doronpa55
doronpa55
学生時代から、『ステレオサウンド』誌などを横目に【Kenwood社 DPF-7002 → KAF-7002 → LSF-777】というシステム…これ割と良いです…で地味に音楽楽しんでいました。 が、…

マイルーム

マイルームは公開されていません

日記

最新の日記
カレンダー
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

お気に入り製品

レビュー/コメント

AKURATE 242 SE
LINN
AKURATE 242 SE
¥1,260,000(税込)
発売:2008年4月
製品DBで詳細を見る
この製品にレビュー/コメントを書く
ほかのユーザーの登録・投稿を見る

オーディオ沼の底は深い…

●これまでの展開 (Phile Webの『LINN社 Majik DSM』レビューを御覧下さい。)



[導入前のシステム]
player + pre-main amplifier 『LINN社 Majik DSM』
loudspeaker 『Kenwood社 LSF-777』

●火が付いたオーディオ魂を納得させるのは…?



 プレーヤ + プリメインアンプ、の役割を果たす、いわば現代の『Kenwood K's Esule (個人的に、2代目K’s (DPF-7002, KAF-7002, LSF-777、20年にわたって私の音楽生活を支えてくれた、初めてのオーディオです) と最後まで悩みました)』『LINN社 Classik』というべき『Majik DSM』
 便利さに惹かれて導入し、取り敢えず『LSF-777』と繋いでおりましたが、色々と問題点が出てきました。一つは、珍しいマルチビットDACから繊細かつワイドレンジな音を聞かせるDPF-7002、小型ながらも本格的なトロイダルトランスと温度変化に敏感な素子を使い優雅な音を聞かせるKAF-7002、これらが正に『LSF-777』という銘器を鳴らすべく完璧にマッチングされていたため、後から導入した『Majik DSM』(価格的には2倍以上…orz) が見劣りしてしまうのです。これには、LSF-777が極めて低能率でドライブしにくいこと、(想像ですが) KAF-7002が若干ラウドネスを掛けて低音を補っていること、などの理由もあるのですが、それにしても20年後に2倍以上の価格を投入して導入した機器が、既存の機器に負けてしまう…というのは如何とも我慢しがたいものがあります。
 …が、買ってしまったものは仕方がない、取り敢えず、次だ、ということで、スピーカー導入に舵を切ることとしたのです。

●ブックシェルフか、トールボーイか?

 スピーカ導入を決めたので、次なる問題は、ブックシェルフかトールボーイ (或いはフロアスタンド型) か、というオーディオファンにとっての永遠の課題。良く聴く音楽は大編成クラシック、が、たまに聴く小編成ジャズで『各楽器がピンポイントに定位し、金管やシンバルが煌めくような音を宙に舞わせる』のを再生するのが最大の快感、という相反する趣味を有するので、前者優先でトールボーイの大型機とするか、あるいは、後者の音場型を重視して小型のブックシェルフにするか…と心は千々に乱れます。
 『Majik DSM』を購入した店主さんからは、「これは『最高の小型スピーカ』で、もうオーディオとか忘れて『音楽を聴く』ためのモノ。オーディオに疲れてリタイヤ考えている人が、既存のシステム処分してMajik DSM と小型スピーカ買ってくことが多いよ」と、小型スピーカを勧めるアドバイス。ペナウディオのChasrismaか、余裕があればMagicoのQ1が最高、と。が、しかし、やっぱり一度は所有してみたいわけですよ、低音がガンガン鳴るような大型システム。都内の狭い部屋なので15インチウーファーを奢る訳にはいきませんが、それでもオーケストラを妥協せずに聴けるような大型システムが…
 という訳で、店主さんの諌言に逆らって、大型システムの導入を決意。トールボーイの方針に。

●LINNの3Kアレイ…あれ?安直??

 トールボーイと決まったからには、さてドレにするか? 有名どころだと、B&W 802-804 diamond、KEF Referenceシリーズ、など色々。が、10年前に一度だけ聴いた『LINN社 Komri』と『同 Ninka』の柔らかい音色が忘れられない… という訳で、白羽の矢を立てたのは『LINN社 Akurate 242SE』。都内某店に試聴に行くが… Akurate DS → Akurate Kontrol → Akurate 4200/1のLINN社フルシステムに繋がれたAkurate 242SEをワクワクしながら聴くと…『あれ? なんだこのぼやけた音は?』が初めての印象。直前に、同じシステムに繋がれたPiegaの煌めくような高域を聴いていたせいか、とりあえず高音が眠い。低音も引き締まっていなくて、ボワンとした感じ、ボーカルもばらけていて、定位がしっかりしない… って悪口ばかり書いていますが、とにかく印象悪かった。3Kアレイでピンポイント音源目指した、と騙っているのに、定位悪いってどーいうこと??
 ただ、演奏してても余裕みたいなものがあり、かつ端正な品の良さは感じられ、『こいつはキチンと鳴らせば化けそうな気がする…』という根拠ない大物っぷりだけは感じられた。

●何故か、買ってしまった…

 という訳で、あまり印象はよくなかった訳だが、中古品を漁っていると良いのがあったので、結局70万円で即決購入してしまいました。(当時は定価150万円、今は120万円台に値下げされているので、実はあまり得な買い物ではなかったのかも知れません。)
 音の印象はあまり良くなかったのですが、上品で音楽を楽しませる雰囲気があったこと、まだまだ鳴りそうな余裕が感じられたこと、あとオーディオファンの方には叱られそうですが「ユニットが全て金属メッシュで覆われていて、更にその上にマグネットで接着する便利グリルがついていて、誤ってぶつかったりしても大丈夫そうで、扱い易そう」てのも決め手でした。イタリアのSonu…じゃなく某社のスピーカとか、手前のスダレ様のグリル、全くユニット守ってないじゃん??と突っ込みいれてしまいそうになりますしね。

●導入して…



 待望の納品。黒い精悍なボディが素敵です。
 …で、まず『Majik DSM』+『Akurate 242SE』の組み合わせを考えてる方が他にいらっしゃったら、アドバイス。『この組み合わせは良くない、止めときなさい!!』
 純正のケーブルとスパイク受けを使用し慎重に設置、4つのスパイクそれぞれがネジで高さ調節出来るので、簡単に『ピターッ』と接地します。この安定感はたまりません。
 シングルワイヤで接続し、音だし…あれ? 低音がイマイチ。orz 高音は店で試聴したときと打って変わって上品に鳴り、3Kアレイの定位感・まとまりも出てなかなか良いのですが、低音が全くといって良いほど出ません。うん、聴いた感じとしては「3Kアレイで素晴らしい定位」+「低音が不足する分を中低域で補う感じ」=『高級なブックシェルフと変わらないじゃないかーーー!!?」としか言いようがありません。ボーカルの浮かび上がるような定位、バイオリンの弦の噎び泣くような響き、などは思わずうっとりしてしまいますが、オーケストラ聴くと低域の足りなさに泣きたくなってしまいます。低域に限れば、LSF-777の方が出ていたかも??とすら思ってしまいます。
 解決策、というには不完全ですが、このスピーカ−、後ろにはバイヤリングように5組の端子 (5way!!) と、更にその下に1組 "バス・ブースト" 用端子があり、これを使うと低域を強調することが出来ます。当面は、この "バス・ブースト" を使い、乗り切ることとします。副作用として、中低域が膨らんで高域にかぶってしまい、若干音が混濁する感がありますが…低域なし、よりは良いと思われます。


●という訳で、結論

 小型のプリメインで鳴らすにはイマイチ。上品そうに見えて、意外と贅沢モノです。

●次回予告

 …まぁ容易に読めると思いますが、パワーアンプ導入しかないなぁ…となるわけです。
 予算50万円で再開した筈のオーディオなのに、1ヶ月間で100万以上つぎ込んで満足出来ないとは…オーディオ沼の恐ろしさの片鱗を味わいました。

レス一覧

  1. bytake-bb at2012-10-27 06:23

    doronpa55さん

    はじめまして。take-bbと申します。
    LINN AKURATE242SE のレビュー拝見しました。
    結論にある『オーディオ沼の恐ろしさ』まったく同感です。
    でもそれがオーディオの楽しみでもありますね。
    困ったものです…

    私もLINNを使っていましたが、LINNならではのサウンド
    を持っていて、何故かフルリンシステムに向かう…
    聞き疲れのない大人し目のサウンドに感じていました。

    『オーディオ沼の恐ろしさ』を存分に体験してください。
    今後のレビューも楽しみにしています。
    よろしくお願いします。

  2. bydoronpa55 at2012-10-27 11:27

    >> take-bb
    『LINNの素晴らしさ』の片鱗を感じさせつつ、でも『オーディオ沼の深さ』も予感させる、という、正にLINNの狙い通りにはまってしまいました。
     近いうちに書き込みますが、実はこの2週間後にはKlimax Soloを導入する、という暴挙に出てしまいます。
     これからも宜しく御願い申し上げます。

  3. byアコスの住人 at2012-10-27 15:23

    doronpa55さんへ

     こんにちワ。  アコスの住人と言います (^O^)  宜しくお願い致します。

     出会いの印象が悪くても「コレだ!」と思えたヤツなら 生涯の友になれますね (^_^;)

     LINN家には アマリ縁がない私ですが・・・ レビューはドキドキしながら拝読いたしました。


     既にsoloを招き入れたの事・・・ k’sからの 見事なまでのジャンプアップですね (^ω^)  お見事!!


     solo導入のお話も 期待しています・・

     アコス・・・。
    .

     welcome オーディオの底なし沼に! 
    .

  4. byカイ at2012-10-27 18:46

    doronpa55さん、はじめまして。 “カイ”と申します。

    “Majik DSM”~“Akurate 242SE”ときて、そのまま“Klimax Solo”まで一気に
    導入されるなんて、スゴイですね!

    でも、そのお気持ちよく分かります(笑)

    お気に入りユーザーに登録させて頂きました。
    SPは違いますが、同じLINNユーザーとして今後とも宜しくお願い致します。

  5. byはやぶさ at2012-10-28 20:26

    doronpa55さん
    こんばんは。

    Akurate242は高域の繊細さと音数が印象的でした。
    色んなSPと比較したのですが好印象でした。

  6. bydoronpa55 at2012-10-31 18:13

    日記、以前より拝見しておりました。ピュアオーディオとAVを両立なさっている点や、もの凄い量のソフトを所有なさっていそうな様子など、楽しく読ませて頂いております。>>> アコスの住人 様
    LINNは、【DSという (特に曲の途中でCD入れ替えをしたくないクラシック視聴時に) すごく便利なソース】 と 【JBLやB&Wほどメジャーではなく、でもすぐに倒産して修理不能にもならなさそうなスピーカメーカ、出来ればmultiwayでユニットたくさん或奴が良い】という安易な理由で、入り口と出口、に採用してしまい、気がついたらシステム殆ど乗っ取られてた、という感じです。
    同じLINNユーザとしてよろしく御願いします >>> カイ様
    御褒めに預かり、ありがとうございます。ネットを参考にスピーカを選んでいて、意外に比較試聴記みたいな記事が少ないと思い、せっかく東京の秋葉原近辺という、比較試聴に適した環境に住んでいるので、頑張って書いてみました >>> はやぶさ様

    今後とも宜しく御願いします。

レスを書く

レスするにはログインする必要があります。
ログインする

【SPEC】●形式:5ウェイ・フロア型スピーカーシステム ●再生周波数帯域:49Hz〜33kHz ●使用ユニット(一本分):15mm/25mm/75mmドーム、160mmコーン ●インピーダンス:8Ω ●出力音圧レベル:87dB(1Wat1m,1kHz) ●外形寸法:210W×1000H×380Dmm ●質量:32?