マーサ君
マーサ君
変則6畳茶室で大型スピーカーを鳴らし、15畳洋室で小型スピーカーを鳴らす絶対評価基準天の邪鬼的オーディオファイル

マイルーム

まさに、一喜一憂。発展途上。一歩前進、二歩後退!
まさに、一喜一憂。発展途上。一歩前進、二歩後退!
持ち家(戸建) / 書斎兼用 / その他 / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / 8ch以上
15年以上真空管プリメインアンプを愛用してました。ラックスマン、ユニゾンリサーチの真空管アンプを愛用してきました。特にウエスギアンプには驚愕。(下の写真は途中参加のUT-50。極めて美音でした(^_^…
所有製品

日記

レビュー/コメント

UT-50
¥525,000(税込)
発売:2002年9月下旬
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銘真空管が奏でた艶ある音色溢れるプリメインアンプ



「英タンノイ社のレファレンス機」

恰好の宣伝文句だ。
真空管プリメインアンプでライン専用。
デザインもエソテリック社の手が加わったのかウエスギらしからぬものがある。パイロットランプがブルーなのもちょっと粋だ。

1980年代に生産されたGE製真空管を贅沢に使う。

その音色たるや「タンノイのスピーカーのための音」といっても過言では無いほど美しく、かつて上杉佳郎氏が嫌っていた「刺激的な音」は皆無である。中域の適度な温度感、低域のほどよい広がりに支えられ、高域は上にクリアーに伸びてゆく。実に美しく聞く度にため息がもれるほどだ。ハムノイズは全くしない。設計の良さが抜群なのだろう。
艶に溢れ、ここまで綺麗にクラッシックを鳴らせるアンプも少ないと思う。

音のリアリティは抜群で、実に生々しい。ヴォーカルの口が目の前にフッと浮かび、その唇の濡れた感じに幾度もゾクゾクっとさせられた。

その後幾年か使い、真空管を交換した。

GM製6L6GC 4本
SIEMENS製ECC82 4本
交換だけで約10万円。


真空管を交換しても、真空管アンプ特有の「サー」というノイズは減らなかった。
このUT-50は音質を犠牲にしなかった反面ノイズレベルが高い。実際、「サー」というノイズの大きさにたまに驚くことがある。狭い部屋で、深夜のリスニングでは特に気になる。
しかし、そんなノイズなんてどうでもよくなる。再生する音楽さえ限ったらUT-50は楽器にさえなるアンプなのだ。
やはりクラッシック(室内楽、宗教曲)再生時の音は筆舌に尽くしがたいほど美しいが、ジャズをやさしく聴きたい場合もすばらしい。
特に室内楽は、「完璧」という言葉を使うのを許してもらえるならまさに「一つの完璧な音の境地」へとさりげなく連れて行ってくれる。みずみずしさに身も心もとけそうになる。
そのさりげなさがメイドインジャパンだろうか。


ゴールデンコンビと言われるウエスギとタンノイ
もしクラシックファンで室内楽を愛するなら
ウエスギアンプUT-50で奏でられる弦の音は必聴である。

マッキントッシュユーザーとなった今でもあの

「ウエスギの艶」

は絶対に忘れることが出来ない。

レス一覧

  1. byakahanamizuki at2012-02-22 11:59

    マーサさん こんにちわ

    マーサさんがPM1のレビューで書かれている通り
    B&Wは「美女」系だと思うのですが、油断するとすぐツンツンするクールビューティーになりがちです。

    私としてはさわやかな春の微笑をいつも返してくれる癒し系美女がいつかあらわれて欲しいのですが・・・。

    上杉佳郎さんがsiganature diamondを評価してくれていたこともあって、いつか上杉さんのアンプで、上杉さんの好みの「美女」はどのような雰囲気なのか聴いてみたいと思っています。「キンキンとした女性ボーカルは好みません」と生前おっしゃっていられましたので・・・・・。

  2. byマーサ君 at2012-02-24 18:38

    akahanamizukiさん、レス頂き有り難うございます。

    もし「フックラした美女」がお好きならウエスギ+siganature diamondは最高かもしれません。クールビューティでもポッチャリ系ビューティーでもありません。フックラ系です。音のリアリティは鳥肌もので、スピーカーの中央に濡れた唇が見えるほどのボーカルがいとも簡単に再現されます。思わず持っていた荷物を落としてしまうほどの再現性の高さがあります。

    ウエスギアンプの恐ろしいことはSNが極めて高いことと、ハムノイズが皆無だと言うことです。まるで「石のアンプ」のような「静寂感」があるにもかかわらず、球の艶が漂います。「まあ、真空管アンプだからな、少々のノイズや使い勝手の悪さは仕方がない」なんていうことは一切杞憂に終わる高品位なアンプです。

    私が生意気にもウエスギアンプに別れを告げた理由はただ一つです。

    「もうすこし刺激が欲しい」

    上杉氏の好みどおり「キンキンした女性」は決して再現されません。
    「体かとろけそうな音」がするアンプです。
    タンノイとのゴールデンコンビでは至福の音楽鑑賞を味わいました。

    しかし、
    ウエスギアンプの音色は

    あまりにも
    あまりにも、、
    美しすぎて、
    美しすぎて、、、
    美しすぎて、、、、

    なにかもの足らなくなってしまったのです。
    まったく贅沢な話なのですが。
    m(_ _)m

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信頼性厚い真空管を搭載した管球式プリメインアンプ