため購入してしまいました。
私は3年前まではヘッドホン派でしたが、最近のヘッドホン・イヤホン・ポータブル市場には疎いです。あくまで据置SPシステムメインの人間が通勤用としての用途のみを考えたインプレと思って下さい。
現在の使用時間は50時間程度、エージングは10時間程度で初期段階を抜けて、その後は安定してあまり違いは感じていません。



1.AK120という製品の解釈

このDAPはとても立ち位置が微妙で、人によって評価がかなり変わってしまう製品だと感じる。その一番の原因は128,000円という価格だ。
正直言ってスペックだけを単純に見ると高いと思う。iPodを持っている人間から見るとこの価格なら2段3段の高級ポタアンを組み合わせた運用が可能であるし、単体DAPではHM-901というスペック上は明らかに上位の製品が同価格帯に存在する。(未聴のため音質比較は出来ません)
従って音質のみを考えた場合、コストパフォーマンスが良いとは感じにくい。


しかし、視点を変えてやると魅力的な製品になる。一番のセールスポイントはその小ささによる携帯性の高さだ。

私は3年前はiPod+iQubeを使用していて音質には満足していたがその大きさによる携帯性の悪さに挫折。割り切ってその後の2年間はiPhoneのみの運用。今春に音質が諦めきれずHP-P1を導入して2段生活に出戻りしていた。しかし、やはり2段は大きい。胸ポケットに入らないため満員電車の中では満足に使えず、折角の高音質が発揮出来るシチュエーションが限られしまい不満を募らせていた。
これらの経験から、私はポータブル環境は音質よりも携帯性が重要という考えとなっている。
携帯性を重視したいが音質も捨てたくないという考え方にこの製品はドンピシャなのである。

また、ソフト的な仕様も魅力的だ。
まずクラシックメインの私には必須のギャップレス再生機能が付いていること。据置のネットワークプレイヤーでもそしてDAPでもなぜか驚く程ギャップレス再生が可能な機種は少ない。
そしてDSDを含む全てのフォーマットに対応するという点も使用者の自由度を高めるという点で嬉しい点だ。


この様に、携帯性を軸とした総合力という点でこの製品を見直すと、価格は高いがなるほどその価値もあるのかな、という評価も出来るのではないだろうか。



2.音質

それでは音質についてインプレを行う。

現環境
AK120 → AUDIOTRAK SR1 → SHURE SE535



旧環境(比較対象)
iPod Classic → VentureCraft V73J2AK → Fostex HP-P1 → AUDIOTRAK SR1 → SHURE SE535



基本的に旧環境であるHP-P1との比較論になっているが、私個人の好みによる評価や拙宅据置システムを基本とした評価も加味したものになっている。ご容赦いただきたい。



音色はカッチリとしていて暖かくも冷たくもない、ニュートラルな傾向だ。真面目な日本的音作り(メーカーは韓国だが)で、据置で言うとアキュフェーズの様な傾向だと感じる。いや、アキュフェーズよりも更に遊びがない感じか。メーカーとしての音作りを全く考えず、素のままを出そうという意思が感じられる。個人的には下手に音作りをするよりも好印象だ。

帯域バランスはフラットだ。低域が厚めだという評をどこかで見たが、私はあまり感じなかった。むしろクラシックを聴くのであれば物足りない位だ。しかし、HP-P1との相対的な評価となると低域が厚く(特に響きが厚い)沈み込みもよい。

しかもこの低域の表現力がとても良い、これは特筆すべき点だと思う。低域だけではないのだが、このDAPは音像の芯から倍音や響きに至るまで潰れずに丁寧に滑らかに表現出来ている。特に弦楽器の低域やピアノの低域の表現力はとても良く感じた。

音の線は細めだが芯はキッチリとあり、細すぎて芯がやや物足りない感覚ではない。個人的には太さは良いがもう少し厚さを感じさせてくれると尚良い。

倍音成分や空間の響きも豊富に再生出来ており、HP-P1と比較して音場はかなり広く感じる。左右のセパレーションも良く、音場の広さに一役買っている。流石はデュアルDACだ。

HP-P1との大きな差は背景の静寂性で、音場の見通しが良く音像がより鮮明に浮き上がる。また、解像度や音の分離もすこぶる良い。かと言ってエッジを立てて無理に解像感を演出しようとしている感覚もない。


ここまで褒めてばかりだが、欠点もある。
一番気になるのは音がカッチリとし過ぎていてしなやかさに欠ける点だ。細部を潰さずに滑らかに表現する力があるのだが、カッチリしている音のためどうしても音が縦割りになってしまい有機性を感じられない。音楽よりも音を聞いてしまいがちになる傾向だ。ただ、この点は私のケーブルSR1も影響している様な気がしている。ゆくゆくはよりしなやかで有機性を感じられるケーブルを吟味して変更したい。
また、これは好みの範疇だがあまりにフラット過ぎる。もう少し低域と中域を盛った方が全体的に安定感が出て音楽が楽しく聞けると思う。だがこの商品のコンセプトが「持ち運べるモニタリング環境」なのでこれはただの難癖か。



3.使用感

ここまで2週間使用してみて概ね満足出来る使用感である。一度もフリーズやバグには遭遇していない。安定性は合格点を与えられる。

タッチパネルは小さめでレスポンスもやや悪く、iPhoneの様にスクロールもサクサクとは行かないがストレスが溜まる程ではない。ただ、左上の戻るボタンが押しにくく、しばしば誤って違う操作をしてしまうことがある。

横から突き出しているボリュームは、胸ポケットに入れる私の使用方法ではロックしなくても一度も誤作動を起こしたことはない。ただしダサい。

iPhoneと違って側面の物理ボタンで再生、一時停止、曲スキップが可能なのは個人的には嬉しい点。

付属の本革製カバーは質感も良く、手にも馴染み易い。



4.まとめ

纏めると、この製品は音質という一点のみで考えるのではなく、音質プラス携帯性・ソフト的な対応力の高さ・操作性という総合力で考えてやるべき製品だと感じた。そして、その総合力に価値を見いだす人間ならば導入しても不満はないのではと感じる。それほど音質も良い。

最後に、この製品は音質傾向にせよ、総合力を売りにする製品作りにせよ、いかにも日本のメーカーが作りそうな製品なのだが残念ながら日本のメーカーの製品ではない。私が無知だからかもしれないが、現状このレベルで高い総合力を誇る製品は他に見当たらないため、今後日本のメーカーにも頑張って対抗商品を作って欲しいと思う。特に音作りを放棄した製品であるため、上手い聞かせ方をしてくれるものが対抗商品としてあると個人的に嬉しい。○ニーさん、いかがでしょうか?

レス一覧

  1. byキングジョー at2013-06-30 11:22

    kanataさんこんにちは!

    今の私のポータブル環境がまさしくiPod nano/touch + HP-P1です。最近ちょうどポータブル環境をもう少しなんとかと思っていて、このAK120には興味を惹かれています。

    私も通勤&出張でポータブルが必須なのですが、最大の難関はやはり携帯性でして、音を優先で考えるなら本当はもう1段くらい積みたいのですが…iPod + HP-P1の2段が私には限界。

    一方、Apple製品でそろえて行くと、携帯・ホーム&ポータブルオーディオの音源管理が全て一元化されとにかく便利ですし、機能・操作面でも言うことなし。なので、これ以上手間や不便さが少しでも増えるとイヤだなあというのもあります。それに加えクラシック聴きの者からすれば、ギャップレス再生ができないというのはもはや音質以前の問題(!!!)でしたので、他に選択肢がないという状態でした。

    そこで最近はカスタムIEMに傾きだしていましたが(というか今制作中)、最近このシリーズが機能向上したと知り、興味を惹かれている次第なのです。

    お気づきの点がありましたら、今後も日記などに感想をアップしていただけると幸いです。

    P.S.マイルームの写真拝見しましたが、部屋横使いに戻されたのですか? 何も知らぬ者が無責任なことをいい僭越ではありますが、フロント面の反射音の制御がやや難しくなるとはいえ、お部屋のレイアウトを拝見するにつけ、横使いの方が直感的にいい感じがしておりました。蛇足を申してすみませんでした。

  2. bykanata at2013-07-03 08:05

    キングジョーさん、おはようございます。
    レスありがとうございます。


    >今の私のポータブル環境がまさしく…

    同じ様な状況なんですね。HP-P1はとても良い機種だと思います。初めて使用した時はポタ環境でここまで空気感が出るのかと驚きました。帯域バランスも良好で安心して使えます。流石はフォステクスですね。

    >最大の難関はやはり携帯性でして…

    おっしゃる通り携帯性は通勤使いにとっては重要です。私は2段でもなかなか使用し辛かったです。ですので3段で運用している方の情熱には敵わないなぁと思ったりします(笑)

    >Apple製品でそろえて行くと…

    とても同意出来ます。それがAppleの罠だと分かっていても一式任せると楽で良いですよね。DACやポタアンを積めば音質もいいし、携帯性だけが問題です。
    自分語りで恐縮ですが、私も半年前まではホームと携帯のファイル形式をALACに統一して運用していました。しかし、音質の優位性と汎用性を考慮してFLACにホームのファイル形式を変えました。それからホームではFLACを、携帯ではALACを使っていたのですが、やはり形式を分けるとリッピングにも時間がかかるし、保存容量も増えるし、とFLAC統一を目論んでいました。AK120導入の背景にはそんな事情もあったりします。

    >それに加えクラシック聴きの者からすれば、ギャップレス再生が…

    これも大いに同意です。本文でも書きましたが、なぜギャップレス再生の様な当たり前にあるべき機能がない機種が多いのか、呆れてしまいます。

    >そこで最近はカスタムIEMに傾きだしていました…

    いいですね、カスタムIEM!羨ましいです。どの機種にされたのでしょうか?やはり遮音性は抜群にいいのでしょうね。もちろん音質も。気が向いたらインプレ上げて下さい。

    >お気づきの点がありましたら…

    了解しました。先日某いいイヤホン屋さんでリケーブルを選び直して少しAK120に対する印象が変わったので、時間が出来ましたらその辺を追記しようと思います。



    >P.S.マイルームの写真拝見しましたが…

    わざわざそんな所まで見ていただけるとは、ありがとうございます。
    おっしゃる通り5月末に横使いに戻しました。TVの反射の影響とカーテンの吸音の影響という悪い点もあるのですが、やはり低音を主軸にした全体のバランスはこちらの方が勝っています。キングジョーさんの慧眼お見それ致しました。
    今後も意見交換させて下さい、よろしくお願いします。

  3. byキングジョー at2013-07-03 18:21

    こんにちは。

    まさしくApple縛りを受けている最中…現時点では私は脱出は難しいですね。iOS機/iPod nano等の非iOS機/Linn DS/PC全てで一元管理しようとすると、どうしてもALACになってしまう…。

    >カスタムIEM!羨ましいです。どの機種にされたのでしょうか?

    カナルワークスのCW-L51aです。割安でしたし、初めてでしたから日本メーカーがいいと思いまして。実際何度かメールで質問させていただきましたが、非常に丁寧な返事をすばやくしていただいてGoodです。ただ現在注文が集中しているようで、予定ではまだ一ヶ月以上先…。じれったいっす。

    >先日某いいイヤホン屋さんでリケーブルを選び直して少しAK120に対する印象が変わったので

    ぜひ宜しくお願いします!

    >TVの反射の影響とカーテンの吸音の影響という悪い点もあるのですが

    カーテンの扱いは難しいですね。インテリアとしては必須ですが、あれはまさに高域の敵…。お写真を見る限りでは、SP右側は直接壁紙になっているようですが、ここの左右非対称性をどう扱うかも知恵の使いどころと見ました。でも今のセッティングなら、音場の見通しはとっても良さそうですね!

    >今後も意見交換させて下さい、よろしくお願いします。

    こちらこそよろしくお願いします。

  4. byたいたい at2013-07-03 20:32

    kanataさん、こんばんは。

    こんなに便利なプレーヤーがあるのですね。

    デジタルデータの再生環境構築を視野に入れているのですが
    主なデータは電子音楽系のmp3であり、私にとってLINNのNAPが高価すぎると思っていました。

    そこで、iPod Touch+Lightning対応のDDC(どちらも未購入)からMcIntoshのプレーヤーにデジタル伝送すれば安上がりかなーと思っていたんです。

    AK120なら光デジタル出力でプレーヤーに送るだけなので更にシンプルに構築できそうです。

    使い勝手や音質の面で気になったことがあれば教えて頂けると幸いです。

  5. bykanata at2013-07-15 18:40

    キングジョーさん、こんばんは。
    レスありがとうございました。

    >まさしくApple縛りを受けている最中

    iPodなどのApple製品が一つでも入っているとそれでALACに縛られますからね、なんとも小憎らしいメーカーです。しかし縛られるだけのメリットも提供してくれるので離れがたい、困ったものです(苦笑)

    >カナルワークスのCW-L51aです

    イヤホンには最近疎いので少し調べましたが、、、凄いのに行かれましたねΣ(っ゚Д゚;)っ
    今の所SE535で満足していますが、行き着く先はカスタムIEMなんだろうな。。。ポータブルも拘り始めるとキリがないので怖いですね。気がついたらUnityが買えそうな金額になってしまいそうだ。

    >カーテンの扱いは難しいですね...

    とりあえず音楽を聴く際には厚い方のカーテンは開けていますが、それでもかなり中高域を吸われます。困ったものですが、家族生活とオーディオの融合を目指すためにはこの配置なのです。

    >ここの左右非対称性をどう扱うか...

    鋭いですね。ご指摘の通り右の方が響きはあります(^^;
    出来ればボードを置いてルームチューニングをしたい所ですが、それは自己規制しているので有効な手段がありません。我慢しています。

    そして左の方が周囲のエアボリュームがあるせいか低域が沈みます。これはイコライザーでカットすることも出来ますが、カットしない方が低域の量感が出て良かったのであえてアンバランスにしています。


    殆どこの製品とは関係ないレスになってしまいましたね。
    AK120は約1ヶ月経った今でも満足しています。オススメですよ。

  6. bykanata at2013-07-15 18:52

    たいたいさん、こんばんは。
    レスありがとうございました。
    返信が遅くなり申し訳ありません。


    今たいたいさんの所有製品を拝見いたしましたが、既にAK120を購入してらっしゃいますね(笑)
    私はもっぱらポータブル環境での使用ですので、正直たいたいさんの意図している使用方法での感想は書けません。

    使い勝手で最近気になっているのが、スクロールです。
    本文では遅いが気にならないと書きましたが、ぶっちゃけ気になってきました(^^;
    スクロールの遅さは仕方ないと諦めるとしても、iPodやLINNのKinskyの様に右端にその頭文字までワープ出来る機能は付けるべきだったと思います。

    たいたいさんも気がついた点があれば、今後とも情報交換をお願い致します。

レスを書く

レスするにはログインする必要があります。
ログインする

【SPEC】●内蔵メモリー:64GB ●対応記録メディア:microSDカードスロット×2 ●周波数特性:20Hz〜20kHz(±0.02dB)/10Hz〜70kHz(±0.2dB) ●S/N比:113dB ●クロストーク:-128dB ●THD+N:0.0008% Typ ●クロックジッター:50ps ●IMD:0.0005% ●インピーダンス:3Ω ●インターフェース:USB 2.0端子/光デジタル入出力端子/ヘッドホン出力兼用光デジタル出力端子 ●対応フォーマット:FLAC/WAV/ALAC/AIFF/FLAC/WAV/ALAC/AIFF ●外形寸法:約59.2W×89.1H×14.4Dmm ●質量:約144g