LUXMAN
DA-200
¥155,400(税込)
発売:2010年11月
Onkyo DAC-1000と比べました。
ONKYO DAC-1000とDA-200を比較試聴しました。
プレーヤーは LUXMAN D-05, SONY 5400ES, SONY EX800、MacBookPro+PureMusic+HiFace2 96kHzUpSampling on 、アンプ;LUXMAN L-507f スピーカ B&W 805Dという環境でした。
DAC-1000は非常にすっきりした感じの音で、DA-200は響きが豊かで繊細とかなりキャラクターは違います。通常のCDを聞くのであれば、DA-200の方が好ましく、音としてはほぼ同等のDAC部を持っているD-05よりも多少良い感じがしましたがよく似た音(当たり前ですね)です。
ただ、送り出し側をPCのアップサンプリング済みの信号に変更すると、DAC-1000は一変します。非常に解像度が高く、透明感も高い。はっといきを飲むような音がでます。LUXMAN D-05程度のプレーヤーでは全く太刀打ち出来ないほどの音質です。DA-200も、さらに繊細に、解像度が高くなるのですが、DAC-1000程の感動はありませんでした。
ただ、通常のCDを聞くのであれば、かなり安価なCDプレーヤーでもDA-200はそこそこいい音(気持ちのいい音)になりますので、結局はDA-200を購入し、今は満足してますが、DAC-1000も追加しようか思案中です。
レス一覧
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byvanquishe at2011-03-07 15:08
初めまして、vanquisheと申します。
私が購入を迷っていた2台の比較レビュー、拝見させていただきました。
私は「PCのアップサンプリング済みの信号」をメインにしていますので、本レビューでDAC-1000の購入が確定しました。優柔不断な私の背中を押していただき、ありがとうございました(笑)
導入したら日記にアップしようかと思います。
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byDOCONO at2011-03-12 15:53
レスありがとうございます。
実は、私もDAC-1000、購入してしまいました。
私の環境では、DA-200は響きが豊かすぎる、というか、低域の締りがもう一つに感じ、硬い感じがあったDAC-1000を試してみましたら、かなりいい感じになりました。
うーん、なかなか試聴しても部屋の環境や、スピーカー、アンプなどが異なると難しいですね。
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by正義 at2011-05-26 07:27
こんにちわ。初めまして。
PCオーディオ初心者の正義と申します。
Phile webをのぞいていたら、興味深いコミュニティを見つけレスしております。
現在、MacBookPro13+iTunes+PureMusicを使用して、デスクトップSP(KRIPTON KS-1HQM)を寝室で鳴らしておりますが、半年以内には、リビングもPCオーディオにと考えております。
その際DACは1000とBabyFaceのどちらかを考えており、まさにDOCONOさん
所有の機種と同じで、たいへん参考にレビューを読ませて頂きました。
そこでなんですが、DOCONOさんが書かれている・・
(ただ、送り出し側をPCのアップサンプリング済みの信号に変更すると、・・・)
とはどういう事なんでしょうか? Macで何か設定するのでしょうか?
私は、CDやハイレゾ音源をiTunesで取り込んで聞いておりますが、
なにぶんPCオーディオ初心者なもので、まだまだ解らない点も多く、
よろしければご教授いただけますと幸いです。
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byDOCONO at2011-05-26 09:34
初めまして
私とほぼ同じPCの構成ですね。
送り出し側をPCでアップサンプリング、というのはソフトを用いて、44.1kHzのCDの信号をアップサンプリングし、 88.2,176.4kHz,96kHz,192kHzなどの信号にするという機能です。
PureMusicにはその機能がついています。ただし、設定できる周波数は受け手側の対応サンプリング周波数のみに制限されます。
DAC1000は、USB出力の場合、96kHz,192kHzのみの対応となり、PureMusic側の設定もその周波数しか表示されなくなります。
BabyFaceでは、ほぼ全ての周波数に対応しておりますので、44.1kHzの整数倍の設定が可能です。
BabyFaceを用いる場合には、192kHzや96kHzにアップサンプリングすると、かえって音が悪化するように感じ、行うのであれば、整数倍、つまり88.2kHz、176.4kHzにした方が結果が良いです。
Dac1000では、CDのリッピングデータを生でつまり44.1kHzのサンプリングのまま出すより、PureMusicを使って192kHzにアップサンプリングしてから出す方が良い結果になると感じます。
設定方法は、PureMusicのメニューからAudioSetUpを選び、出力デバイスをBabyFaceなどに設定。更にサンプリング周波数を好みの周波数にあわせ、設定画面の一番下にあるClick to apply changesという長細いボタンを押すとPureMusicが再起動して、設定完了です。
手軽さや使い勝手は圧倒的にDAC1000です。音質はBabyFaceが一歩上を行く印象です。ただし、付属のブレイクアウトケーブルはXLR出力のみでその点を考慮する必要があります。DAC1000でもRCAとXLRを比べるとXLRの方が良いような感じです。またDAC1000ではDAC内で2倍、4倍にアップサンプリング処理が出来、これもかなり効果的です。
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by正義 at2011-05-26 10:46
詳しくご説明頂き大変助かります。
PureMusic自体もともと英語での表記なので今一よく解っていないのが
本当の所です。
設定は何となく、そうかなと思って(SPのDACが96kHzまで対応)96kHzに設定
しておりますが、後(Limit Rateとか)は触らなくていいのでしょうか?
Input Deviceは?
ほんと日本語の説明書があると、安心して使用できるんだけど・・・
あともう一つなんですが、Flac Fileの再生の仕方をご存知ですか?
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byDOCONO at2011-05-27 00:03
Input Deviceというのは、録音、もしくはPCに外付けの機器のデジタルアウトやラインアウトを再生するための設定だと理解しています。例えば、CDPの光デジタルをMAC(MacProなど)の光デジタルインに入れる、などの設定と思えば良いのではないでしょうか。私は使った事はありません。
FlacをPureMusicを使って再生するには、
iTunesの環境設定から詳細を選び、『iTunesメディアフォルダを整理』と『ライブラリに追加時にファイルをメディアフォルダにコピーする』のチェックを外します。その上で、PureMusicのメニューから、AddFlac/convert sample rateを選び、出てきたwindowのAccess FLAC files from iTunes library to play in PureMusicとAll dragged tracks are part of the same albumのチェックを入れて、そのウィンドーにアルバム内のFLACファイルをまとめて一遍にドラッグします。すると、FLACファイルがApple losslessとiTunesに認識され、再生できるようになります。
結構便利です。
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by正義 at2011-05-27 06:22
へ〜そうやってやるんですね。
早速やってみます。
ほんとうに助かります。
ありがとうございます。
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【SPEC】●デジタル入力:USB、同軸、光 ●デジタル出力:同軸、光 ●アナログ入力:RCA×2 ●アナログ出力:RCA、XLR、ヘッドホン ●周波数特性:デジタル入力 2Hz〜45kHz(+0、-3.0dB)、アナログ入力 3Hz〜140kHz(+0、-3.0dB) ●全高調波歪率:デジタル入力 0.0009%(アンバランス)、0.0006%(バランス)、アナログ入力 0.003% (1kHz) ●SN比:デジタル入力 119dB、アナログ入力 103dB ●消費電力:11W ●外形寸法:364W×81H×279Dmm ●質量:5.1kg