正確には箱だけでオーディオアクセサリー 124号の記事に刺激され自作しました。
現在SCD-XA777ESをトランスポートとしてXP-DA1000を使っています。
はっきり言って18年程前のDAコンバーターなのでSCD-XA777ESのDACと比べて優位差はありません。
単にSCD-XA777ESの出力が1系統しか無いため2台のプリアンプに振り分けるのに使っています。
もっとも古くてもSCD-XA777ESより音が悪いと言うことは無く現在でも十分なレベルだと思います。
ただ、相性の問題か再生中にロックが外れ音が途切れてしまうことがよくあります。
今回この問題を解消しさらXP-DA1000の音質向上を目的にDSIXを導入しました。
プラグ、ケーブルも交換するとDSIX自体の性能が分らなくなるのでケーブルは現在使用中の物を切断して使い回しました。
使ったケーブルは根岸通信ZDGデジタルケーブルで三重シールドの特注品。
切断したところケーブルはApogee Wide Eyeの二芯シールドでした。
音調は癖のない可もなく不可もない普通の音。
このケーブルを使って作ったDSIXを接続したところ音調は当然変わらないですが、情報量が増え音の広がりが顕著になりました。
単体のケーブルの時よりメリハリが付き聴いていて何とも心地よい。さらに嬉しいことに音の途切れも殆ど無くなり安心して聴けるようになりました。
単体のSCD-XA777ESと比較してもXP-DA1000を通した方が音の歯切れ、広がりがいい。
もはやSCD-XA777ESだけでCDを聴くことは無いでしょう。
現在電源はNSIT-50Rを介しています。特に不満はありませんがオーディオアクセサリーでは12Vのバッテリーで駆動する記事もありましたのでそのうち試したいと思います。
また今度AES/EBU仕様のDSIXを作りSRC2496とDCX2496間に使ってみようと考えています。